Vlogカメラ界にエース登場!DJI Osmo Pocket 3 の機能や外観をレビューします
こんにちは。セキドの池田です。今回のスペシャルコンテンツは、新発売の DJI Osmo Pocket 3 の気になる機能や外観を速報レビューいたします。
すでに Osmo Pocketシリーズをお持ちで買い替えを検討されている方、旅行やイベントで動画を撮りたい方、VlogやYouTube用のカメラを探しているという方などにおすすめの内容となっております。
Osmo Pocket 3 ってどんなカメラ?
DJI から発表された新作の Osmo Pocket 3 は、名前の通りポケットサイズのジンバル付きV-logカメラです。ジンバルとは動画撮影時に発生しがちな手ブレを画期的に補正する回転台のことで、船舶や航空機のドリンクホルダーなどにも同様の機構が採用されています。ドローンにも多く搭載されているジンバルですが、「百聞は一見に如かず」です。まずはコチラの動画をご覧ください。カメラ本体が傾いてもレンズは水平を保つ様子がよく分かると思います。
今作の最大の特徴は、何と言ってもセンサーサイズの拡大です。1インチCMOSセンサーを搭載し、動画最大解像度は3840×2160。つまり4Kの撮影が可能で、120fpsのスローモーション撮影にも対応しています。レンズはf/2.0で焦点距離20㎜相当、専用広角レンズを使ったときは15㎜相当です(ともに35判換算)。
また、Pocketシリーズでよく言われてきた「画面が小さい」という問題も今作でついに解決しました。2.0インチの有機ELディスプレイを採用し、視認性と操作性が格段に向上しました。これはとても嬉しいですね!
Pocket 2 とは何が違うの?
先代の Pocket 2 との違いについても見ておきましょう。機能面での大きなポイントは以下の3点です。
・センサーサイズの拡大
・ディスプレイサイズの拡大
・10bit & D-log Mカラープロファイルに対応
サイズは2周り程違いますが、形状は似ていて基本的なボタン操作方法も似通った2台ですが、機能&性能の向上に伴って価格も改訂され税込 74,800円(Osmo Pocket 3)からとなりました。実際に使ってみた所感としては「価格重視で、昼撮影メイン。撮ったデータはスマホで見ることが多い」という方は継続して販売する Pocket 2、「画質やカメラ性能重視で、夜も撮る。撮ったデータはタブレットやPCで見たり、A4サイズ程度で印刷することもある」という方には Osmo Pocket 3 がオススメです。
ちなみに、Osmo Action 4 というアクションカメラも今年の夏に発売されました。Pocketシリーズに比べて水や衝撃に強い設計で、マリンアクティビティやモータースポーツにも適した作りになっています。こっちも気になるという方は、ぜひこちらのレビューもご覧ください。自分に合ったカメラを選んでくださいね。
仕事も遊びもコレ1台!もっと夜景に強くなった
“DJI Osmo Action 4” をレビューします
Osmo Pocket 3:外観レビュー
カメラのデザインを見ていきましょう。今回はバッテリー内蔵ハンドルやミニ三脚、広角レンズ、新型ワイヤレスマイクなどがセットで税込 96,800円で販売されている Osmo Pocket 3 クリエイター コンボ を開封してみました。
ここで外観を詳しく見る前に、大切なお知らせです。Pocket 3 の発表に合わせて発売するセキドオリジナルセットでは、高性能な256GBのSDカードが「プラス1,000円」で付属します!DJI製品を使いやすく・わかりやすく・お求めやすく提供するセキドだけのセットで、滑らかな動画の撮影をお楽しみください。
Osmo Pocket 3 クリエイターコンボ+256GB SDカード
改めましてまずは本体から。本体サイズは 139.7×42.2×33.5㎜で、名前の通りポケットサイズの設計です。写真は左が Osmo Pocket 3、右が Pocket 2 となります。
