DJI産業用ドローンには DJI Care Enterprise という、DJI純正の手厚い製品保証が付属します。
DJI Care Enterprise は、3つのプランから選択できます。
1. DJI Care Enterprise Basic
⇒ 1年間で2回まで有償(少額)で機体もしくは部品の交換ができます。
2. DJI Care Enterprise Basic2年版
⇒ 2年間で4回まで有償(少額)で機体もしくは部品の交換ができます。
3. DJI Care Enterprise Plus
⇒ 限度額の範囲であれば、1年間で何回でも無償で機体もしくは部品の交換ができます。
⇒ 有効期間内であれば2本までバッテリーの無償交換サービス付属
⇒ 有効期間内であれば1回まで飛行紛失にも対応。
※ DJI Care Enterpriseは最大3年目まで延長が可能です。
※ 有効期間内であれば1回(Basic2年版は2回)までの定期点検サービスが付属。
Basic更新 定価 | Basic 交換費用 | Plus更新 定価 | Plus 保守限度額 |
---|---|---|---|
¥97,950 | ¥86,300 | ¥195,910 | ¥979,550 |
【セキドスタッフによるコンテンツ】
業務用ドローン DJI Matrice 350 RTK 発表!特徴と機能を解説します
進化したフラッグシップ ドローンプラットフォームMatrice 350 RTKは、この業界に新たなスタンダードを確立します。この次世代ドローンプラットフォームは、一新された映像伝送システムを採用し、今までにない制御体験を提供します。また、効率性が向上したバッテリーシステム、より包括的な安全機能、パワフルな積載性能と拡張性も兼ね備えています。このような特長を備えたMatrice 350 RTKは、あらゆるドローン業務に革新を起こし、業務を強力にサポートします。
堅牢な設計のMatrice 350 RTKは、パワフルな推進システム、向上した保護等級、優れた飛行性能という特長を備え、難易度の高い様々な業務にも難なく対応します。
Matrice 350 RTKは、DJI O3 Enterprise伝送システムを採用し、3つのチャンネルを使用し、1080p HDライブ動画[5]を伝送します。また、最大20 km先から伝送することができます[6]。機体と送信機共に4アンテナ送受信システムを搭載し、送信時は4つのアンテナから通信状態が最適な2つのアンテナを自動選択して送信し、受信時は4つのアンテナを使用して受信します。これにより、耐干渉性が大幅に向上し、さらに安定した伝送が実現します。
7インチ高輝度画面を搭載したDJI RC Plus送信機は、デュアル操作モードに対応しており、標準のWB37外部バッテリーを使用すると最大6時間の駆動時間を実現し、幅広い種類の業務のニーズを満たします。
DJI RC Plusは、保護等級IP54に対応し[2]、防塵性・防水性を備えているため、悪天候下でも、安心して業務を実行できます。-20℃〜50℃の環境で動作でき、極暑・極寒環境下でも、時間に縛られず、業務に対応できます。
送信機の前面、背面、上部にボタンやダイヤルが複数配置され、効率の良い操作を実現しています。ボタン機能はユーザーが操作しやすいようにカスタマイズでき、直感的かつ柔軟に操作を行えます。
DJI Pilot 2アプリは、さらに最適化され、ミッションタイプや飛行ステータスを分かりやすく表示します。簡単かつスムーズに機体やペイロードを制御できるため、作業の効率性を向上します。
Matrice 350 RTKは、新しいTB65デュアル バッテリーシステムを採用。バッテリーのホットスワップに対応しているため、電源を切らずに素早くバッテリーを交換でき、効率的に次の飛行を再開できます。バッテリーの充電サイクル回数は最大400回となっており[3]、1回の飛行にかかるコストを低減しています。
新登場のBS65 インテリジェント バッテリーステーションは、バッテリーの充電、保管、輸送の全てに使えるワンストップ ソリューションです。
保管モードでは、長期間の保管に最適な50%までバッテリーを充電します。飛行準備モードでは、バッテリー寿命が伸びるように考慮しながら、複数組のバッテリーを90%まで素早く充電し、いつでも業務を開始できるようにしておきます。
バッテリーステーションがDJI RC Plusに接続している時、DJI Pilot 2アプリはバッテリーステータスとバッテリー状態情報を表示します。また、自己放電日数の設定、ファームウェア更新、ログのエクスポート、他のクイック操作へのアクセスが、タップ操作だけで簡単に行えます。
バッテリーステーションには、全方向に移動可能なキャスターが付いており、輸送や移動がよりしやすくなっています。
Matrice 350 RTKは、新たにアームロック検知機能を搭載し、アームスリーブがロック解除状態で飛行を開始してしまうリスクを回避できるため、安心して飛行に集中することができます。
FPVカメラは、優れた暗視性能を備え、夜間の飛行でも、周辺環境や障害物をクリアに表示することができます。ピンポイント機能を使用すれば、より分かりやすいナビゲーションで安全な飛行が可能になり、夜間の業務も安心して行えます。(夜間飛行については、現地の法律と規制に必ず従ってください)
Matrice 350 RTKは、6方向デュアルビジョンシステムと赤外線検知システムを搭載し、6方向への状況認識、測位、障害物検知を可能にし、飛行中、機体を包括的に保護します[7]。
CSMレーダーを取り付けることで、Matrice 350 RTKは、上方または水平方向360°の範囲内にある認識しにくい障害物を検知し、適切なタイミングで衝突を回避できます[9]。有効検知範囲は最大30 mとなっており[10]、飛行安全性がさらに向上しています。
飛行の安全性を最大限に確保できるように、Matrice 350 RTKの機体システムとセンサーシステム共に、冗長設計を採用し、厳しい環境でも、安心して業務を遂行することができます。
Matrice 350 RTKは、シングル下方ジンバル、デュアル下方ジンバル [11] 、シングル上方ジンバル [11]といったペイロード装着方法に対応し、3つのペイロードを同時に搭載することができます。機体はE-Portオープン インターフェースを搭載し、2.7 kgの最大積載量に対応しているため、公共安全や点検、マッピングといった様々な業務シナリオでのニーズを満たします。
Matrice 350 RTKは、ウェイポイント、マッピング、オブリーク、飛行帯ミッションをサポートします。地形フォロー[12]またはスマートオブリーク[13]を使用して、効率的にデータを収集することができます。DJI Terraと併用すると、高解像の2Dや3Dデジタル画像を素早く取得でき、高精度かつ高効率のマッピング業務を実現します。
高精度なピンポイントやクラウドベースのリアルタイムマッピング[14]といった機能を使用することで、Matrice 350 RTKは、上空と地上、そしてクラウド間の連携を実現します。機体が画像収集を完了した後、DJI FlightHub 2は、業務現場のモデリングを素早く実行することが可能で、機体オペレーターと地上にいるオペレーターにコマンド情報を伝送します。送信機とFlightHub 2は、共に点/線/面での描画やリアルタイム アップロードに対応し、機体と連携して、リアルタイムでオペレーションビューをライブ配信できるため、上空と地上間の連携が必要な業務において、コミュニケーションの弊害を取り払えます。
ライブミッション記録を介して、Matrice 350 RTKは、飛行ルートファイルを生成・保存可能で、そのファイルを使って、いつでも自動化されたオペレーションを実行でき、繰り返しの多い点検作業も簡単かつ効率的に行うことができます。AIスポット点検[15]を使用する時、Matrice 350 RTKは、自動での構図合わせや、撮影対象の手動選択に対応し、繰り返し撮影する際の精度や点検作業の品質を向上させます。