DJI Mini 2 SE の初期設定って?!箱開けから初フライトまでを解説します
こんにちは。DJI CAMPインストラクターの池田です。
今回は、前回の記事でご紹介した初心者向けドローンの理想形 DJI Mini 2 SE をすでに購入した方、またこれから購入したいと考えている方向けの内容です。Mini 2 SE のフライト前に欠かせない初期設定方法について、できるだけ分かりやすく解説いたします。
フライトに必要なアクセサリーが揃ったお得なオリジナルセットDJI Mini 2 SE 空撮セット
準備する物
ハードウェア編
まずは物品の準備をしましょう。Mini 2 SE本体と送信機、Type-C充電器、スマートフォンもしくはタブレットを準備します。Mini 2 SE に充電アダプターは含まれておりませんので、別途ご用意ください。スマートフォン用の充電アダプターなどで問題ありません。筆者はANKERのアダプターをよく使っています。
また初期設定だけなら不要ですが、そのまま撮影もしたい方はmicroSDカードを準備しておいてください。
ソフトウェア編
続けて、ソフトウェアの準備も進めておきましょう。 Mini 2 SE はセットの送信機に画面がついていないので、ドローンを使う際はディスプレイ兼アプリ用デバイスとしてスマートフォンもしくはタブレットが必要です。お手持ちのスマートフォンもしくはタブレットに、専用アプリ DJI FLY をダウンロード、インストールしてください。こちらのアプリは無料でお使いいただけます。
なお、Android端末をお使いの方は、Google Play StoreでDJI FLYアプリを検索しても出てきません。下記リンクからDJI公式サイトにアクセスして、アプリを調達してくださいませ。
充電
初期設定前に機材を充電します。DJIドローンのバッテリーは工場出荷時にスリープ状態にされているため、充電をしないと電源を入れることができません。ドローン本体、送信機ともにUSB Type-Cのケーブルを使って充電してください。
アクティベーション(初期設定)
電源を入れる
充電が終わったら、電源を入れてください。電源を入れるときは電源ボタンを2回押しするのですが、2回目は長押しする必要があります。これは誤作動を防ぐための安全設計です。動画にてボタンの押し方を説明しています。
動画にもあるように、電源を入れるのは必ず[1. 送信機]→[2. ドローン本体]の順でをお願いします。間違えてドローンが先に起動してしまうと、別の電波を拾い勝手に動き出すこともあります。「電源を入れるのは送信機、そしてドローン」この順番はずっと使いますので覚えておいてくださいね。ちなみに同じ理由で電源を切る際は、ドローン本体を先にOFFします。
画面の操作
送信機、ドローンの順で電源を入れたら、スマートフォンもしくはタブレットと送信機をUSBケーブルで接続します。DJI FLYアプリを起動してしばらく待つと、「DJI機器をアクティベーション」という画面が出てきます。[アクティベーション]ボタンをタップ、DJIアカウントの電話番号/メールアドレスとパスワードを入力してログインします。
「起動成功」の表示まで進めば、アクティベーションは成功です。ドローンの機体保険である DJI Care Refresh についての通知が表示されますので、すでに加入コードをお持ちの方はここから紐付けをしてください。なお、スキップしても構いませんが DJI Care Refresh はアクティベーションから96時間以内の加入が必要ですので、アクティベーション当日に済ませておくのがおすすめです。
以上でアクティベーションは完了です。おめでとうございます!
ドローンを飛ばす
アクティベーションが完了した機体は、フライトが可能になります。いよいよ、夢の初フライトですね!なお、ここから先の手順を行うと実際にドローンが飛びますので、広い場所を選んで実施してください。購入当日は屋外でのフライトに欠かせない 機体登録 まで完了しないので、まずは室内でやってみましょう。スティックをV字型に倒すと、プロペラが回転を始め、アイドリング状態になります。スティック操作は前回の Mini 2 SE コンテンツでも紹介していますが、フライトのたびに行う作業なのでここではおさらいを兼ねて進めていきましょう。
アイドリング状態の時に左スティックをゆっくり奥に倒すと、ドローンが浮かび上がります。スティックを離すと、その場で浮かび続けるホバリング状態になります。
Mini 2 SE を操作するためのフライト設定は、工場出荷時のデフォルトが モード2 で、左スティックで上昇・下降と左右旋回、右スティックで前後左右の移動を行うことができます。
お好みのフライトモードに変更する場合は、DJI FLYアプリの「制御」項目から可能です。
写真や動画の撮影をしたい場合は、ドローン尾部のスロットにmicroSDカードを挿入した上で撮影ボタンを押してください。撮影したデータはドローンに挿入したmicroSDカードに記録され、スマートフォンもしくはタブレットのストレージには保存されませんのでご注意ください。
撮影したデータはいわゆるデジタルカメラのように、パソコンやSDカードリーダー経由でSDカードからデータを取り出すこともできますが、スマートフォンとドローン本体さえあれば クイック転送 という方法もお使いいただけます。下記の記事では先代 Mini 2 を使って、クイック転送について解説していますので、気になる方はあわせてご覧ください。覚えておくと便利です。
DJI Mini 2 に初搭載されたクイック転送を試してみた!
Mini 2 SE をもっと楽しむには
いかがでしたでしょうか。Mini 2 SE の初期設定の手順を紹介してきましたが、上手にできましたか?セキドでは、DJIドローンはもちろん、ドローンを楽しく便利に使うための専用アクセサリー類も幅広く取り扱っています。SDカード1枚からご相談くださいませ。
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