DJI ドローン|PGYTECH SUBLUE HOBBYWING 総代理店 セキドオンラインストア

こんにちは。セキドの池田です。

先日、久しぶりにドローンフィールド以外の場所で DJI Mavic 3 Pro を飛ばしました。写真は当日同行したメンバーですが、やはり広い場所でのフライトはワクワクしますね。少し風のある日でしたが、重量とパワーのある Mavic 3 Pro を持って行ったので、安心して空撮を楽しむことができました。コンシューマー向けドローンの中では大きめの Mavic 3 Pro を選んだことで、「大は小を兼ねるかもしれない」と思った出来事でした。

今回はドローン講習会でも人気の技術である[ハンドキャッチ]と[ハンドリリース]のやり方について解説します。ドローンをお持ちで、屋外フライトが中心!という方はぜひマスターしたいワザですよね。初めての人向けに説明しますので、ぜひご覧ください。

 

ハンドリリース・ハンドキャッチとは?

まずは用語について解説しましょう。と言っても名前の通りなのですが、ハンドリリースはドローンを手から離陸させることを、ハンドキャッチはドローンを手に着陸させることを指します。

この2つは高低差があってランディングパッドを敷きにくい場所や砂地でのフライト、海上のフライトで船からドローンを離発着させる場合などに役立つ技術です。すべての環境で毎回使うというものではありませんが、これをマスターしておくと周囲に障害物がある場所での着陸時や、故障の原因になる砂を巻き上げそうな環境での離着陸時でも重宝します。そして、周囲からちょっとカッコ良く見えるはずです。(笑)

注意点としては、ドローンの持つ場所がプロペラと重ならないように気を付けることが挙げられます。1㎏クラスのドローンの場合ですが、回転中のプロペラに触った方が病院で縫合処置を受けたという話を聞いたことがあります。ケガを予防するための方法については後述もしておりますが、くれぐれも取り扱いには用心してくださいね。

いずれの技術もとても便利ですが、「ぶっつけ本番」でやろうとすると失敗する可能性があります。十分な練習を積んだうえで現場で応用してくださいませ。

ざっくりした手順はこちらの動画も参考にしてください。機体は DJI Mini 3 Pro を使っています。

 

ハンドリリースの方法

それでは、実際の手順について細かく説明していきましょう。まずはドローンと送信機の電源を入れて、片手ずつに持ちます。

このときの送信機の持ち方ですが、モード1の方は右手に、モード2の方は左手に持ってください。これは[上昇]のコマンドをどちらのスティックで行うかに依存します。

ドローンの胴体部を手のひらに載せます。風のある日はこのときに胴体部を下から掴むように持っても良いですが、プロペラに触れないようクリアランスをよく確認してくださいませ。

モード2のため、送信機は左手持ちでスタンバイ

 

いよいよドローンのプロペラを回します。このように片手で[V]のようにスティックを倒し、プロペラを回転させてください。

 

プロペラが回転したら、スティックを奥側に倒してドローンを離陸させてください。スティックを倒すときはできるだけ丁寧に行いましょう。地面から離陸させるときはスティックをめいっぱい倒している方もいらっしゃるかもしれませんが、手からの離陸の場合は速度を付けて離陸すると危険です。スティックはまず1~2㎜ほど倒し、様子を見ながら倒しこみの程度を加減してください。

モード2のため、送信機の左スティックを片手で奥に倒しています

 

ハンドキャッチの方法

続いてハンドキャッチの方法も説明いたします。キャッチの時もモード1の方は右手に、モード2の方は左手に送信機を持ってください。これは[下降]のコマンドをどちらのスティックで行うかに依存します。送信機を持っていない側の手の上にドローンを着陸させます。

ドローンの真下近くに立ち、空いている側の腕を手のひらを上にして伸ばします。手と指はできるだけ水平に伸ばし、プロペラに触れないように注意してください。ドローンの腹側には、カメラの技術を応用して作られたビジョンセンサーがついており、手のひらを認識してドローンは一定の高さで一旦停止するはずです。そのままスティックを倒し続ければ手のひらに降りますので、プロペラの完全停止を確認してから片付けに移ってください。なお、着陸がうまくいかない場合は障害物センサーを一旦オフにすると解決することがあります。

 

なお、飛行中のドローンの胴体をつかんで機体をわざと転覆させることでプロペラを停止させるという緊急ハンドキャッチの方法もあります。DJIドローンは一定以上の角度に機体が傾くと安全装置が働き、プロペラが停止する設計になることを利用した方法です。ビジョンセンサーが手を検知するとドローンが上方に逃げてしまうので、やや後方から急いで胴体を掴み、思い切って倒すのがポイントです。

ただし、この方法は先述の手順に比べるとプロペラで指を切るリスクが高くなります。緊急時のみに利用してください。

 

資格取得コースや無料の体験会も開催中です

いかがでしたでしょうか。まずは大まかなイメージをつかんでいただけたらと思います。

弊社セキドでは、DJIドローンを利用した資格取得コースやATTIトレーニングなどの有料講習会も行っております。まずはフライトを試してみたいという方には、無料ドローン体験会 DJI New Pilot Experience も定期開催しておりますので、ぜひお越しください。

たくさんの方のご来場、お待ちしております。

民間資格証明・有料講習会

DJI New Pilot Experience

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