【動画紹介】
【製品紹介】
知性とパワーを兼ね備えた農薬散布ドローン
パワフルな性能と並外れた噴霧性能を兼ね備えたT20は、広大な農地や台地、果樹園のような様々な地形の上空を自律運転で作業遂行することができます。新機能の全方向デジタルレーダーなどを駆使して、飛行の安定性と安全性を次レベルへ向上させ、T20は重要な農作業に高い効率性をもたらします。
- 16L 噴霧タンク
- 高精度自律運転
- 防滴防塵 IP67
- 全方向 デジタルレーダー
- リアルタイム モニタリング
- AI インテリジェント 農業エンジン
改良された効率性
T20は、16Lの搭載量と7 mの噴霧幅を特徴とし、噴霧効率がMG-1P RTKの2倍になりました。[1]
より容易に、より正確に
包括的な噴霧システムであるT20は、飛行と作業のパラメーターを簡単に設定することができます。内蔵RTKのcmレベルの精度を誇る測位システムとRTKドングルにより、cmレベルでのウェイポイント(経由地点)の記録が可能で、作業遂行の能力が大幅に高まり、正確な噴霧を実現します。
高出力、そして高性能
T20は、8つのノズルと大容量ポンプを搭載し、最大で毎分6リットルの噴霧が可能。
高度に最適化された風力場により、最適なサイズの液滴を均等に吐出します。また、T20は4チャンネルの電磁式流量計を新たに搭載し、4本のホースをそれぞれ監視・制御し、各ノズルの効率的な流量率を確保します。
向上した飛行安全性
T20は全方向デジタルレーダーを搭載し、障害物を全ての水平方向から検知できます。また、様々な地形の上空を飛行しながら自動で障害物回避できるため、高レベルでの作業安全性を実現。T20のレーダーは、ほこりや水への強力な耐性を備え、365日ほとんどの環境に適応することができます。さらに、T20はリアルタイムFPVカメラと2つのサーチライトを搭載。夜間でも包括的なライブビューを提供します。(ご利用になる国または地域の法律と規制に必ず従ってください。)
農地のライブビュー
レーダー画像テクノロジー
防水性 / 防塵性を備えたレーダー
FPVカメラ

優れた耐久性、改良された携帯性
堅牢なモジュール設計に加え、T20は数秒で折りたたみや展開が可能です。そのため、他の農業用ドローンに比べ、より優れた携帯性を発揮します。
噴霧タンクとバッテリーはどちらも交換可能であるため、中断時間が減り、作業の流れが飛躍的にスムーズになりました。すべてのコアモジュールは保護等級 IP67に対応しています。機体本体を洗浄する際の水しぶきにも耐えることができるので、水を使って簡単な清掃が行えます。[2]
4チャンネルの電磁式流量計、4つの電磁式排出弁、交換可能なポンプ用ダイヤフラムを搭載し、キャリブレーションとメンテナンスが非常に簡単になりました。さらに、気泡はボタンをひと押しするだけで排出されます。
刷新されたAgrasスマート送信機2.0
プログラムで制御可能なAgrasスマート送信機2.0とDJI Agrasアプリにより、T20の性能は素晴らしく向上しています。ユーザーインターフェースはスムーズに作動し、直感的に操作することができます。さらに、スマート送信機は、強い日差しの下でも視認性が高い、超高輝度5.5インチディスプレイを搭載。外部バッテリーパックにも対応し、他の送信機より2倍も長く使用できるので、長時間の作業や負荷の大きい作業に最適です。

粒剤散布システム2.0
16リットル[7]のペイロードと毎分15 kgまでの粒剤散布率により、粒剤散布システム2.0はT20の作業効率を劇的に向上させます。 穀物の種子が0.5 cm〜5 cmサイズの直播栽培においては、粒剤散布システム 2.0を使用すると、手動での作業に比べ、70倍の速さで作業をすることが可能です。[1]
この改良された植栽形式は、牧草地の再播種や粒状肥料散布、水田養殖用の魚やエビへの餌やりなど、様々な適用シーンで利用できるように設計されています。システムの導入は3分以内で完了するため、いつでもすぐに作業に取り掛かることができます。
簡単に行える農業ソリューション
包括的なDJIの農業ソリューションにより、広大な農地や果樹園、牧草地での作業がとても簡単に行えるようになりました。この包括的なソリューションパッケージをT20と組み合わせて使用することで、農業分野でのドローン活用の可能性がさらに広がります。
3D飛行ルート計画
