DJI Mavic Mini を開封から飛行までレクチャーします!
DJI認定ストア 東京虎ノ門の吉田です。
遂にDJIの最新機種 Mavic Mini が発売されましたね!既に入手されたという方もいらっしゃるのではないでしょうか?当ストアでも絶賛発売中です。
※ 2020年11月に発売された後継機 DJI Mini 2 の関連記事はこちら!
さて、ここでご質問です!
「購入された Mavic Mini、飛行までの設定でお悩みではないですか?」
もしも、「手順が分からないよ!オーマイゴッド!!」になっているのであれば、ご安心ください。
この記事で、Mavic Mini の開封レビューから飛行までのプロセスを、全てお伝えします。
目次はコチラ!!
1. Mavic Mini 開封の儀式
2. 気になる本体はどうよっ!?
3. 初めの設定はアクティベーション
4. 一番大事な フライト前の3つの注意事項
5. いざ離陸っ!この広~い!大空へ~!!
Mavic Mini 開封の儀式
初恋も開封も一度きりなので、ここは是非ゆっくりと楽しんで頂きたいところ。
結構使う機会の多いシリアルコード
ですが、実は開封の前に確認して頂きたい事があります!
それは、、外箱の「白いシール」!!
こちらには、保険の申し込みや DJI Care Refresh で使用するシリアルナンバーが記載されています。
[例:0M6CG12345678ABC]
ちなみにシリアルコードにはアルファベットの「O(オー)」が存在しませんので、「O」か「0」か悩んだときは全て数字の「0(ゼロ)」を入力してください。
「箱なんて捨てちゃったよ!」
という方は、本体バッテリーカバー裏にも同じシリアルナンバーが記載されていますので、そちらをご参照ください。
不安になりがちなケーブル類
飛行をお楽しみ頂くには、同梱の送信機(コントローラー)にスマートフォンなどを接続する必要があります。その際は、付属する3種類のケーブルからお持ちのスマートフォンに対応したケーブルを使用してください。
・iPhone用 Lightning ケーブル
・アンドロイド用 micro USB Type-B ケーブル
・アンドロイド用 USB Type-C ケーブル
また、送信機を充電する時とモバイル端末を接続する時は、画像赤マルで囲った部分に付属の白いケーブルを接続してください。
ちなみに、送信機に「タブレット端末を接続して使いたい!」「大画面で撮影する映像や操作系を確認したい!」という方は、必要なアクセサリーが揃ったこちらのセットをお求めください!
気になる本体はどうよっ!?
減量した美しいボディ
Mavic Mini を触ったことがある人なら全員感じたと思うんですが、めっちゃ軽いです。
199gですから、350mlのお茶より軽いです。
もっと言えば小玉のリンゴよりも軽いです!気になる方はOKストアでリンゴ買ってください。
関係ないですが、OKストアは自家製ピザもおすすめです。
他の Mavic シリーズ同様コンパクトな折りたたみ式
アーム展開方法は、従来のMavicシリーズと同様。
収納時の大きさは iPhone と同じくらい、むしろ縦の長さは Mavic Mini の方が小ぶりです。
充電ポートやSDカードスロットは?
Mavic Mini には障害物センサーが搭載されていますので、機体表面はツルツル。
機体後部には、microSDカードスロットと充電用の端子が備えられています。
SDカードは 128GBまで対応しており、弊社ではクラス10以上の物を推奨していますので、SDカード選びの際はご注意ください。
プロペラの固定はねじ式に変更
プロペラは他の Mavic シリーズが採用するクイックリリースプロペラから、ネジ止め式プロペラに変更されており、予備のねじ・ねじ回しも同梱されています。
初心者の場合は、クイックリリース式の装着ミスから離陸時にプロペラをまき散らすケースもありましたので、多少面倒でもこの変更は嬉しいですね。
安定したフライトに欠かせないセンサーは?
