“ドローンで育てたお米”を食べてみた。DJIインストラクターも唸る、そのお味とは？！

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CATEGORY : 農業用ドローン／スマート農業

UPDATE : 2022/05/03（火）

TAG : Agras T10 Agras T20 Agras T30 スマート農業農業

こんにちは。DJIインストラクターの池田です。
実はおいしいお米って、ミネラルウォーターを使って調理するともっとおいしくなるんですよ。これは魚沼産コシヒカリを扱う商社を経営する友人から以前教えてもらった知識で、いいお米を手に入れたときは軟水ミネラルウォーターを買ってきて炊飯しています。何ならおかずを用意せずとも、上品な甘みと旨みのある白米だけで1杯食べられちゃいます。ちなみに炊飯時だけでなく、お米を研ぐ段階からミネラルウォーターを使うとさらに美味しくなります。ぜひお試しください。

さて、いつもドローンに関するお役立ち情報や法律などを発信している私ですが、今回はまさかの「食レポ」に挑戦します。これね、業務時間中に写真現像して、この文章書いてるんですよ。もうね、何やってるんでしょう。自分でもよく分かりません。

というわけで、今回のテーマは「ドローン管理米」です。

ドローンでの薬剤散布をはじめとした、スマート農業に興味のある方には、特にお読みいただきたい内容・・・と言いたいところですが、お米食べたことない人っておそらく居ないですよね？というわけで、すべての方にお読みいただきたい内容となっております。

ドローン管理米とは？

まずは「ドローン管理米」について紹介しておきましょう。

ドローン管理米とは、「たねまき、薬剤散布、見回りなどの管理作業をすべてドローンで行う“未来の栽培方法”でできたお米」です。なんだか最新のテクノロジーを感じる説明ですね。
今回ご紹介するお米の品種は、誰もが食べたことがあるであろうコシヒカリです。
コシヒカリの名前の由来については、「あざやかなあめ色に熟す越の国（北陸）の品種である」ことから名づけられたといわれています。香り豊かでつやのある、もっちりとした食感が特徴です。

今回、弊社とお取引いただいております株式会社SORAKARAさんからこのステキなお米をいただきました。パッケージにかわいいイラストがついています。

こちらのお米を作られたのは茨城県のエアービジョンサポートさんです。ありがとうございました。
それはもう嬉々として自宅に持ち帰りまして、ニヤニヤしながら写真を撮って、家族に自慢しました。

開封したところです。粒のそろった、見た目も完璧なお米ですね。

いざ炊飯

では、調理していきましょう。
まずはお米を測り、研ぎます。冒頭に記載しました通り、ミネラルウォーターを使ってお米を研ぎ、炊飯します。あとは炊飯ボタンを押し、炊飯器に任せておけば特に難しいことはないです。ドローン管理米は通常の炊飯と変わりません。炊飯って1時間くらいかかりますから、その間にDIPSでドローンの登録でもして待ちましょう。

おおよそ70分後、炊飯が終わりました。ふっくらとしたお米が炊き上がっております。ほかほかと立ちのぼる湯気が、食欲をかき立てますね。

いざ実食

少し蒸らしてから、盛り付けてみました。ちなみに器は沖縄で購入したこだわりのお椀です。

「あ、おいしい。」

気になるお味ですが、コシヒカリらしい独特の甘みと旨みがしっかりと感じられ、キムチや明太子のような濃い味のおかずとの相性が特によかったですね。逆に、薄味のおかずを引き立ててくれるのは、コシヒカリの派生品種である「あきたこまち」のような繊細な風味のお米だと言われています。「コシヒカリ」はややもちもちとした食感のある品種なので、チャーハンやピラフにするよりは白飯のままいただくのがおすすめですよ。

というわけで、スマート農業をより身近に感じる機会になりました。

スマート農業についてもっと知りたい！

ここからは農業をもっとラクにするドローンの紹介です。

食レポで農薬散布用ドローンにご興味をお持ちいただけた方には、こちらの動画もおすすめです。実際に散布している様子や、作業の裏話なども紹介しています。

農薬散布を人力からドローンフル稼働に変えることによって、より均一・正確に薬剤を撒けるというメリットがあります。手動で散布するタイプの薬剤散布ヘリ・ドローンでは、目標散布エリアをはみ出してしまったり、スピード調整に失敗してまだらになってしまうというリスクもありますが、自動航行ならばそういったリスクはほとんどありません。

また、DJIの農業用ドローンをオススメする理由として、丸洗いできるというメンテナンス性の高さが挙げられます。