水中ドローン BlueROV2 を使用した橋脚・船底点検 実証実験 No.2
こんにちは!セキドの中島です。
今回は、セキドの精鋭スタッフが水中ドローン「BlueROV2」を使用して、実際の運用用途である橋脚点検・船底点検を想定した実証実験を行ったので、ご報告いたします!
※本記事の内容は公開時(2018年11月)の情報となります。現在提供可能な内容と異なる場合がございますのでご了承ください。
BlueROV2 による水中撮影の実証実験の様子を紹介した記事はコチラ!高性能水中ドローン BlueROV2 による実証実験 No.1
橋脚点検を想定した実証実験を
三浦半島逗子沖で実施
神奈川県 三浦半島逗子沖で実証実験を行いました。天気は、曇りのち晴れ、波は少し高めの肌寒い日でした。
深度 100mまで潜水!
今回の実証実験では、深度 100mまで潜水して撮影しました!
点検対象を漏れなく調査するような、水中での複雑な動きも可能で、操作性は抜群です。
橋脚の根本部分を全方向確認することができました。今回は見うけられませんでしたが、橋脚のクラックなどの問題箇所を充分確認することができました!
貝やヒトデも見られました!
船底点検を想定したデモ
実証実験に使用した船を船底点検の対象と見立てて、スクリューや船底の状態が鮮明に視認できる事を確認しました。カメラが頭上を捉えられるので、点検を目的とした動作も問題無く行える事が確認できます。
船底へ進行中!
スクリューや船底も鮮明に見ることができました。
BlueROV2 逗子沖実証実験結果
今回は製品限界深度の 100mまで潜行しましたが、なかなか良い動きをしてくれ、波や潮の流れが強い逗子沖でも、定点に留まることができました。姿勢制御や耐圧、駆動時間なども合計4時間を超えるオペレーションを問題なくクリアし、揺れる船の上でのオペレーションも快適でした。
橋桁や船底の点検での複雑な操作も問題なく、魚やプランクトン、深度 100mの海底の砂質も鮮明に見ることができました。揺れる波のなかでもケーブルは絡まることがなかったので、最後まで安心して操縦ができました!
みなさまもぜひ BlueROV2 で、低コストで快適な海中点検の導入をご検討ください!
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