カメラスタビライザー DJI Ronin-Sの初期設定とバランス調整方法
こんにちは!セキドの吉原です!
2月28日には、いよいよ「CP+ 2019」が開催されます!
セキドは、DJIブースにてドローンの他、「Ronin-S」や「Osmo Pocket」などカメラスタビライザー製品をご案内します。
DJI Ronin-Sのバランス調整方法
そんな「CP+ 2019」を目前に控えた今回は、Ronin-Sを使うために必ず必要な設定となる、「バランス調整」についてご紹介したいと思います♪
Ronin-Sには、高度なモーター制御を行うオートチューン機能もありますが、やはり事前の物理的なバランス調整は必須です。
調整レバーが色々付いているので、頭が混乱しがちですが、順番に調整していけば決して難しくありませんので、ぜひチャレンジしてみてください。
1. カメラの固定
始めに、カメラとRonin-Sを固定するためのライザープレートとマウンティングプレートを取り付けます。
カメラの三脚ネジにライザープレートを取り付けます。
※カメラにメモリーやバッテリーを入れ忘れると、後で全部やり直しになることもありますので注意してください。
この時、出来るだけ真っすぐ直角に取付けるように気を付けてください。
ライザープレートを取り付けたカメラにマウンティングプレートを取付けます。
この時、レンズ長に合わせてレンズサポートも取付けてしまいましょう。
マウンティングプレートを取付けたカメラを本体に取付けます。
この時点では、レバーは仮止めで大丈夫です。
2. チルト軸の調整
カメラのレンズを真上に上げ、◯印のレバーを緩めてカメラが前後に倒れてこない位置に調整します。
カメラを水平にして、◯印のレバーを緩めて前後に倒れてこない位置に調整します。
最後に◯印のレバーを緩めて、カメラを出来るだけ右に寄せます。
アームに接触していても大丈夫です。
3. ロール軸の調整
◯印のレバーを緩めて、カメラが左右に倒れない位置に調整します。
4.パン軸の調整
◯印のレバーを緩めて、パン軸の調整をします。
Ronin-S本体を、左右に30度程度傾けた時にカメラが倒れてこない位置に調整します。
5. オートチューン実施
調整が終わったら、Ronin-S本体の電源を入れ、Mボタンとトリガーを同時に4~5秒押し続けます。
「ガガガガ!ゴーゴーゴー!」と、恐怖を煽る音が鳴りますがこれが正常です。
音が収まればセッティング完了です!
バランス調整のコツは、一度に調整するレバーを1か所に絞って、落ち着いて確実に調整することです。
同時に2か所のレバーを調整しようとすると、泥沼にハマります。。。
それでは、バランス調整を正確に行って、ブレのない美しい映像撮影を楽しんでください。
CP+ 2019 の体験コーナーでもお待ちしております!