リモートID対応のDJIドローンはどれ?2022年7月の最新情報まとめました!
こんにちは。DJI CAMPインストラクターの池田です。
さて、今回はリモートID機能に対応したDJIドローンについて情報をまとめましたので、手早く紹介したいと思います。
サードパーティーから単品でリモートIDを購入する場合、通販サイトでの価格は4~5万円というのがちらほら確認できましたが、やっぱり高額な印象です。
「自分の持っているドローンって対応するのかな?」「リモートID機能のことが不安だけど、ドローンって買っても大丈夫なのかな?」といった疑問をお持ちの方にぴったりの内容となっております。
機能と価格を両立したセキドがおすすめする外付型リモートIDが登場!AEROENTRY AERO-D-X1 外付型リモートID 詳細
リモートID機能対応の機種
回りくどいのは苦手ですので、結論からいきましょう。
DJIが発表している「この機種はリモートID機能に対応予定だよ」というリストを入手しましたので公表します。下記の画像をご覧ください。
リストに記載があります通り、リモートID対応の機種は DJI Mini 3 Pro / DJI Mavic 3シリーズ / DJI Air 2S / DJI Mavic Air 2 / DJI Mini 2 / DJI FPV / DJI Matrice 300 RTK / DJI Matrice 30 / AGRAS T30 / AGRAS T10 の10機種です。(2022年9月12日現在、10機種全て対応済みです)
逆に言いますと、上記のリストに記載のない機種はリモートID機能の対応予定がありません。例えば Phantom 4シリーズ や Mavic 2シリーズ などは対応予定がないという結論になります。
リストに記載のない無人航空機の登録を2022年6月19日までに済ませられなかった場合は、リモートIDの事前登録免除がされませんので、外で飛ばす場合は別途リモートID機器を購入し、外付けするなどの対策が必要になります。セキドでは2万円を切る価格で、大切な旧モデルの延命に繋がる外付型リモートID機器「AEROENTRY AERO-D-X1」の販売を開始しましたので、未搭載モデルをお使いの方はぜひこちらをご検討ください。
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リモートID機能対応済みのオススメ機種3選
DJI Mavic 3
まずは空撮のプロフェッショナルにも自信を持っておすすめできるフラッグシップ機、Mavic 3 です。
飛行時間46分、6方向障害物検知機能を搭載し、大人の余裕すら感じる完成された1台です。カメラスペックも申し分なく、4/3inchセンサー2,000万画素、動画では最大5.1K50pまで撮影可能です。文句なしの特選機体となっております。牛肉で例えるならA5ランクって感じです。
DJI Air 2S
続いて、DJI認定ストア東京虎ノ門で2021年に最も売れた Air 2S です。
飛行時間31分、4方向障害物検知機能を搭載し、名機 Mavic 2 Pro のジェネリック版のような機体です。カメラスペックは、1inchセンサー2,000万画素、動画では最大5.4K30pまで撮影可能です。Mavic 2 Pro では25万円以上かかっていたセットを Air 2S で揃える場合は165,000円で済むということで、2022年も引き続き大ブレイクしています。コスパ最強ですね。
DJI Mini 3 Pro
そして、現在DJIの中で最も新しいドローン、Mini 3 Pro です。
飛行時間34分、3方向障害物検知機能を搭載し、小型ながら被写体追尾機能も搭載している1台です。119,900円で画面内蔵の送信機 DJI RC 付きの機体が手に入ることもあり、その人気は発売から2ヶ月経つ今も衰える予感がありません。カメラスペックは、1/1.3inchセンサー1200万画素、動画では最大4K60pまで撮影可能です。
リモートID機能を使う方法は?
メーカーから順次、最新のファームウェアが配布され始めています。まずは表示されるポップアップメッセージに従って、更新を行ってください。なお、特に Mavic 3 にありがちな症状なのですがファームウェアのダウンロードがひどく遅くなる場合があります。これはドローン自身が発する電波が邪魔をして、Wi-Fi電波がうまく拾えないために起こると推測されます。送信機をWi-Fiルーターの近くに置き、ドローンを別の部屋に置くなどして距離を離すと状況が改善することがありますので、うまくいかない場合はお試しください。
各フライトアプリのカメラビュー画面右上の[・・・]をタップ>[安全]>[無人航空機システム リモートID]と表示されますので、こちらをタップ。
続いてUAS登録番号の[インポート]をタップしてください。ここからドローン登録システムと連携できます。
表示内容に従ってアカウントと連動すれば、リモートIDの準備は完了です。
Matrice 300 RTK と DJI Matrice 30シリーズの産業用ドローンのリモートID機能の設定/書込み手順については、コチラの記事でも詳しく紹介していますので合わせてご覧ください。
産業用ドローンのリモートID書込み方法を紹介
[DJI PILOTアプリ編]
ドローンの導入相談はコチラ
いかがでしたでしょうか。
2022年6月20日を過ぎ、新たに導入するならやはりリモートIDが内蔵されている機体が安心ですよね。ドローンの導入については、ぜひDJI認定ストア東京虎ノ門/福岡博多およびセキドオンラインストアまでご相談ください。
ご来店お待ちしております!