DJI Mavic 3 Classic 発表!価格は?機能は?何が違うの?!DJI CAMPインストラクターが解説します!
こんにちは。DJI CAMPインストラクターの池田です。
昨年ノロウイルス感染症に罹ったにも関わらず、今シーズンも懲りずに生牡蛎を食べました。茨城県那珂湊(なかみなと)の市場までクルマを走らせ、その場でさばいた生牡蛎をポン酢でいただきました。食べてから1週間になりますがお腹を壊してはいないので、今年の初戦は私の勝利だったようです。この冬はオイスターバーにデビューし、生牡蛎1000本ノックをキメようと思っています。
さて今回は都内の名店オイスターバーを紹介するつもりでしたが、2022年11月2日22時に発表されたばかりの DJI Mavic 3 Classic についての速報を先に紹介したいと思います。
新製品ガジェットが大好きな方、現在ドローンスクールに通っていて1台目の機体を買いたい方、Mavic Mini や Mavic Pro、Mavic 2シリーズといったリモートID非対応の機体を所有していて、買い替えを検討されている方には特に気に入っていただけそうな内容となっております。
DJI Mavic 3 Classicってどんなドローン?
「DJI Mavic 3 Classicって何?」ということで忙しい人向けに、3行でまとめました。
・Mavic 2 Pro の正統後継機
・ディスプレイ内蔵送信機 “DJI RC” がはじめから選べる
・望遠レンズを省いた Mavic 3 の廉価版!RC送信機付きは税込252,670円で超おトク
では、改めて。Mavic 3 Classic は2022年11月2日22時に発表されたばかりの新しいドローンです。
ベースとなる機体は2021年11月に発売された名機 DJI Mavic 3 で、バッテリーも同じものを使っています。Mavic 3 Classic を一言で表現するならば【Mavic 2 Pro の正統後継機にして、Mavic 3 の廉価版】と言えるでしょう。(一言で言えてない)
飛行性能や基本的なカメラ性能は Mavic 3 そのままでDJI RCが付属、販売価格は税込252,670円と、Mavic 3 のRC-N1モデルより35,000円以上もお安くなっています。衝撃的な価格設定ですね。「またやったか、DJI(誉め言葉)」といった印象です。推せます。DJIしか勝たん。
付属する送信機はディスプレイ内蔵の DJI RC のほか、スマホを搭載して使う DJI RC‐N1 も選ぶことができ、このセットの場合はさらにお安い229,240円!ご自分のスマホの輝度を活かすこともできます。
DJI Care Refresh にも加入でき、ドローンの故障や紛失など有事の際のサポートも手厚く受けることができます。DJI Care Refresh にはドローンの場合「機体の電源を入れてから96時間以内に加入すること」という条件がありますので、加入するならドローン購入時がオススメです。
なお、機体とアクセサリーがセットになった “Fly more combo” の設定はなく、アクセサリーパックのような Fly more kit が別途用意されています。収納用ソフトケース、予備バッテリー、充電ハブ、予備プロペラなどがセットになっているキットです。こちらの販売価格は 76,560円で、セキドでは現在販売準備中です。ぜひ商品ページ右下の「入荷通知設定」をお願いします。
Mavic 3 Classic のデザインを公開!
では、早速機体のデザインを見てみましょう。今回は DJI Mavic 3 Classic(DJI RC付属)を開封していきます。
開封してみました。DJI RC送信機が付属します。遠目に見た雰囲気では、Mavic 3 と見分けはつきにくいです。
ハッキリと違いがあるのはカメラですね。DJI Air 2Sのような単眼レンズが採用されています。しっかりHasselbladです。
機体の左腕部分に「DJI MAVIC 3 CLASSIC」とシルバーのプリントが施されています。Classicでも、やっぱり Mavic 3 には王者の風格が漂いますね。カッコ良さが段違いです。
ボディを畳んだところです。600㏄のペットボトルくらいの大きさになります。
サイズを分かりやすくするため、Apple iPhone 12と並べてみました。
機体を広げたところです。
起動音を聞いてみましょう。DJI Mavic 3 シリーズ共通の音ですね。
もちろん、いつも通り強力なジンバルも搭載しています。これにより、飛行時にドローンが傾いてもカメラは常に水平を保ち、ブレを極限まで軽減した映像が撮影できるというわけです。
DJI Mavic 3 Classicでテスト撮影
カメラ性能も見ていきましょう。アクティベート済みの機体を使ってテストショットを撮影します。撮影は、機体と送信機がリンクした状態で撮影ボタンを押すだけです。撮影データは microSDカードか内部ストレージ(8GB)に記録されます。
気になる撮影フォーマットですが、写真は JPEG/RAW、動画は MP4 か MOV で記録できます。動画撮影時のカラーモードはノーマル、D-log、HLG から選択可能です。Mavic 3 と同じですね。
JPEGで撮影しました。これだけでは「だから何?」という写真で面白みがないので、拡大してみましょう。
中央にある「消火栓」の標識を拡大してみました。
Mavic 3 Classic、恐ろしい子…!
