NDフィルターって何?DJIドローンとセットで上手に使う方法を解説します
こんにちは。DJIインストラクターの池田です。
強くなれる理由を知りました。お金、休み、健康です。
さて、今回は写真を撮る時にあると便利な【NDフィルター】についてご紹介いたします。
今回の記事は下記のような方にオススメです。
・ドローン用NDフィルターの購入を迷っている方
・撮影技術を向上させたい方
・MAVIC 3 をもっと使いこなしたい方
そもそも「NDフィルターって何?」という方は、下記のコンテンツに詳しく書いてありますのでお読みくださいませ。
NDフィルターって何ができるの?
先に作例をお見せします。こんな写真、見たことありませんか?
あるいは、こんな風に光の軌跡がきれいに描写されている写真とか。
これらの写真はNDフィルターを使用して撮影されたものになります。
水の流れや光のラインなど、動いているものの軌跡を写真に残したり、逆光時の白飛びを抑えたりするのに欠かせないのがNDフィルターです。
なぜNDフィルターがドローンにオススメなの?
ドローンへのNDフィルター装着がオススメな理由としては、DJIの機器に非常に明るいレンズが採用されているという点が挙げられます。
カメラでもF1.0などの大口径レンズが増えていますが、DJIドローンはMAVIC 3はf/2.8〜f/11、AIR 2SとMINI2はF2.8と明るい開放絞りを採用しています。
人間に例えるとF値は「まぶたの開き具合」だと思っていただくと分かりやすいと思います。眩しい時は目を細めて、目に入る光の量を調整するように、F値が調整できるレンズの場合は周囲の明るさによって最適なF値を選ぶと写真の表現の幅も広げることができます。しかし、F値が固定の機体の場合は「目を細める(F値を絞る)」ことができないので、サングラスの役割をしてくれるNDフィルターが必要というわけです。
実際に使ってみた
MAVIC 3の場合、装着はこのようにして行います。
写真撮影時のNDフィルター装着目的としては下記のようなものが挙げられます。
・白飛びの予防
・スローシャッター撮影
では、撮影をしてみましょう。
こちらは、NDフィルターを装着せずに撮影した写真です。
こちらは、ND16を装着して撮影した写真です。
サングラスのようにレンズに入る光を減らしてくれているので、写真全体が暗く写っています。
また、動画ではモーションブラーを上手に利用するためにNDフィルターの使用をおすすめしております。
「モーションブラーって何?」という方がほとんどだと思いますので、(すごく簡単に言うと写真のブレのこと)詳しくは下記のコンテンツもあわせて読んでみてください。
動画でもシャッタースピードを調整すべき理由って?
目的別のオススメ設定も紹介 詳細
DJI Mavic 3 NDフィルターセット (ND4/8/16/32)
DJI Mavic 3 NDフィルターセット (ND64/128/256/512)
DJI Air 2S NDフィルターセット (ND 4/8/16/32)
DJI Air 2S NDフィルターセット (ND 64/128/256/512)
NDフィルターの使い方に悩んだら
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