重さはスペック通りの179gで、スマートフォンと同じくらいの重量感です。
カメラ部です。3軸ジンバルに支えられたレンズは f/2.0と明るく、幅広い環境で使いやすい設計になっています。
ディスプレイの大きさも比べてみましょう。左が Pocket 2、右が Osmo Pocket 3 です。比率が変わり正確に比較できませんが、面積で比べると3倍くらいありそうですね。
回転式のディスプレイを採用しており、縦から横にスイッチさせることで素早く電源が入ります。収納時はスッキリしているのも嬉しいです。
Osmo Pocket 3:撮影レビュー
それではお待ちかねの撮影レビューに移りましょう。先代機 Pocket 2 と比較してみました。
結論、低照度環境での動画撮影に大きな差が付きました。夜間撮影をする方は、Osmo Pocket 3 を買った方がご満足いただけると確信するに至りました。ここからは画像・動画付きで詳しく解説していきます。
写真編
センサーサイズが大きくなったということは、夜景に強くなったはずですよね。日が暮れた18時ごろ、セキド本社が入居するビルから付近の景色をテスト撮影してみました。これだけではまだ、そこまで大きな差があるようには見えにくいですね。Pocket 2 もなかなかの実力です。
コンビニの入り口付近を拡大してみました。Osmo Pocket 3 の方が景色を鮮明に捉えています。
動画編
お次は動画撮影です。今作 Osmo Pocket 3 には Pocket 2 に無かった「低照度」という動画モードがありましたので、早速使ってみました。気になる結果は動画をご覧ください。
「いま、音出せないんだよね」という方のために、動画を一時停止して分かりやすく切り出してみました。いずれも1080pでの撮影ですが、ここまで差が付きました。Osmo Pocket 3 で撮影した右側では、“Pelican Building I” の文字をはっきり読み取ることができます。
昼撮影に戻りましょう。
フォーカスも早く、近景・遠景を素早く認識して切り替えてくれます。我が “最推し” のプロレスラーである棚橋弘至選手のぬいぐるみ、タナハシくんに登場してもらいました。虎ノ門オフィスでは「池田がデスクに謎のぬいぐるみを置いている」と噂されていますが、仕事中にこのユルい表情を見ると癒され、集中力を上げるのに一役買っています。
Webカメラモードも追加!使ってみました
今作から PocketシリーズもWebカメラとして機能するモードが追加されました。電源の入った Osmo Pocket 3 本体とPCをUSBケーブルで繋ぐと[ファイル転送/OTG接続][ウェブカメラ」と表示されます。[ウェブカメラ」をタップするとPC側でカメラとして認識されます。
実際にZoomで使ってみました。PC内蔵のカメラと比べると、映りもハッキリしていて使っていて気分が良くなりますね。
クリエイター コンボには安定性の高い三脚も付いていて、使用時はこんな感じになります。安心感がありますね。
Osmo Pocket 3 のご購入はコチラ!
いかがでしたでしょうか。
このサイズ感にして高解像度の撮影ができ、Webカメラとしても使える撮影機材は、リモートワークやWEBミーティングが当たり前となった社会人として放っておけません。まさに逸材、エースと呼んで差し支えない仕上がりですね。商品レビューを書いていて、とてもワクワクした気持ちになり、秋冬の行楽が楽しみになってきました。クルマには Osmo Action 4 を積んで、街歩きには Osmo Pocket 3 を相棒に持っていこうと思います。
DJI認定ストア 東京虎ノ門 では、10月26日(木)より新発売の Osmo Pocket 3 の展示・販売を開始いたします。ぜひいち早く実物を見て、試して、手に入れて、撮影をお楽しみください。ご来店お待ちしております!11月より営業時間拡大&来店予約制(午前中)を開始して、今まで以上に納得のDJI製品選びができるようになりましたので、プロのアドバイスを聞いてみたい方はぜひお気軽にご予約ください。