セキドスタッフがDJIドローンで空撮してみた![第2弾]DJI Mavic 3 Pro で撮る碓氷湖編
こんにちは。セキドの池田です。
今回は社内メンバーと群馬県まで空撮に行ってきましたので、その模様をレポートでご紹介いたします。空撮に興味のあるすべての方を対象に書いていますが、特に首都圏・関東地方にお住まいで自動車の運転ができる方ですと、同プランでの撮影が実現しやすいと思います。
今年3月には神奈川県の城ヶ島にも空撮に行きました。あわせてご覧ください。
セキドスタッフがDJIドローンで空撮してみた!
三浦半島城ヶ島でのフライトの様子をお届けします。
撮影当日までの準備
撮影ロケ地と機材の選定
今回は群馬県碓氷湖にロケ地を決定しました。選定の理由は、「首都圏のドローンユーザーにとって空撮モデルコースとしやすい」と推測されたからです。
具体的には、東京都から自家用車で日帰り可能な距離にあること、周辺にも観光施設があり魅力的な場所であること、Flyersにおけるフリースポットであり有料チケット不要で土地の使用許可が得られることの3点が理由となります。
Flyersについてはコチラで説明しています。
ドローン飛ばすならこの場所だ!
Webサイト〈Flyers〉で空撮スポットを調べてみた。
また、今回の空撮機材は Mavic 3 Pro をメイン機に、 Air 3 をサブ機に選びました。特に Mavic 3 Pro は前回の城ヶ島空撮の時にも大活躍してくれた実績もあり、「せっかく撮るならこの機体を使いたい!」という思いがずっとありました。
同行メンバーについて
今回は私が所属しているチームの同僚3名に同行してもらいました。フライト時の補助者は必須ですし、連続飛行は集中力が続かなくなるので撮影パイロットは複数名居たほうがいいですよね。でも「自分より後輩のほうがドローンで動画を撮るのがうまいかもしれない」と気付いたときは、さすがに「こんな時どんな顔すればいいか分からないの」と思いましたが。(笑)
同行してくれた後輩社員たちのポートレートもたくさん撮りました。写真は左から宮田さん、柴田さん、平田さんです。私は池田なので、なぜか4人とも名前に”田”の字が入ります。ちなみにこれはただの偶然です。
空撮当日の流れ
当日は10時ごろ新橋を出発して、19時ごろ帰ってきました。「撮影編」と「お楽しみ編」に分けてお送りします。
撮影編
撮影地の駐車場に最近納車されたばかりの社用車を停め、機材の動作確認を実施後、撮影を開始しました。
現地は緑が多く、高低差もほぼなく歩きやすい環境でした。駐車場から湖畔までが数十歩の距離と近く、城ヶ島の時のように機材の運搬で体力を削られるということもありませんでした。また清掃の行き届いた洋式トイレや自販機、ベンチや小さな東屋もあり、休憩も取りやすかったです。
湖畔は芝生で、なだらかな斜面になっていました。革靴やハイヒールでは歩きにくい可能性がありますので、スニーカーなどで行くと良いと思います。
フライト前に、チェックリストに沿って機体の安全確認を行います。入社1週間目の平田さんは、この日が初めての屋外フライトです。先輩の宮田さんに教わりながら Air 3 を点検しています。
機体のチェックを終えて、いよいよドローンを離陸させます。思わず笑顔がこぼれた瞬間をカメラで捉えることに成功しました!新人さんの新鮮な反応は、見ていて嬉しい気持ちになりますね。
私も Mavic 3 Pro を飛ばし、空から碓氷湖を撮影してみました。良いカットが撮れたので、何枚か掲載します。まずは湖の全体像をとらえてみました。
別角度からの撮影です。飛行可能範囲はさほど広くないのですが、ドローンの位置を変えることで全く別の場所のような印象を受けますね。
パイロットを交代し、Air 3 でも撮影しました。碓氷湖らしい、アーチ型の橋が特徴的な1枚です。
当日の撮影成果を動画にもまとめました。あわせてご覧ください。
お楽しみ編
ここからは周辺観光情報を取り上げるお楽しみ編です。息抜きとしてお読みください。
碓氷湖から車で10分ほどの距離の場所に、有名なドライブインがあるのはご存知でしょうか。実はあの “峠の釜めし” で有名な “おぎのや” の店舗があり、店内で釜めしを食べることができます。しかも、釜めし以外にもカレーなど多彩なメニューがありました!
イートインスペースのほかは、土産物店、自販機、喫煙所、トイレ、フリー休憩スペースなどがあります。お店の正式名称は “峠の釜めし本舗 おぎのや横川店” です。
この日は駐車場の大きな看板の下に、2台のスポーツカーが停まっていました。これは群馬県を舞台にした人気マンガ作品「頭文字D」に登場する車両のレプリカです。左はスプリンター トレノ AE86、右は180SX(ワンエイティ)にシルビアのフロントを取り付けたカスタム車両である、シルエイティですね。スポーツカー好きとしては、テンションが上がりました。
店内には作品関連の展示や、土産物販売もありました。作中では登場人物たちが “おぎのや” や碓氷峠に訪れるシーンがあるそうで、コラボレーションをしているようです。釜めしだけでも楽しいですが、この作品が好きな方はさらに楽しめるんじゃないかなぁと思いました。
撮影をふり返って
当日は写真からも分かる通り、天候にも恵まれて楽しい撮影になりました。この日の撮影をふり返り、感じたことを3点に分けてまとめます。
1. 「空撮デビュー」に挑戦しやすい環境
今回訪れた碓氷湖は、初心者の方でも楽しめる撮影スポットであると感じました。駐車場からフライト場所までが非常に近く、トイレや自販機が完備され、車で10分程度移動すれば他の観光スポットにもアクセスしやすいという嬉しいポイントがまとまっています。
ただし電源だけはありませんので、充電をしっかりしていくか、 DJI Power 1000 などのポータブル電源を用意しておくと安心です。事前準備は入念にお願いします。
2. 撮影に集中しすぎないように注意が必要
撮影しやすい環境ではありますが、碓氷湖のまわりは木々に囲まれています。撮影に集中しすぎて送信機の画面を注視していると、飛行中のドローン本体を見失ってロストさせる原因になるだけでなく、障害物に衝突する事故のリスクも高まってしまいます。
せっかく撮影に行くからには撮れ高が気になる気持ちは痛いほど分かりますが、安全第一で楽しんでくださいね。
3. 自動車での訪問がオススメ
碓氷湖の最寄駅はJR線の横川駅ですが、駅からは湖まで徒歩で1時間以上かかります。ドローンなどの撮影機材を持っていく場合は手荷物も増えること、また碓氷湖は峠道の途中にあることを考えてもアクセスは自動車がおすすめです。ちなみに、碓氷湖の駐車場は無料でした。
空撮機材の導入相談はセキドまで
いかがでしたでしょうか。前回の城ヶ島と比べるとフライトしやすい環境でしたので、読者の皆さんも機会があればぜひ行ってみてくださいね。
セキドでは空撮はもちろん、点検・測量など業務利用で導入予定の方のサポートも行っております。ぜひお気軽にご相談くださいませ。
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