3D飛行ルート計画により、過去の課題であった厳しい地形条件下での航行は、今は問題ではありません。Phantom 4 RTKを使用すると、対象区域をスキャンしマッピングできるため、その圃場のあらゆる起伏を識別することが可能です。果樹園モードでは、木々のそれぞれの形を識別し、それを元に3D飛行ルートが生成されます。その後、T20を使って効率的に噴霧を実施することができます。
01
データ取得:
Phantom 4 RTK
- cmレベルの正確な測位
- 高精度データ収集
- 100ヘクタールのエリアを 25分以内でマッピング[3]
02
プランニング:
DJI Terra
- リアルタイム マッピング
- 2D/3Dモデル再構築
- AIにより生成された 飛行経路
03
タスク管理:DJI 農業 プラットフォーム
- 長距離タスク管理
- 長距離デバイス管理
04
Agras T20
- 改良された作業効率
- 最大噴霧 毎時12ヘクタール[1]
精密農業
DJIの農業ソリューションパッケージは、作物の生育状態をモニタリングし、様々な対策を講じることができます。P4 Multispectralを使用して、対象区域をスキャンし、マルチスペクトルチャートを生成することにより、作物の健康状態に関する実用的なインサイト情報を提供。生育状況に合わせた農薬噴霧や播種を目的としたマップを作成できます。[4]
DJI農業管理プラットフォームを通して、DJI Terraのシェープファイル(ベクトル形式の業界標準フォーマット)にアクセスでき、それを噴霧や播種作業に適用することができます。[6]
01
データ取得:
P4 Multispectral
- cmレベルの正確な測位
- マルチスペクトルセンサーを使ったデータ収集
- 1回の飛行で47ヘクタール分の画像収集[5]
02
フィールド計画:
DJI Terra
- リアルタイム NDVIマッピング
- 農業シェープファイル
- AIフィールド計画
03
タスク管理:DJI 農業 管理プラットフォーム
- 効率的なタスク管理
- 長距離タスク管理
- 長距離デバイス管理
04
Agras T20
- 高精度な噴霧を実行
- 1. 収集データは、動作環境やパラメーターによって異なります。
- 2. 適用される水圧は0.7 Mpaを超えないようにしてください。
- 3. 高度150 mで計測。
- 4. 噴霧/播種マッピング機能は、今後のシステム更新で利用可能になる予定です。
- 5. 高度180 mで計測。
- 6. 関連機能は、今後のファームウェア更新で利用可能になる予定です。
- 7. 実際の容量は20リットルで、積載容量は16リットルです。





※この商品は別途ご案内しております。ご予約・お見積もりは下記フォームよりお問合せください。
【スペック】
飛行パラメーター | |
---|---|
総重量(バッテリーを除く) | 23.1 kg |
標準離陸重量 | 44.6 kg |
最大離陸重量 | 45.5 kg(海抜ゼロ地点) |
最大推力重量比 | 1.78(離陸重量45.5 kg時) |
ホバリング精度(強GNSS信号) | D-RTK有効時: 水平方向:±10 cm、垂直方向:±10 cm D-RTK無効時: 水平方向:±0.6 m、垂直方向:±0.3 m (レーダーモジュール有効時:±0.1 m) |
RTK/GNSS 動作周波数 | RTK:GPS L1/L2、GLONASS F1/F2、BeiDou B1/B2、Galileo E1/E5[1] GNSS:GPS L1、GLONASS F1、Galileo E1[1] |
最大消費電力 | 8000 W |
ホバリング消費電力 | 6000 W(離陸重量45.5 kg時) |
ホバリング時間[2] | 15分(18000 mAhバッテリーで離陸重量29.5 kg) 10分(18000 mAhバッテリーで離陸重量45.5 kg) |
最大傾斜角度 | 15° |
最大動作速度 | 7 m/s |
最大飛行速度 | 10 m/s(強GNSS信号) |
最大風圧抵抗 | 8 m/s |
運用限界高度(海抜ゼロ地点) | 2000 m |
推奨動作温度 | 0〜40°C |
機体 | |
最大対角ホイールベース | 1883 mm |