機体底面には赤外線センサーとカメラセンサーを搭載。
このセンサーが DJI と他のドローンメーカーが一線を画す理由の1つです。
機体自身がどこの上を飛んでいるかを自己認識するので、送信機からの信号がない限り、ホバリング飛行を行います。
初めの設定はアクティベーション
機体と送信機の確認が済んだら、次は設定です。
Mavic Mini を操縦するには、まずお持ちのスマートフォンまたはタブレットに DJI Fly アプリをダウンロードします。
従来機種で使用していたアプリと比べて、設定項目などがシンプルになっていますので、初心者にも使いやすいアプリケーションになっているかと思います。
DJI fly アプリをインストールして頂いた皆さんに、ここでお伝えしなければいけない事があります。
「DJI製ドローンを初めて使用する際は、アクティベーションという初期設定をしなければいけません。」
初期設定というと「うわっ、メンドクサっ!」と思われるかもしれませんがご安心ください。
5分ほどで終了する上、あきれるほど簡単なんです。
アクティベーション手順
1. バッテリー残量が 50%以上ある事を確認してから、機体と送信機の電源を入れ、スマートフォンを接続します。
アプリを起動すると下のような画面が表示されます。
2. アクティベーション待機画面に切り替わったら、製品利用規約をご確認頂き「同意します」を選択してください。
3. DJIアカウントの紐付けを行います。
DJIアカウントをお持ちでない方は、メールアドレスとパスワードを設定してアカウントを作成してください。
以上でアクティベーションは完了です。
ファームウェアアップデート
DJI製ドローンは、スマートフォンなどと同様に定期的なバージョンアップをすることで、新機能の搭載と既存機能の最適化を行います。
新品開封時は、このバージョンを最新のものに更新しなければいけません。
最新バージョンのインストール方法は、アプリ初期画面左上に表示される「バージョン更新のお知らせ」をタップして頂くだけです。
おおよそ10分程で最新バージョンにアップデートされますが、インストール中に更新画面を閉じてしまいますと、システムエラーの原因になりますのでご注意ください。
初期設定を事前に済ませた機体調整サービス
ちなみにセキドオンラインストアとDJI認定ストア 東京虎ノ門には、ここまでの初期設定を全て出荷前に完了した【Mavic Mini 調整済みタイプ】のご用意もございます。
自分で初期設定やるのは「不安。。。」という方は、ぜひこちらのタイプをご検討ください。
機体調整サービスは、フライトに欠かせないアクセサリーを組み合わせたお得なオリジナルセットにも対応しますので、お好みの商品からお選びください!
一番大事な フライト前の3つの注意事項
最後にご説明するのが、Mavic Mini を飛行させる際に必ずチェックしなければいけない項目です。
人によって、「ここが一番重要!」というポイントは違ってくると思いますので、今回は初心者が確認しておくべきポイントを3つだけ紹介します。
最低でもこの3つは必ず飛行前にチェックするようにしておいてください!
また、ご紹介する設定は、全てアプリ飛行画面の右上「・・・」から設定できますので、すでにフライトを楽しんでいる方も改めて確認してみてください。
ポイント1. 最大高度 / 最大距離
DJI製ドローンには、予め機体の飛行限界範囲を設定しておける便利機能が存在します。
もちろん Mavic Mini にも搭載されており、アプリ設定画面の「安全」という項目から「最大高度」「最大距離」という形で指定できます。
この2つの数値ですが、初心者の方はどちらも機体を目視可能な 60m程度に設定しておくといいでしょう。
ポイント2. 自動RTH高度
Mavic Mini には RTH(Return To Home)という自動帰還システムが搭載されています。
送信機上の RTH起動ボタンや、送信機からの通信が途切れるなどの緊急時に自動発動する機能ですが、その際ドローンは予め設定した高度まで上昇した後、自動飛行を行いながら離陸ポイントもしくは設定したポイントに着陸します。
この項目では、RTHが発動した際の上昇高度を設定できます。
スライダーで数字を操作し、20m~500mまでの範囲で選択できます。
ポイント3. スティックモード
ドローンの操縦方法にはいくつかのパターンが用意されており、この項目でそれらの中から自分にあったものを設定できます。
・モード1
ラジコンヘリなどの操縦方法でおなじみのパターンで、国内では最もポピュラーな操作方法です。
・モード2
海外では最も人口の多い操作方法で、同居人にタイ人みたいと言われた私はこのモードです。
・モード3
比較的使用人口の少ないモードですが、よくあるアクションゲームと同じ操作方法ですので使用される方は増えていくのではないでしょうか。
スプラトゥーンとも同じなので、魚介類の方にも向いていると思います。
・カスタム
私は一人しか会ったことがありません。変態達の操作モードですね。
いざ離陸っ!この広~い!大空へ~!!
ここまでの流れが終了したら、実際に離陸させていきましょう!!
もし「どこで飛ばせるのかよく分からない?」という方がいらっしゃれば、コチラの記事をご参考頂ければと思います。
Mavic Miniってどこでも飛ばせるの?
分かりにくいドローンと航空法について
やさしくお伝えします!
離陸の操作ですが、至って簡単です。
送信機のスティック2本を下の画像のようにV字方向に切ります。
モーターが作動し、プロペラが回転を始めますので、左スティックを上に倒し機体を上昇させます(デフォルト設定の場合)
これで離陸完了です。
あとは左スティックを下に倒せば下降し、左右に倒せば右旋回左旋回となります。
右スティックは上に倒せば前進、下に倒せば後進、左右に倒せば左右スライド移動です。
以上が Mavic Mini の離陸までの流れとなります。
すでにお持ちの方も、これから初めたいという方も、Mavic Mini は軽量コンパクトで手頃な価格ながら本格的な空撮やアプリを使った楽しい映像が撮影できる入門機にピッタリのドローンですので、ぜひとことん使い倒して楽しんでください!
今回ご紹介した Mavic Mini について、実際に製品を見ながら確認したいという方は、ぜひDJI認定ストア 東京虎ノ門にお越しくださいませ。
購入相談内容や来店時間を事前に予約可能な来店予約フォームもありますので、お気軽にご利用ください。