動画収録に外部マイクが必要なのはなぜ?DJI Mic 2 とデジカメのセッティング方法を解説します!
こんにちは。セキドの池田です。
製品紹介のYoutubeに多数出演してきたせいか、お客様や新入社員さんから「あ!Youtubeに出てる人だ!」と認知されていることがあります。はじめは少し恥ずかしかったのですが、最近はそう言っていただくことが増えたので、セキドの認知度向上に貢献できているんだなぁとひとりで自己満足に浸っています。動画コンテンツは台本作りから公開までの工数が多く、手間や時間がかかることもあるのですが、「あの動画見て商品買ったよ!」と言われるのは何よりも嬉しいです。
ということで、今回は動画づくりに欠かせない外部マイクの使い方解説です。タイトル通り、 DJI Mic 2 をデジタルカメラの外部マイクとして使う時のセッティングについて説明していきます。今回は Canon EOS R8 を使って説明していきますが、他のデジタルカメラでもほぼ同じ手順でセッティングが可能です。お手元に機材をお持ちの方は、ぜひ試してみてくださいね。
Mic 2 のファーストレビューについてはこちらからご覧いただけます。購入を検討している方は合わせてお読みください。
声をクリアに録るならコレ一択!ノイキャン&32bit
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外部マイクを導入するメリット
使ったことのある方なら実感されているかと思いますが、デジタルカメラは撮影機能に特化している機種が多いため、実は音声収録はあまり得意ではない場合があります。中には音声を別の場所で収録するビデオグラファーもいるほどです。これは手間ですよね。しかし高性能な外部マイクを導入することで音声収録の質を向上させ、音と映像が一度でバッチリ記録できるようになります。
実際に比較動画を撮影してみました。動画の前半は DJI Mic 2 を使い、後半はカメラ内蔵のマイクのみを使っています。ぜひイヤホンをして聴き比べてみてください。
なるほど、ここまで変わるなら外部マイクが必要だな?と感じていただけたのではないでしょうか。
今回の使用機材をご紹介
今回の比較収録に使用した機材は以下です。
①Canon EOS R8(外部マイク入力端子付きのデジタルカメラ)
②DJI Mic 2 レシーバー
③DJI Mic 2 カメラ音声ケーブル (3.5mm TRS)
④DJI Mic 2 トランスミッター
②、③、④は DJI Mic 2 基本のセットにすべて入っています。
DJI Mic 2 (トランスミッター×2 + レシーバー×1 + 充電ケース)
セッティング手順
それではいよいよセッティングをしてみましょう!
まずはお手持ちのカメラをご覧いただき、マイク用の3.5mmプラグ入力端子があることを確認しましょう。動画が撮影できるデジカメでも、この端子がついていないこともあります。その場合は今回の手順では外部マイクを使うことができません。
次は Mic 2 レシーバーの確認です。こちらには[OUT]と印字のあるオレンジ色の端子があります。先ほどのデジカメの端子とこのオレンジの端子を、付属の Mic 2 カメラ音声ケーブル(3.5mm TRS)で接続することでカメラ側の準備は完了です。
実際にセッティングした様子がこちらです。
レシーバーは写真のようにカメラのホットシューに設置できるようになっています。せっかくなので、DJIのスタビライザー RS 3 に載せてみました。スタビライザーと Mic 2 を併用する場合は、カメラにレシーバーを取り付けてからバランス調整を行ってください。レシーバーを取り付けるだけでも重心位置が変わるため、その順番で進めたほうがスタビライザーの性能をさらに伸ばすことができますよ。
カメラ側のセッティングができたら、あとは演者さん(しゃべる人)にトランスミッターをつけてもらい、いつも通り動画を撮影するだけです。音声収録が Mic 2 だけを通して行われるようになります。Mic 2 のトランスミッターはノイズキャンセリング機能も搭載していますので、上手に使い分けて収録に役立ててください。
DJI Mic 2 の導入相談はコチラ!
いかがでしたでしょうか。セッティングは無事に完了できましたか?
弊社運営のDJI認定ストア東京虎ノ門では、Mic 2 や RS 3 シリーズの展示・販売を行っております。機材選定から実際の取り付けまでお手伝いしますので、導入をお考えの方はお気軽にご相談ください。お手持ちの撮影機材をお持ち込みいただき、 Mic 2 のデモ機を使って相性を確認することも可能です。動画データのお持ち帰りもできますので、ぜひご予約の上ご来店ください。ご来店お待ちしております。