サイズ | 2509×2213×732 mm(アームとプロペラ展開時) 1795×1510×732 mm (アーム展開時、プロペラ折りたたみ時) 1100×570×732 mm(アームとプロペラ折りたたみ時) |
推進システム - モーター | |
ステーターサイズ | 100×15 mm |
重量 | 666 g |
推進システム | |
KV | 75 rpm/V |
最大推力 | 13.5 kg/ローター |
最大電力 | 2400 W/ローター |
重量 (プロペラ単体) | 90 g |
推進システム - プロペラ | |
直径 × ピッチ | 33×9 インチ |
推進システム - ESC | |
最大動作電流(連続) | 40 A |
最大動作電圧 | 58.8 V (14S LiPo) |
FPVカメラ | |
FOV | 水平方向:98°、垂直方向:78° |
解像度 | 1280×960 30fps |
FPVスポットライト | |
最大輝度 | 5 mの直射光で12ルクス |
噴霧システム | |
噴霧タンク容量 | 定格:15.1 L、フル:16 L |
動作ペイロード | 定格:15.1 kg、フル:16 kg |
ポンプ圧力 | 1.5〜4/㎠ |
噴霧システム - ノズル | |
ノズルモデル | XR11001VS (標準) XR110015(別売) |
数量 | 8 |
最大噴霧率 | XR11001VS:3.6 L/分 XR11002VS:4.8 L/分 XR110015VS: 6 L/分 |
液滴サイズ | XR11001VS: 130-250 μm XR110015VS: 170-265 μm XR11002VS: 190-300 μm (実際の動作環境や噴霧流量などにより、異なります) |
噴霧幅 | 4〜7 m(ノズル×8、作物からの1.5〜3 m上の高度で) |
噴霧システム - 流量計 | |
測定範囲 | 0.25〜20 L/分 |
誤差 | <±2% |
測定可能な液体 | 導電率 > 50 μS/cm(水または水を含む農薬などの液体) |
高精度レーダーモジュール | |
モデル | RD2428R |
動作周波数 | CE(欧州)/(米国):24.00 GHz〜24.25 GHz MIC(日本)/KCC(韓国):24.05 GHz〜24.25 GHz |
消費電力 | 18 W |
EIRP | MIC(日本)/ KCC / CE / FCC:< 20 dBm |
高度検知&地形フォロー[3] | 高度検知幅:1〜30 m 安定化動作範囲:1.5〜15 m 丘陵地モードでの最大傾斜:35° |
障害物回避システム[3] | 高度検知幅:1.5〜30 m FOV:水平方向:360°、垂直方向:±15° 使用条件:相対高度が1.5 m以上、動作速度が7 m/秒以下 安全距離:2.5 m(機体が停止した後のプロペラ先端と障害物の間の距離) 障害物回避方向:全方向障害物検知は水平方向に360°の範囲で動作。 |
IP等級 | IP67 |
T20 インテリジェント フライトバッテリー | |
モデル | AB3-18000mAh-51.8V |
重量 | 約6.4 kg |
放電率 | 9 C |
IP等級 | IP54 |
容量 | 18000 mAh |
電圧 | 51.8 V |
送信機 | |
モデル | RM500-AG |
OcuSync 2.0 動作周波数[4] | 2.4000-2.4835 GHz 5.725-5.850 GHz |
OcuSync 2.0有効伝送距離 (障害物や電波干渉がない場合) |
SRRC/MIC(日本)/KCC/CE:3 km NCC/FCC:5 km (動作高度:2.5 m) |
OcuSync 2.0伝送電力(EIRP) | 2.4 GHz SRRC/CE/MIC/KCC:18.5 dBm FCC:25.5 dBm、 5.8 GHz SRRC/FCC:25.5 dBm |
Wi-Fi プロトコル | Wi-Fi ダイレクト、ワイヤレス ディスプレイ、802.11a/g/n/ac、2×2 MIMOでのWi-Fiに対応 |
Wi-Fi 動作周波数範囲[4] | 2.4000 - 2.4835 GHz 5.150 - 5.250 GHz 5.725 - 5.850 GHz |