Mavic 3 Classic の商品ラインナップは?
1. DJI Mavic 3 Classic(DJI RC付属)
1番のオススメはコチラです。Mavic 3 Classic 機体本体と、ディスプレイ内蔵タイプで大人気の送信機 DJI RC のセットです。
販売価格は税込 252,670円で、機体のバッテリーは1本付属します。
DJI Mavic 3 Classic(DJI RC付属)【賠償責任保険付】
2. DJI Mavic 3 Classic(DJI RC-N1付属)
機体本体と画面なし送信機 RC-N1 のセットです。
販売価格は税込 229,240円で、RC付属版よりもリーズナブルな価格設定になっています。こちらも機体バッテリーは1本の付属です。
DJI Mavic 3 Classic(DJI RC-N1付属)【賠償責任保険付】
DJI Mavic 3 Classic を買うべき人って?
それでは最後に、私池田が独断と偏見で Mavic 3 Classic を買うべきドローンユーザーを発表いたします。該当された方は上に3回スクロールして、納期が早い DJI RC付属版をお求めください。
1. リモートID非対応のDJIドローンをお持ちの方
Mavic Pro や Mavic 2、初代 Mavic Air、INSPIRE 1 をお持ちの方、そろそろバッテリーやプロペラの入手が苦しくなってきたころではないでしょうか。
ジンバルカメラ Zenmuse X5S と同じセンサーサイズのカメラを搭載した DJI Mavic 3 Classic なら、あの INSPIRE 2 にも負けない撮影ができます。もちろんリモートIDも内蔵していますので、これからのドローンの登録もカンタンです。
2. DJI Mavic 3 を検討しているが、まだ購入していない方
「Mavic 3 が欲しいけど、ずっと悩んでいたんだよね」って方、めっちゃチャンスです。撮影に欠かせないカメラ性能はしっかり残して、ディスプレイ付き送信機 DJI RC が始めから付いてくるセットが登場、さらに約20%も安いなんて、これ以上ないチャンスだと思います。
もちろん既に DJI Mavic Air 2 や DJI Mini 2 などをお持ちの方は RC-N1 もお持ちですよね。エアクラフトだけでもリーズナブルに買えちゃいますので、この機会にフラッグシップモデルの実力を体感してみてはいかがでしょうか。
3. Mini 2 や Mini 3 Pro からステップアップしたい方
カジュアルなモデルで知られる Miniシリーズをお持ちのみなさん。空撮にも慣れて、そろそろ物足りなくなってきたんじゃないですか?
手のひらサイズの可愛らしい Miniシリーズですが、そのコンパクトさから耐風性能やカメラ性能の面で「もうちょっと」と感じることもありますよね。およそ900gのボディと抜群の飛行性能による安定性と、4/3型センサー2,000万画素の高解像度なカメラが、空撮の悩みはすべて解決してくれるはずです。ぜひお迎えをご検討ください。
実物はどこで見れるの?!
いかがでしたでしょうか。「これは買い!」な Mavic 3 Classic でしたね。実物の展示は DJI認定ストア 東京虎ノ門 にて、11月4日11時より予定しています。11月3日は祝日のため店休日となっております。ご注意ください。
DJIドローンへの愛を熱く語っていたら軽く3000文字を超えてしまったため、都内名店オイスターバー特集はまた今度にしたいと思います。
それでは皆様のご来店、お待ちしております!