突然ですが、消防関連に従事される皆さん、災害時に必要な迅速かつ安全な救助活動を実現するために、水中ドローンを導入してみませんか？

今回は、効果的・効率的な水難救助活動での活用が期待され、消防署への導入が進んでいる水中ドローンについて、セキドが提供する導入支援をご案内いたします。

災害救助に有効な水中ドローン

水中ドローンは、水中に沈んだ被災者の捜索・救助に利用されるほか、消防士が入りにくい場所にも潜水する事ができ、より安全により効果的に水難救助活動をする事を可能にします。洪水や台風などの水害時には、浸水した地域での被災者の捜索や被害状況の調査にも役立ちます。従来のダイビングによる捜索に比べ、リアルタイムでの映像伝送システムを備えているため、より迅速かつ効率的な捜索が可能です。

アームを使用して地上からのケーブルを対象物に固定する事ができ、夜間や暗渠の現場では水中ライトを使って安全かつ迅速に捜索・救出することも可能です。災害現場では救助隊員の安全性を確保できないような場合でも、水中ドローンなら素早く対応することができます。
水中ドローンは、消防機関にとって非常に有用なツールとなり、災害時の被害拡大を防ぎ、被災者の救助につながります。

水中ドローン導入の流れは？

セキドでは消防署が水中ドローンを導入する際に必要な適切な準備や対策をご提案します。専門スタッフが消防署のニーズや要件に合わせて最適な水中ドローンを選定し、設置方法や操作方法についてアドバイスを行います。また、これらの支援は無料で行っていますので、導入をご検討の際はお気軽にお問い合わせください。
 

1. 導入前の検討

水中ドローンを導入する前に、消防署が抱える課題やニーズを明確にし、水中ドローンがその課題やニーズにどのように貢献するかを検討する必要があります。その上で、適切な予算や人材の確保、運用面での問題なども検討し、導入の必要性を確認します。
 

2. 水中ドローンの選定

消防署のニーズに合わせた適切な水中ドローンを選定する必要があります。選定にあたっては、機能や性能、価格、保守や修理の方法などを検討し、最適な水中ドローンを選ぶ必要があります。
 

3. 救助活動の手順の確立

水中ドローンを活用した救助活動の手順を確立し、適切な訓練や情報共有を行う必要があります。救助活動における各担当者の役割分担や、ドローンの操作方法や故障時の対応策なども明確にする必要があります。
 

4. 法令やルールの遵守

水中ドローンの運用にあたっては、法令やルールに従うことが必要です。特に、航空法や海洋汚染防止法、プライバシー保護法などについては、適切な理解と対応が必要です。
 

5. 保守・点検体制の整備

水中ドローンの保守・点検体制を整備し、安全に運用するための対策を講じる必要があります。また、救助活動に必要な機器や装備品の整備や、ドローンの充電や交換用バッテリーなどの準備も必要です。機体の更新に要する経費も想定したご提案をいたします。

水中ドローンについてのお問い合わせなら

当社が提供する水中ドローンは、最新の技術を搭載しており、高性能で信頼性が高いことが特長です。消防署の方々が安心して水中ドローンを利用できるよう、適切なトレーニングやサポートもご提供しています。
水中ドローンの補助金導入については、下記の通り水中ドローンの機能に関して条件が公開されています。比較表と合わせてご参考ください。
 

必要要件に適した機材

・遠隔操作が可能（有線含む）
・動画撮影が可能なカメラを搭載し、撮影した動画を現場活動で有効に活用できる機体
 

任意に付加する機能（必要に応じて付加的に備えることが望ましい機能）

・音波探査機能
・水中ドローンの位置情報把握機能
・水中ドローンが撮影した画像や映像をリアルタイムに伝送する機能
 

水中ドローン比較表

水中ドローンの補助金導入の詳細については、お問い合わせフォームからお気軽にお問い合わせください。消防署の方々がより安全で効果的な救助活動を行うために、当社が全力でサポートいたします。

水中ドローン・ROV お問い合わせフォーム

対応エリア：全国
協力：一般社団法人日本ROV協会
映像提供：新居浜市消防本部