スマートフォンだけでできる最強動画編集アプリ DJI Mimo の使い方を徹底解説っ!!
DJI認定ストア虎ノ門の吉田です。
皆さんはドローンや DJI Pocket 2 などで撮影したデータ、その後どうしていますか?
おそらく多くの方は、iPhone などのアルバムに入れてたまに見返している程度だと思います。
それは、正直非常にもったいない!!
ですので今回は、撮影してみたけど放ったからかしになっている写真や動画を、結婚式で流せるレベルに編集できるスマホアプリ「DJI Mimo」をご紹介したいと思います。
目次はコチラ!!
1. DJI Mimo アプリとは?!
2. カット毎の編集手順
3. ミュージック挿入
4. フィルター選び
5. タイトル&ステッカー追加
6. DJI Mimo アプリを使った編集ができる現行モデルはこちら
今回の記事は DJI Mimo アプリを紹介していますが、DJI Mavic 3/DJI Mini 2/DJI Air 2S に対応した「DJI Fly」や、Mavic 2/Phantom 4 Pro で使用する「DJI GO4」の編集機能についても、ほぼ同じ作業工程となりますので、それらのアプリで編集をしたいという方もぜひご参考ください。
最新の Mimo アプリを使った編集方法はコチラをご覧ください。ゼロから分かる DJI Mimo 動画編集講座 Vol.2
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それでは、まずは実際に横浜トレーニングセンターのスタッフが無料体験会の様子を撮影し、DJI Mimo で編集した動画をご覧ください。
DJI Mimo アプリとは?!
ドローンなどの開発を得意とする超大手メーカー「DJI」が開発したアプリケーションで、同社製カメラとのリンク機能の他に編集機能も用意されています。
DJI が開発しただけあり、Mavic 2 Pro などで撮影したデータを編集するのにも最適なシステムとなっています。
編集機能の特徴としては、こういったソフトに慣れていない方でも使いやすいよう、「レンズ補正を使用」や「黒レベル白レベル」といった「そんな言葉、国語で習わなかったんだけど」的なワードが使われていません、素晴らしいですね。
DJI Mimo アプリでリンク機能を使用する現行モデルはこちらの3機種
2021年10月に発売された最新アクションカム「DJI Action 2」DJI Action 2 Dual-Screenコンボ 詳細
さらにコンパクトになったスマホジンバルDJI OM 5 サンセット ホワイト 詳細
誰で手軽にブレない動画撮影DJI Pocket 2 ジンバルカメラ 詳細
カット毎の編集手順
※DJI Go4やDJI Flyの関しても同様の表記、手順となりますので、読み替えてお試しください。
編集データの選択
アプリを開くとトッページが表示されるので、画像内赤マルで囲われた「➕マーク」を選択します。
「どのデータを編集に使うの?」というセレクト画面に切り替わりますので編集したいデータを複数選択します。
※初めて動画編集をされるという場合は3つくらいに絞っておくと処理がしやすくなります。
トリミング
まず素材動画の再生時間を変更しつつ、先ほど選択した動画同士を繋げていきます。
テレビ番組などを想像して頂きたいのですが、1カットの映像ってとても短いですよね。
人間が飽きずに見ていられるのは1分30秒程度と言われているので、試しに短いカットをどんどん繋げて1分前後の動画を作ってみてください。
各動画の順番は後からでも入れ変えられますのでとにかくやっていきましょう!
