産業用ドローンのリモートID書込み/紐づけの方法を紹介[DJI PILOTアプリ編]
こんにちは、セキドの平井です。
2022年6月20日よりDJIドローンを含む100g以上の無人航空機の登録制度が開始しております。今回は測量やインフラ点検など効率化に欠かせない産業向けドローンの機体登録に必要な、DJI Pilot(パイロット)アプリでのリモートID情報の書込みとDIPSへの機体登録との紐づけの方法をご紹介いたします。
[2023年2月9日更新]
また、セキドでは2万円を切る価格で、大切な旧モデルの延命に繋がる外付型リモートID機器「AEROENTRY AERO-D-X1」の販売を開始しましたので、リモートID未搭載モデルをお使いの方はぜひこちらをご検討ください。
機能やスペックの詳細はこちら!AEROENTRY AERO-D-X1 外付型リモートID 詳細
産業向けDJIドローンのリモートID情報書込み
リモートID情報の書込みの前にまずは事前の確認から。
ファームウェアバージョンの確認
リモートID対応モデルに書込みを行う場合、ファームウェア(FW)が下記のバージョン以上になっているかをご確認ください。
・DJI Matrice 300 RTK の場合
送信機FW:v04.00.03.00
DJI Pilot 2アプリ:v4.0.1.21
・DJI Matrice 30/30T の場合
送信機FW:v01.02.01.32
DJI Pilot 2アプリ:v4.0.1.21
ファームウェアが最新版に更新されていない場合は、DJI Pilot 2アプリまたは DJI Assistant 2 から更新をお願いいたします。
また、ドローン登録システムへの機体登録がお済みでない方は、こちらの記事を参考に先に登録してください。
ドローンの登録制度は怖くない!
機体登録の手順を分かりやすく解説します
リモートID情報の書込み手順
ファームウェアの確認と更新が済んだら、DJI Pilot 2アプリを使って下記の手順でリモートID情報の書込みを進めましょう。
1. アプリトップ画面左上の[RID]をタップ
2. GEO区域マップで[RID]をタップ
3. 無人航空機システム リモートID画面で[Remote ID 未導入]を選択
4. 国土交通省航空局にログイン
5. ドローン登録システムで登録したIDとパスワードを入力
6. 書込み完了
DJI Pilot 2アプリを使った、産業用DJIドローンのリモートID情報書込みと機体登録への紐づけの手順は以上です。事前に機体登録が済んでいて、普段から最新ファームウェアに更新されていれば、リモートIDの書込み/紐づけは以外なほど簡単に終わりますね。
無人航空機の機体登録やリモートIDについては、国土交通省のサイトやヘルプデスクでも詳しく確認することができますので、手順通りに行かない場合や細かく確認しながら進めたいという方は、ぜひこちらもご参考ください。
産業用ドローンの導入や
入れ替え、追加をご検討の際は
セキドでは、今回紹介した Matrice 30シリーズ/Matrice 300 RTK のほか、ドローン搭載LiDARモジュール DJI Zenmuse L1 など実機を使って測量や構造物点検の現場を想定したデモを行う無料実演会や、最新事例や撮影データ紹介する無料WEBセミナーなどを定期開催しております。横浜市金沢区の セキド DJI 横浜ドローントレーニングセンターで開催する実演会は、最新モデルによる撮影データを持ち帰ることもできる、導入検討中の事業者様に最適なイベントになっておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。