DJI ドローン|PGYTECH SUBLUE HOBBYWING 総代理店 セキドオンラインストア

こんにちは。セキドの池田です。
どういうわけか我が家には炊飯器が2つあります。私と夫が食いしん坊なのは事実ですが、それぞれ一人暮らしをしていた者同士が一緒になったので調理家電が余ってしまったのです。いつもは新しいほうのモデルを使っています。どちらの炊飯器も5.5合炊きなので、本気を出せば最大11合のご飯を炊くことができます。(相撲部屋かな・・・?)そのうちドローンで育てた米を使って手巻き寿司パーティーをやりたいものです。


ということで、こちらの記事ではお米づくりを効率化する農薬散布ドローンの話をします。料理も楽しいですが、今回はコメ栽培の話です。農業初心者の方にも読みやすいように、できるだけ分かりやすい表現を用いて解説していきたいと思います。
特にドローンを使った農薬散布のメリットの紹介と、実際に見学してきた DJI AGRAS T30 を使った水稲(=お米がとれるイネ)への除草剤散布のレポートといった内容になっております。

セキドでは、ドローンの販売だけでなく農薬散布の代行も承っています。下の記事ではドローンとコーティング種子 リゾケアXL を使った直播について実際の様子を紹介しておりますので、気になる方はあわせてご覧くださいませ。

みんな大好き日本のお米!
水稲栽培の直播って何?現場を見学してみた

 

ドローンで農薬散布を行うメリットとは?

はじめに農業でドローンを使うメリットについて、おさらいしておきましょう。今回は農薬散布向けの機体の場合について、特によく言われる3つについて具体的に説明いたします。なおセンシング向けの機体(葉の緑色を分析し、植物の元気・病気を見分けるドローン)については後日また別途特集を組みたいと思います。
 

1. 作業者の労働量が軽減できる

まずは何よりコレです。これに尽きます。農家の方が「最も一番つらい作業のひとつ」と口を揃えて仰る動力噴霧器(動噴)を使っての農薬散布から解放されるために、ドローンは最適なのです。

作物に農薬を散布する時には、動噴と呼ばれる機械を使います。動噴は軽量設計のものでも乾燥重量10㎏前後もあり、そこにさらに農薬を積みます。結論、これを背負っての作業は楽ではありません。しかも防護服に蒸されながら炎天下の作業を年に何回もするわけです。暑い、重い、農薬曝露3重苦とまで言われています。あまり知られていませんが、農作業中に熱中症になったことが原因で毎年数十件もの死亡事故まで起きています。防護服の着用は熱中症のリスクを高めますが、農薬から身体を守るためにはとても大切なため、つらくても外せないのだそうです。

 

2. 作業時間が短縮できる

次に、作業にかかる時間が短くなるということです。一般的に、動力噴霧器で農薬散布を行う場合は1反あたり1時間かかると言われています。しかしなんとドローンを使った今回は、2反の水田をわずか4分で散布完了することができました。これは離発着まで含めた時間で、カタログ上の最大効率では10分で2町(=2万平米)の散布を完了できることも確認されています。特に粒剤の場合は手作業の70倍以上のスピードで散布を完了させることが可能です。
 

3. 作業者の安全性が高まる

農薬を散布するのはドローンなので、薬から人体を守ることができます。うっかり吸入する危険もありません。さらに防護服着用の必要もなくなりますので、軽装備で作業が可能です。

また、AGRASシリーズの特長として “プロペラによる強烈なダウンウォッシュ(=吹きおろしの風)で農薬を地面に叩き付けること” ができるので、農薬ドリフト(散布対象作物以外に農薬が飛散すること)のリスクも軽減可能です。もちろん、これは粒剤・液剤のどちらにも共通したメリットとなります。近隣の方への配慮までバッチリなんです。

ここまでお読みいただいた方の中で「畑・水田への農薬・肥料散布代行を頼みたい!」という方がいらっしゃいましたら、まずは下記よりご連絡ください。
特に春先の猫の手も借りたいほど忙しい時期には、多くのお問い合わせをいただいており、熟練のスタッフが頻繁に散布代行に出かけています。ハイシーズンはほぼ毎日散布を行っているスタッフが対応いたしますので、技術に自信もございます。水稲だけでなく、サツマイモ等の野菜、ミカン等の果樹も散布実績がありますので、まずはお気軽に相談してくださいませ。

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ドローンで除草剤を散布!当日の様子は?

前置きが少し長くなりましたが、当日のレポートです。今回はコチラの水田に除草剤を散布するというお仕事を見学します。私も首の後ろまで日焼け止めを塗って、取材の準備はバッチリです。

 ドローン農薬散布01_s
 
あぜ道が少々コンパクトでしたので社用車のハイエースが入れず、運搬車をお借りしてドローンを運ぶことになりました。オープンカーが大好きな私は、親しみを込めてこの車を「農道のロードスター」と勝手に呼んでいます。(笑)


 
現場に到着しました。農業チームのSさんがフライトの準備をしています。
今回は送信機を持ったまま田んぼの回りをぐるっと歩いて、散布用のマップを作成します。ちなみにこの手法は Walk with RTK(ウォークウィズアールティーケー)といいます。なお別の方法として、PCソフト DJI TERRA を使って、事前に写真データから散布ミッションを作成する方法もあります。立ち入りが難しい場所のときは、DJI TERRA を上手に利用するのが良さそうですね。


 
今回はドローンを使い、 クサウェポン という除草剤を水稲に撒きます。パッケージの形は小麦粉に似ていました。要らない雑草を、1本残らずせん滅してくれそうな名前ですね。


 
パッケージを開封した中身はさらさらした灰色の粒剤で、漢方薬の粉薬にそっくりです。


 
周囲には似たような田んぼがたくさん並んでいます。素人目には、どこが誰の土地なのか見分けるのも大変です。念のためクライアントさんに確認しながら、測量済みのマップをもとに散布場所をもう一度特定します。除草剤も安くないので、確実な作業を行います。


 
あとは送信機のディスプレイから散布量を設定すれば、ドローンが先ほどのクサウェポンをムラなく撒いてくれます。前段のメリット3でも解説しましたが、プロペラから発せられる強力なダウンウォッシュが農薬を狙った場所にしっかり落とすので、農薬ドリフト(=狙ったところ以外に農薬が拡散してしまうこと)のリスクも低いんです。

動画ではマップ作成から散布中の様子までをお届けしていますので、ぜひご覧ください。

 

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いかがでしたでしょうか。手動では重労働になりがちな除草剤散布も、AGRAS T30 を強い味方につけたら、ものの数分で完了してしまいました。圃場の広さによっては、ひとまわり軽量コンパクトな AGRAS T10 を使うのも良いですね。

セキド農業チームでは現在、特に農薬散布代行に力を入れております。農薬や肥料の散布、直播などのお仕事代行を積極的に承っています。実際の現場が見れる参加型イベントも定期開催しておりますので、ぜひご参加ください。

みなさまからのお問い合わせ、お待ちしております。

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