(2023年9月4日更新)
こんにちは!セキド ラジコン担当の秋元です。
今回は、多くのラインナップを取り扱う HOBBYWING のESC(アンプ)について、
どんなラジコンでも使えるの?
なにを基準に選べば良いの?
という疑問を解消するESC(アンプ)選びのポイントをご紹介させて頂きます!
ホビーラジコンを楽しむために欠かせない知識ですので、特にエントリーユーザーの方はぜひご覧ください。
また、「ESC?アンプってなに?」という方は、まずはこちらの記事をご覧ください!
初心者向けラジコンESCなら HOBBYWING!
初めて買うならコレがおすすめ!
HOBBYWINGのESCは
どんなラジコンに使えるの?
ラジコンカーで一番ポピュラーな540サイズモーターを使用した 1/10サイズのRCカー全般に対応しており、HOBBYWING のカー用ESC(アンプ)の9割以上が540サイズ対応となっています。
オンロード、オフロード、ドリフト、クローラーなど幅広いジャンルでお使い頂いており、スムーズで扱いやすく幅広いラインナップが揃うのも HOBBYWING が人気の理由の一つです。例としてタミヤ製のTTシリーズやMシャーシシリーズ、オフロード各種シャーシにも搭載可能で、タミヤだけでなく幅広いメーカーのエントリーモデルから組立てタイプの競技向けマシンに使用する事が可能です。
出典元:タミヤ
ESC の種類は大きく分けて2つ
ESCは、使用するモーターの違いによりブラシモーター用とブラシレスモーター用2種類に分類されます。
ブラシモーターは名前の通りブラシというパーツが内蔵されたモーターで古くから存在し、タミヤ製をはじめとした多くのエントリーモデルに付属しており、安価でシンプルな構造でエントリーユーザーにも操縦し易いパワー特性となっている事から、キット付属になっている事が多く見受けられます。
対するブラシレスモーターはここ10年で急激に進化を遂げてきたブラシを使用しないモーターで、ブラシモーターと比較して非常に効率が良く、寿命も遥かに長いのが特徴です。構造上ブラシモーターに比べ低速域がパワフルになりますが、ブラシレスモーター用ESCではパワーフィーリングを細かく設定する事が可能な為、理想の操縦性を追求したセッティングが可能です。
ブラシモーター用ESCは構造がシンプルな為価格も抑えられておりますが、ブラシレスモーター用ESCは様々なプログラム変更を可能にするため構造も複雑になり、ブラシモーター用と比べて高額となっています。
ESCはどんな基準で選べば良い?
デザイン、価格、機能など様々な要素から選択する事が可能ですが、基本的な選択ポイントをいくつかご紹介させて頂きますので参考にしてみてください!
1. ブラシモーター用 or ブラシレスモーター用か確認!
使用するモーターに対応しているか確認が必要です。対応していない場合はモーターを動かすことができませんので要注意!
2. モーターのターン数制限を確認!
ブラシ/ブラシレスモーター共にターン数(単位:T)が回転数やトルク含めモーターの性能を示す数値でもあります。スピードを決定づける重要なアイテムですので、ESCが使用するモーターのターン数に対応しているかの確認が必要です。
3. バッテリーに対応しているか?
Lipo、Life、Nimh、Nicd の4種類のバッテリーの内、使用するバッテリーに対応しているかを対応セル数含めて確認しましょう!
対応していないバッテリーの使用は大変危険です。
最もポピュラーな2Sバッテリーには大半のESCが対応していますが、3Sバッテリーなどをお使いの場合、出力が変わりますのでターン数にも要注意です。
4. マシンに搭載可能なサイズか?
マシンによってはメカスペースがタイトで大きなESCを搭載できない場合も有るので、念の為サイズの確認が必要です。
ラジコンカー用ESCには多くの種類があり、選ぶ基準はとても大切です!各商品のページには、モーターの種類、ターン数、サイズ等の詳細を記載していますので参考にしてみてください!初心者の方やステップアップを目指す方で「どれを選んだらいいかわからない?」という方は、こちらのおすすめESCをぜひご検討ください。
初心者におすすめのESC
・ブラシモーター用
QuicRUN-WP-1060-Brushed BEC内蔵3A/6V【1/10用】詳細
ブレーキの強さなどが調整可能なESC!QuicRUN-WP-1080-G2-Brushed【1/10用】 詳細
※QuicRUN-WP-1080-G2-Brushedの各種設定変更に必要なプログラムカード!ESCプログラムカード PG-CARD General 詳細
初心者向けESCと組み合わがおすすめのブラシモーターはコチラQuicRUN 540ブラシモーター【1/10用】 詳細
クローラー向けブラシモーターはコチラQuicRUN 555ブラシモーター【1/10用】 詳細
ブラシモーターの特徴は、コチラの記事で紹介していますので、合わせてご覧ください!
中級者におすすめのESC
・ブラシレスモーター用
QuicRUN-10BL120-SENSORED BEC内蔵3A/6V【1/10用】詳細
XeRUN XR10 Justock G3【1/10, 1/12用】詳細
トータルバランスが大切!
ESCはラジコンを走らせる上で最も重要なアイテムの一つですので、予算と求める機能を十分に確認してからチョイスする事をオススメします。
ターンの制限は、1T~3Tほどの余裕を持ったESCを選ぶことがポイントです。車重、路面状況、ギヤ比、ESCの設定等、様々な要因でESCとモーターに対する負荷が変わってきますので、あまりギリギリのターン数を使用する事はオススメできません。
ターン数の低いモーターを利用する事で単純なスピードアップが可能ですが、ターン数を下げると共に、ギヤ比を調整していく必要が有るので注意が必要です。
ターン数を低くすると回転数がUPするので、ピニオンギヤやスパーギヤの歯数を変更してギヤ比を高くしていく必要が有ります。(ギヤ比の数値は小さく、例8.5→8.0)
※スパーギヤ÷ピニオンギヤx二次減速比でギヤ比を算出できます。二次減速比はマシンの取説にも書いてあることが多く、大半の車種はネットでもお調べ頂けます!
ギヤ比が低すぎる際の例として実車で例えると、
「ローギヤのままで走行するとエンジンの回転数は急速に上がってスピードも頭打ちになってしまいます。高い回転数で回し続ければエンジンの温度は上昇してその内ブローしてしまう、、、」
というようなイメージです。
電動ラジコンは変速ギヤが無いので、ゼロ発進から全開までスムーズに吹け上がる適正なギヤ比に設定する事で、モーターにもESCにも負荷が少なくパフォーマンスを最大限に発揮する事が可能となります。
パーツ選びや調整で困ったら!
HOBBYWING のESCやモーター、SUNPADOW バッテリー、SAVOX サーボについて、これからRCを始めようと思っている方や、「始めてみたけど設定や調整が分からない」といった疑問をお持ちの方には、専用フォームにてサポートさせて頂きますのでお気軽にお問合せください!
セキドオンラインストアでは今回紹介した ESC のほかにも、様々な種類のブラシレスモーター用ESC(アンプ)やモーター、バッテリー、サーボ等を取り扱っていますので、詳しくは商品ページをご覧ください。
次回は SAVOXサーボについてご紹介させて頂く予定ですので楽しみにお待ちください!
RC関連の最新情報やお得なキャンペーン、レース結果やセッティングシートなどをお届けするFacebookページもぜひご覧ください。「いいね!」していただくと新着通知でお知らせしますのでぜひご登録ください。