水中産業におけるオープンイノベーションをブーストさせる日本ROV協会
こんにちは。セキドの大下です。今回は水中ドローン・ROVについて、すでにお持ちの方やご興味のある方、ビジネスをされている方に向けて、水中ドローンの普及や安全運用に欠かせない「日本ROV協会」についてご紹介いたします。
昨年、2021年6月10日に「一般社団法人日本ROV協会(Japan Remotely Operated Vehicle Association:略称J-ROV)」が設立され、ROVおよび水中ドローンの安全運用のための「教育・人材育成」「資格認定」「仕様点検」等の事業展開が始動いたしました。当社もROVの安全運用を啓蒙すべく法人会員として参画し、活動を支援させていただいております。
拡大する水中ドローン・ROV市場
セキドでは水中ドローン・ROVについて販売活動が主な事業になりますが、昨今、建設業、電力事業者、漁業事業者、官公庁、大学、研究機関を中心とした導入が進んでおり、今後も水中ドローン普及推進や活用事例増加にともなう認知度向上も期待され、市場は大きくなることが想定されています。
水中ドローン・ROVの市場規模として、日本能率協会総合研究所から発表されている調査結果[※1]では、2025年に70億円規模になるとも推測されています。
ROV技能認定講習の開催
資格認定も本格始動し、3月は大阪と富山、5月には北海道での開催が決定しております。
また、東京での開催を希望するお問合せが多い場合は、4月~5月に東京会場での開催も検討しているそうで、ご希望の方は当社経由でもお申込可能です。是非お問合せください。
ROVがつなぐオープンイノベーションの場
日本ROV協会では、色々な業種が集まり、技術、知恵を融合するオープンイノベーションを加速させる仲間を求めております。会員メンバーとして神戸市や新居浜消防、九州大学、その他県立高校や高専なども多数加入され、産官学連携した取り組みも期待されています。
水中ドローン・ROVの普及や発展にご興味をお持ちの方は、ぜひ入会をご検討ください。
こんな方にお勧め
・水中ドローン販売事業者様、運用者様、メーカー様
・今後水中ドローンの利活用を検討されている事業者・官公庁様
・潜水事業をされている方
・新規事業を担当されている方
メディア掲載・プレスリリース
【藤川理絵の水中ドローン最前線】vol.10
日本ROV協会が本格始動
※1 参照:MDB Digital Search 有望市場予測レポートシリーズにて調査 株式会社 日本能率協会総合研究所 https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000031.000035568.html