(2022年1月7日 更新)
こんにちは。DJIインストラクターの深澤です。
先日2年ぶりに引っ越しをしました。物件によっては初期費用が Mavic 3 CINE Premium コンボ 並みの金額で、日ごろ扱っている商品の価値を再考する機会になりました。結果的に手頃なマンションにして部屋が広くなったので、ブラックフライデーで購入したダイソンが大活躍しています。ちなみに横浜市から東京都への引っ越し費用は、これから紹介する Tello 2台分くらいと非常にリーズナブルでした。
ということで、今回は温かい室内で遊ぶのにピッタリなトイドローン「TELLO(テロー)」のご紹介です!
トイドローン Tello とは?
皆さんは Tello というドローンをご存知ですか?
最大フライト時間13分
500万画素カメラでHD画質のビデオ撮影可能
というスペックで、「トイドローン」と呼ばれる航空法適用外(重量200g未満、令和4年[2022年]6月20日以降は100g未満)のため比較的簡単にフライトできるドローンの一つです。
DJI Mini 2 と比較しても、さらにコンパクトな設計になっています。
操縦は無料の「Tello」アプリを使って、スマートフォンやタブレットの画面を経由して行います。アプリを使ってカメラの映像をリアルタイムに確認することができるのも特徴です。
高額なイメージのドローンですが、なんと Tello は1万円台で購入できるので、お子様へのプレゼントにも選ばれることが多い1台となっています。
ちなみに、セキド本社のある東京都国立市のふるさと納税返礼品にもなっていて、市のキャラクター「くにニャン」のイラストがプリントされた限定モデルを受け付けています。
Tello Boost コンボ
くにニャン エディション A 詳細
Tello Boost コンボ
くにニャン エディション B 詳細
Tello をおすすめしたい理由
実はこの機体、ドローン初心者にとって救世主のような存在なんです!
というのも、DJI初のドローン「Phantom」が発売されてから約9年、個人や業務、テレビ、オリンピックなどいろいろな所で使われているドローンですが、まだまだ縁遠い方も多く、実際にフライトしている姿を見たことが無い方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
そんなドローン初心者の方にとっては未知の領域。
「本当に誰でも飛ばせるの?」
「いくらくらいなの?」
とか、もう疑問がバンバン浮かんでくると思いますので、そんなあなたに Tello のおすすめポイントをご紹介します。
1. 操縦がカンタン
よく「安物のドローンはまともに飛ばない」と言われますが、Tello は違います。実際に飛行している時の映像をご覧ください。
離陸はボタンひとつで行うことができホバリングも非常に安定していて、はじめての方でもすぐに飛ばすことができます。これは機体の下部についているカメラのセンサーで地面の模様を常に監視する「VPS」という機能を搭載しているからです!
他の安価なドローンにはあまり搭載されていない、安定したフライトを優先する DJI ならではの特徴です。
2. 飛行時間が長い
Tello はバッテリー1本で約13分飛行することができます。トイドローンは5分くらいの飛行時間のものも多いですが、その倍以上ですので満足度の高いフライト時間を提供してくれますよ。Boost Combo ならはじめからバッテリーが3本付属しますので、30分以上の飛行時間を確保することができます。
3. 個性的な飛行モードやアクションを搭載
Tello にはエアリアルスタント(宙返り)やバウンス、EZショットなどさまざまな機能が搭載されています。アプリをタップするだけで、細かな操作が苦手な人でも簡単にカッコイイ映像撮影やアクロバットなフライトを楽しむことができます。
実際に宙返りしている様子を見てみましょう。
4. 価格がリーズナブル
もっともコンパクトな空撮用ドローンの DJI Mini 2 でも6万円程度からと、高額なイメージがあるドローンですが、Tello は違います。
たっぷり30分以上フライトできる予備バッテリー付きの Tello Boost Combo が税込19,250円
さらに、セキドオンラインストアでは1%ポイント還元を実施しておりますのでおトクにお求めいただけますよ。
5. 上位モデルと共通の操縦システム
Tello をおすすめする優れた点として、操縦システムというのも挙げられます。簡単に言うと Tello の操縦方法は他のDJI製ドローンと共通のものになっているんです。なので入門機とも言える Tello でフライトをマスターしてしまえば、他のDJI製ドローンのほとんどを操縦することができるということです!
ストアのお客様にも Tello で練習をしてから、DJI Air 2S や Mavic 2 などの上位機種を購入された方が多数いらっしゃいますし、いつでもどこで本格フライトが楽しめる Tello は、上位モデルを買ってからもフライト練習に使える潰しの効くとってもいい子なんです。
プログラミング学習にも対応したトイドローン
ほかにも、いくつかの対応アプリを活用することでプログラミング飛行も可能になってます。画像のようにそれぞれの「動き」を司るブロックを繋いでいきますと〜〜なんと!その通り動くんですよ!!
これを繰り返していくと、段々と飼い犬に芸を仕込んでいく気分が味わえます。楽しいですね。プログラミング飛行についてはコチラの記事をご覧ください。
おうちで簡単!?プログラミング学習に
最適なドローン Tello をご紹介!
Tello のデメリットは?
機能と価格を考えるとメリットしかない Tello ですが、事前に知っておいていただきたい点もあります。が、これらのデメリットは上位モデルを購入することでその機能が堪能でき、Tello を使ったからこそ上位モデルのありがたみが感じられるという隠れたメリットでもあります。
1. GPSは捕捉できない
GPS衛星の信号を受信できないため、Tello には “離陸地点への自動帰還機能” が付いていません。フライトもビジョンセンサーに頼っているので、風の強い日に屋外で使うと風に流されてしまいます。正直に言って、庭より広い場所で使うのはまず現実的ではありません。
2. ジンバルが搭載されていない
カメラを安定させるためのジンバルを搭載しないため、下記の2点で注意が必要です。
・カメラ角度は変更できない(ドローンの特徴とも言える “俯瞰” の映像は撮影できない)
3. 専用送信機が付属していない
Tello にはスティック付きの送信機がないため、操縦はスマホ・タブレットの画面に表示されるコントローラーを使って行います。
これは物理的なスティックではないので、操縦に違和感を覚えるかもしれません。正直、慣れるまではちょっとやりにくいです。
なお、以前は T1d という名前の送信機がアクセサリーとして販売されていましたが、現在は取り扱っておりません。
Tello を実際に見たいなら
DJI認定ストア 東京虎ノ門/福岡博多 でも Tello の実機を展示・販売しております。まずは実機をご覧いただき、ぜひテストフライトしてみてください。ご来店お待ちしております。
オンラインストアでの購入はコチラ!
Tello 商品一覧
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