画像中央の青丸で囲まれた部分をタッチします。
枠の両端に白い線が出てきますので、これを長押ししながら左右に動かします。
これで動画の開始位置と終了位置を変更しながらカットの長さを調節します。
画面左下の「カット」をタッチすると1つの動画を任意の位置で2つに分割できます。
動画同士の間に斜線の入った四角いボックスがあると思います。
そちらを押せばカットとカットの間に特殊効果を入れる事ができ、誰でもプロっぽい映像を作れます。
色調整
「色調整」を押せば、コントラストや彩度、明るさまで好みの物に変えていけます。
色調整は、「1. 明るさ」「2. コントラスト」「3. 彩度」「4. 温度」「5. ビネット」「6. シャープネス」の6つの項目があり、それぞれマイナス100〜プラス100までの振り幅で調整が可能です。
いくつか分かりにくい単語があるので、説明していきます。
「ビネット」の値をプラスにしていくと画像の四隅を暗くする事ができます。
被写体が写真中央寄りに写っている時などに使えば自然とそちらに目を向けさせることも可能です。
「シャープネス」の値をプラスしていけば被写体の輪郭をくっきりさせられます。
多少ボケた感じでもピントが合っているかのように修正も出来ますがやりすぎると全体的にザラザラした印象になります。
音量調節 & 再生速度調整
映像の順番、再生時間や色調を整えたら、次に音量バランスと再生スピードも調整します。
まず、音声が大き過ぎる時などは「音量」を押して調節していきます。
その際、イヤホンなどをしながらやると実際の音量バランスとは違う感じになってしまいますのでご注意ください。
「再生速度」は動きが無さすぎる映像になっている時や、被写体自体のモーションにスピード感を持たせたい時などに活用します。
リバース & コピー
逆再生の「リバース」です。
これが結構面白くて、シュールな映像が作れます。
鳥が狩りをしているシーンや赤ちゃんの動きなど、このリバースで編集すると楽しいですよ!
「コピー」は文字通り選択した動画と全く同じ物を生成するモードです。
私は正直使い道がよくわからない、、誰か教えてください、、、
はい、ここまでで全行程の半分まできました……
次は音楽を入れていきます。
ミュージック挿入
ミュージックの追加
上画像左下の「追加」を押してください。
フリー音源が100曲ほど用意されているので、その中から好きなものを選択していきます。
その後「追加」の項目が「交換」に置きかわりますので以後、曲を別のものに変えたい時は「交換」を押してください。
トリミング
映像に対して曲のどの部分を合わせるかも調整します。
それがこのトリミングです。
サビに合わせればラスボス戦の前のようになりますし、The Beatlesを合わせればお宝鑑定団のようにもなります。
音量
先ほどの環境音や音声に対する音量調整とは別に、ミュージックのボリューム調整もできます。
ある程度大きな音量の後急にBGMを小さくするなど緩急を付けた編集をしても良いと思います。
リズム
BGM上の好きなポイントに、ピンを打ったりもできます。
何を言っているかわからないと思いますが、付いてきてください。
上画像のようにサビの入りや同じリズムが続いているところなどに青い印を付けておけば、カットを変える際などの目印として使えます。
変なタイミングでカットを変えると視聴に耐えない映像になってしまうので、この作業、非常に重要です。
あとちょっとで終了です…耐えてください……
フィルター選び
各種フィルター
あらかじめ「白黒」や「パステルカラー調」などいくつかのパターンが用意されています。
これらを映像に当てるだけで簡単にイメージを変えられます。
印象ごと、カテゴリー別に分けられていますので、お好きなものを選択してください。
タイトル&ステッカー追加
オープニング / エンディング タイトル
あらかじめ用意されたフォントで、好きな文字を入れる事ができます。
業務で撮影したものであれば日時日付など入れると確認しやすいですね。
日常の中で撮影したものもOP タイトルを入れるだけで、急にプロっぽい映像に仕上がります。
ステッカー
先ほどのタイトルが主に文字で構成されているのに対して、こちらは飛行機や商品名などのロゴを入れられるようになっています。
結構汎用的に使えるんで、これもオススメです。
これで終了です、、お疲れ様でした!!
画像右上の完了ボタンを押せば終了できます。
この時、DJIオリジナルのSNSに投稿する事もできますが、したくない方は非表示に設定してください。
冒頭でもお伝え致しましたが、このアプリ、下手な編集ソフトよりも格段に使いやすいです。
ですので、最初はこのアプリで動画編集に慣れて、ある程度飽きてきたら「Lightroom」などの編集ソフトをインストールしてみるといいかもしれませんね。
DJI Mimo アプリを使った編集ができる
現行モデルはこちら
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