Wi-Fi伝送電力(EIRP) | 2.4 GHz SRRC/CE:18.5 dBm、FCC/MIC(日本)/KCC:20.5 dBm、 5.2 GHz SRRC/FCC/CE/MIC(日本):14 dBm、KCC:10 dBm、 5.8 GHz SRRC/FCC:18 dBm、CE/KCC:12 dBm |
Bluetoothプロトコル | Bluetooth 4.2 |
Bluetooth動作周波数 | 2.4000-2.4835 GHz |
Bluetooth伝送電力(EIRP) | SRRC/MIC(日本)/FCC/CE/KCC:6.5 dBm |
GNSS | GPS + GLONASS |
ディスプレイ機器 | 5.5インチ スクリーン1920×1080 ピクセル 明るさ:1000 cd/m²Androidシステム |
ランダムアクセスメモリー(RAM) | 4GB LPDDR4 |
ストレージ容量 | ROM 32GB + microSD、最大容量128GBおよびUHS-Iスピードクラス3の読み書きスピードのmicroSDカードに対応 |
HDMI | HDMI 1.4 |
対応する機体 | Agras T20 |
消費電力 | 18 W |
動作環境温度範囲 | - 10 ° 〜 40 °C |
保管環境温度範囲 | < 1ヶ月 : −30°C〜60°C 1〜3ヶ月: −30°C〜45°C 3〜6ヶ月: −30°C〜35°C > 6ヶ月 : −30°C〜25°C (内蔵バッテリー残量が40 %〜60 %の場合) |
充電環境温度 | 5 °C 〜 40 °C |
送信機 − 内蔵バッテリー | |
バッテリータイプ | 18650 Li-ion (5000 mAh @ 7.2 V) |
駆動時間 | 2時間 |
充電時間 | 2.5時間(定格12V/2Aの標準USB電源アダプター使用時) |
電源電流 / 電圧(USB-Aポート) | 5 V / 1.5 A |
モデル | WB37-4920mAh-7.6V |
送信機 − インテリジェント バッテリー | |
充電タイプ | 定格12V / 2AのUSB電源急速充電アダプターに対応 |
バッテリータイプ | 2S LiPo |
容量 | 4920 mAh |
電圧 | 7.6 V |
電力 | 37.39 Wh |
充電環境温度 | 5 °C 〜 40 °C |
モデル | 2時間 |
送信機 − インテリジェント バッテリー充電ハブ | |
モデル | WCH2 |
入力電圧 | 17.3 〜 26.2 V |
出力電圧&電流 | 8.7 V、6 A |
動作環境温度 | 5 °C 〜 40 °C |
送信機 − インテリジェント バッテリー 充電ハブ 電源アダプター | |
モデル | A14-057N1A |
入力電圧 | 100 〜 240 V、50/60 Hz |
出力電圧 | 17.4 V |
定格出力 | 57 W |
2. 風速3 m/s以下、海抜0 mで測定。
3. レーダー有効射程距離は、障害物の材質/位置/形状などによって異なります。
4. 現地の法律および規制を順守するために、この周波数は一部の国または地域ではご利用になれません。
※記載の数値に誤差が生じる場合があります。
※製品の仕様は予告なく変更になる場合があります。
【現場での実運用に基づいた農薬散布教育プログラム】
UTCの指針に基づき、マルチローターの操縦方法、農薬の取り扱い、そして安全対策マニュアルなどの内容をまとめたUTCのテキストよるオペレーター研修をご用意しています。
セキドで実施の認定教官による教育プログラムには、初心者向けの6日間と経験者向けの4日間コースがあります。
※DJI社の農業ドローンをご購入・お見積り・ご利用いただくには、
セキドで実施の「UTC セキド農業ドローン講習」を受講頂くことで取得可能な「UTC産業用マルチローターオペレーター技能認定証」が必要となります。
【万全のドローン運用を!セキド保守サービス】
農業用ドローンの定期点検・修理やメンテナンスは、UTCから認定された整備事業所にて、長年に渡るノウハウを積み上げた弊社サポートスタッフが対応します。
【散布業務に安心の保険サービス】
農業用ドローン各機体には、初年度無償の対人最大1億円、対物最大5,000万円(農薬による被害を含む)の賠償責任保険を用意しています。また、機体保険も任意で加入可能な機体となっております。
→詳しくは【エアロエントリー社 DJI機体保険 見積り依頼ページ AGRAS MG1及びその他】まで