DJIドローンを点検に出すには?点検証明書って?機種別に最適な方法を説明します!
こんにちは。DJIインストラクターの池田です。
とくにキャンプが好きというわけではないのですが、Snow Peak の着物を買いました。バックルを留めるだけで着られるアウトドア向けの風変わりな着物で、帯を結ぶという手間から解放されて快適です。最近は休日にそれを着て神田へ出掛け、古本屋で変わった本を探すという「書生さんごっこ」にハマっています。
さて、今回はすべてのDJIドローンユーザーさま向けに “点検の出し方“ について解説したいと思います。
ドローンを点検に出すには?
大切なドローンを安全に使い続けるために欠かせない点検の方法について、パターン別に3つ用意しました。
なお、すでに「ドローンが故障してしまったので修理したい」という状況の方は、点検ではなく修理依頼が必要です。こちらからご依頼ください。
DJI製品の修理が格安で受けられる保証サービス DJI Care Refresh に加入済みの方は、修理依頼の際に[DJI Care Refresh 加入済み]のチェックを忘れずにお申し込みください。
1. SEKIDO|DJI点検パックを利用する場合
それでは点検を受けるための3つの方法を順にご紹介いたします。
まずは “SEKIDO|DJI点検パック”を 利用する場合についてです。Matriceシリーズなどの産業機はこのサービスの対象外ですので、手順[2.]にお進みください。
点検パックは対象機種が限られますので、まずは下記リンクより対象機種になっているかをご確認ください。Mini シリーズ、Mavic シリーズそして、Phantom 4 Pro シリーズが対象になっています。
点検パックを使うメリットとしては、下記のようなものが挙げられます。
・点検証明書・新しいプロペラがもらえる
・DJI整備士による点検が受けられる
また、点検パックは買うだけで終わりではありません。発送前にインターネットからの申し込みが必要ですので、手順についてはこちらのリンクをご覧くださいませ。
2. 産業機を使っている場合
次に、Matrice 300 RTK や Phantom 4 RTK などの、いわゆる産業機を使っている場合です。こちらは別途お見積での対応となります。まずは下記のお問い合わせフォームからご連絡ください。
なお、こちらに “Basic” と “Premium” の2種類のプランがございます。
Basicプランでは、全面的なクリーニング、基本機能点検、アップグレードとキャリブレーションを実施します。
Premiumプランでは、Basicプランの内容のほかに、消耗パーツとモーターの交換が追加されます。手厚いですね。
なお、Premium に[○]がついていない機種の場合は Basicプランのみの提供となります。
3. [1.][2.]のいずれにも該当しない場合
最後に、産業機でもなく、点検パックのラインナップにも掲載されていない機体の場合です。具体的には Inspire 1 ですとか、Phantom 3 などの機種がこちらに該当しますね。これらの機体の点検については直接メーカーに依頼していただく必要があります。
点検費用は機体によって異なり、事前にDJIカスタマーサポートセンターに連絡すると機体ごとの点検費用を教えてくれます。ただし実物の検品をしてみないと消耗パーツ類の追加課金額は分からないので、ざっくりした見積金額だと思ってください。
この辺りについての詳しい問い合わせは、つながりやすいチャットサポートがおすすめです。なお、土日祝はお休みなので平日10時から18時までにアクセスしてみてくださいませ。ページの下部に[チャットサポート]があります。
DJIでの修理申込み方法は?
DJIでの修理申し込みは、こちらのリンクから下記の案内にそってご依頼ください。
リンク先に移動しますと、下記のような画面に遷移します。[申込開始]をクリックします。
点検に出したい機体を入力します。シリアルナンバーから検索できるほか、製品シリーズ名から申し込みを進めることもできます。製品情報を入力し、[次へ]をクリックします。
「故障詳細」のところでは[修理]を選びます。[その他]にチェックを入れると自由入力欄が開きますので、「定期点検希望」であることを入力してください。ほかに要望があればあわせて打ち込んでおきましょう。
ここまで入力したらページ下部の[次へ]をクリックし、次のページに進んでください。
次の発送物確認のページでは、[製品一式]を選び、ページ下部の[次へ]をクリックします。
次のページに進みますと、DJIアフターサポートセンターの住所が表示されます。ご自身の住所入力を求められますので、[新しい住所を追加]をクリックして、製品の返送先を入力後[次へ]をクリックします。
ページの指示に従い、修理申し込みを進めますと「製品修理リスト」と書かれたQRコード付きのPDFが発行されます。こちらを2枚印刷し、1枚は製品と同梱、もう1枚は点検完了までお手元にて保管なさってください。
あとは製品と「製品修理リスト」を着払いで埼玉県内の指定住所に発送して申込完了です。
DJI製品の購入はDJI認定ストアへ
いかがでしたでしょうか。
導入後の点検もしっかり受けられますので、長く使っても安心ですね。機材の導入については DJI認定ストア東京虎ノ門/福岡博多 までお寄せくださいませ。みなさまのご来店・お問い合わせお待ちしております。