ドローンのフライトにタブレットって使えるの?!iPad を使うメリット・デメリットは?
こんにちは。DJI認定ストア 東京虎ノ門の深澤です。
今回は「ドローン飛ばすときにタブレット使いたいんだけど、ぶっちゃけどうなの?!」という迷える子羊のみなさまに向けて、ドローンの操縦に iPad をはじめとしたタブレットを使うメリット・デメリットをご紹介いたします。
すでにドローンも対応したタブレットもお持ちで「すぐにでも使いたい!」という方は、タブレット活用キットがおすすめです。
ドローンもタブレットもこれからだけど「iPad が使えるならドローンをはじめたい!」という方は、DJI製ドローンに対応した iPad とお好みのドローン、タブレット活用キット を揃えていただければ、すぐに iPad を使ってドローンを楽しむことができますよ。
iPad・タブレットを
ドローン用モニターとして使うメリット
それでは、実際にドローンを iPad で使用されているお客様からのご意見をまとめてみました。
1. 画面が大きく、視認性がよい
正直に言いますけど、スマホって画面が小さくて見づらくないですか?
計器類やカメラ設定の数字なんて見えないですよね。。。
比較のため、iPad と iPhone をそれぞれ Mavic 2 用送信機に装着してみました。
ディスプレイ面積はおよそ4倍。
もう、見やすすぎて、見すぎに注意って感じです。
ドローン専用モニターの Crystal Sky よりも大きなサイズで、撮影中の映像もこれでバッチリです。
タブレットはその画面の見やすさから、セキドのドローン講習会でもすでに販売を終了したスマート送信機と同じくらい使用しています。
2. iPad ならアプリ動作確認済みで安心
実は、一部のスマホ・タブレットでは、ドローン操縦に欠かせない”DJI Fly”や”DJI GO4″アプリが動作しないことがあります。
ですが、iPad であれば動作確認済みのため「せっかく買ったのに使えない。。。」なんて悲劇とも無縁です。
※iOS 10.0または11.0 以降が必要ですので、都度アップデートを行ってください。
DJI Fly 対応機種(iOS製品) :
iPhone 13 Pro Max、iPhone 13 Pro、iPhone 13、iPhone 13 mini、iPhone 12 Pro Max、iPhone 12 Pro、iPhone 12、iPhone 12 mini、iPhone 11 Pro Max、iPhone 11 Pro、iPhone 11、iPhone XS Max、iPhone XS、iPhone XR、iPhone X、iPhone 8 Plus、iPhone 8、iPad Pro(9.7-inch)、iPad air2(9.7-inch)、iPad mini4(8-inch)、iPad Pro(10.5-inch)、iPad Pro 2018(11-inch)、iPad Pro (12.9-inch)
※一覧にない機種をお使いの場合は、DJIダウンロードセンターで古いバージョンを公開していますので、お試しください。
DJI GO4 対応機種(iOS製品):
iPhone X, iPhone 8 Plus, iPhone 8, iPhone 7 Plus, iPhone 7, iPhone 6s Plus, iPhone 6s, iPhone 6 Plus, iPhone 6, iPhone SE, iPad Pro, iPad, iPad Air 2, iPad mini 4
3. 電話やメッセージ通知が来ないからフライトに集中できる
スマートフォン、日常のコミュニケーションには欠かせませんよね。
でも、フライト中にディスプレイとして使っているのに急に電話が鳴ったら、画面が確認できなくなって撮影がやり直しになってしまう場合も。。。
もちろん、仮に電話が鳴ったとしても、DJI製品は突然墜落ということはございません。
送信機 – ドローン間の通信が途絶するわけではないので、スマホの画面が電話画面に切り替わるのみで操縦の継続はできますし、スティックを動かせばドローンの操縦もできます。
とはいえ、大切な撮影をムダにするリスクを回避できるのは大きなメリットですね。
4. SIMカードが要らないから月額発生料金ゼロ
Wifiモデルの特権ですね。
SIMカードの契約が不要なので、本体さえ買ってしまえば追加費用ナシでWifiに接続してインターネットもサクサク使えます。
スマートフォンで見ていたYoutubeもFacebookもNetflixも、これならより大きな画面で楽しめちゃいますね。
せっかく画面も大きいので、スマホでは億劫だった写真の編集アプリをインストールしてその場で加工、外出先のWifiからSNSにアップ!なんてこともサクサクできます。
タブレットを使う上でのデメリット
イイことばかりの iPad やタブレットですが、ドローンで使うにあたって少なからずデメリットもありますので、ご紹介しておきます。
1. スマートフォンより重い
ディスプレイが大きいぶん、送信機の総重量が多少ずっしりします。
たとえば iPhone 11 Pro Max は 226gであるのに対し、iPad(第7世代)10.2インチは 483gと、257gの差があります。
260gというと、レッドブル等の細めの缶ジュース1本と同じくらいです。
撮影が長時間に及ぶ場合は、手や腕の疲れが出やすくなることもあります。
そんな場合は、送信機ストラップを使うと安心です。
送信機ストラップの詳しい説明は、こちらの記事をご覧ください。
Mavic 2 や Mavic Mini にも使える
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2. 新規購入時のコストアップ
もう一つのデメリットは、すでに iPad・タブレットをお持ちの方には無縁ですが、これからドローンをはじめるにあたって iPad・タブレットを合わせて購入するとなると、初期費用が大きくなることがあります。
もちろん、ドローンの操縦以外にもお使い頂けますので、もともとタブレットに興味があった!という方はぜひドローンの購入に併せてご検討ください。
大きな画面でドローンを安全にはじめたいけど、細かなアクセサリーなど何が必要なのかよくわからない?という方は、タブレット活用キットから機種に合わせたタイプを選んでお求めください。
やっぱりタブレットでドローンを使いたい!
という方は
iPad・タブレットを使ってドローンを操縦するメリット・デメリットをご紹介しましたが、やっぱり大きなディスプレイで撮影・操縦ができるのは魅力的ですね。
特にはじめてのドローンで、操縦や撮影の操作・設定に不安がある方にはタブレットをお使い頂くことをおすすめします。
既にタブレットをお持ちの方はコチラ!
MAVIC シリーズ向け タブレット活用キット(税込4,510円)
ストアでは、iPad を使ったデモフライト・撮影を体験して頂くこともできますので、スマホとタブレットでどれくらい違うのか?など、気になることを確認できます。
ぜひお気軽にご来店ください。スタッフ一同お待ちしております!