多方面で活躍中のドローンYoutuberにインタビュー!藤本ひろきさんの魅力に迫りました。
こんにちは。株式会社セキドの池田です。
読者の皆さん、推しのYoutuberっていますか?弊社では初心者向けフライト体験イベントなどを開催していますが、お客様から「Youtubeでドローンを見て、やってみたいと思った」というお声をいただくことが最近増えてきました。誰でも情報発信ができるようになった今、動画サイトが持つ影響力の強さを日々感じています。
今回はYoutuberの藤本ひろきさんにお話を伺います。わたくし、個人的に彼のファンであります。どんなエピソードが聞けるか楽しみですね。
今回の取材にご協力いただきました現役大学生の藤本さんは、株式会社Tech Droneの代表を務めるドローンパイロットです。動画制作のほか、ドローンコミュニティの運営なども手掛けています。特にYoutubeについてはご自身も多数出演され、航空法や空撮スポットについても幅広い知識をお持ちです。ぜひ一度ご覧になってください。
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Drone Channel / 藤本ひろき さん
それでは、インタビューに移りましょう。
藤本ひろきさんって、どんな人?
‐まずは自己紹介をお願いします。
株式会社Tech Drone代表の藤本ひろきです。現在22歳で、19歳の時に起業しました。Youtubeでは「Drone Channel / 藤本ひろき」という名前で発信活動もしています。
現在会社ではFPVドローンを使った撮影やPR動画制作、ドローン専門コミュニティ「ドロビジ」の運営などをしています。オウンドメディアや各種SNS、そしてYoutube等での情報発信にも力を入れているのも特徴です。
まずは自己紹介がてら、ドローンで撮影した絶景スポットの動画をご覧ください。
‐とてもキレイな景色ですね!起業しようと思ったきっかけって、どんなことだったんですか?
実は1番のきっかけは、ある挫折経験がもとになっています。
もともと高校に入ったぐらいのころから、漠然と「起業をして自分で会社をやってみたい」という思いはありました。「すごいことをやってやろう!」と言うよりは、「なんとなくやってみたいな」くらいの温度感でした。もともと自分でものごとを進めるのが好きなんですよね。
特に思いが強くなったのは、高校の部活を引退したタイミングでした。野球部だったんですけど、引退試合の時期に右肩をケガしてしまって。それが原因で、出られたはずの試合でベンチになってしまったんですよ。補欠になったのがすごく悔しくて。自分では挫折経験だったと思っています。
でもそこで折れずに「それなら周りをあっと言わせるような逆転を狙いたい」と考えたんです。自分で会社をやるのは難しそうだけど、楽しそうだなと思って。そこで起業することを決意しました。
ドローンとの出会いについて
‐ドローンとの出会いはいつでしたか?
大学1年生の時でした。初めて触ったのは Tello でしたね。自宅でも気軽に飛ばせるし、価格も手ごろなので。
高校を卒業して免許を取得してから、友達と旅行に行くことが増えたんです。とにかく景色を撮ることにのめり込みましたね。最初はスマホで景色を撮影していたんですけど、「この絶景をドローンで撮れたらどんな映像になるんだろう?」という好奇心からドローンに興味を持ち始めました。
‐そうなんですね!Telloの次は、どんな風にステップアップしたんですか?
「空撮を本格的にやりたい」と思い、 Air 2S を購入しました。この時はお弁当屋さんのアルバイトをしていて、貯金して買いました。日本全国のいろんな所に一緒に行って空撮に使った機体で、思い入れがあります。Air 2S で初めての空撮は、千葉の館山でしたね。
ドローンを通じての思い
-今までのドローンを通じた経験で、心に残っている出来事を教えてください。
これはドローンを始めたころの話なんですけど、やはり自分で撮影した空撮動画で感動してもらえたことが何よりも嬉しかったです。今となればただ上空にドローンを上げているだけですが、始めたての頃は操縦しながら、こんな絶景が撮れるのかと興奮していました。その映像を家族や友達に見せて、「絶景だね!」と感動してもらえたことが1番印象に残っています。
空撮だと、特に印象的だったのは奄美大島の宮古崎ですね。2022年の6月に家族旅行で訪れたんですけど、とにかく空と海が青かったのを覚えています。この時は思わず感動するような景色をドローンのカメラにたくさんおさめられました。こちらの動画の冒頭のシーンです。
‐フライトするときに気を付けていることは、どんなことですか?
何よりもまず、安全面への配慮ですね。事故を予防しなくちゃいけないと思っています。
具体的には、特にドローンを飛ばす前の準備です。フライトって、空撮するその瞬間がスタートじゃないんですよ。何日も前から体調に気を付けておいて、当日に風邪をひくとか睡眠不足になっちゃうっていうのは避けなくちゃならない。あと、前日のお酒の飲みすぎにも注意ですね。(笑)飛ばす直前には機体を再度チェックして、異常がないか確認する。事前準備が本当に大切だと考えています。
-これからドローン業界で成し遂げたいことはありますか?
2つあります。まずはドローンを始める方がもっと増えたらいいなと思っています。
特にドローン業界は年齢層も高いと言われているので、若い方が増えれば業界自体もっと盛り上がると思うので、そんな方を増やしたいです。そのために会社としても2024年はメディア事業にも力を入れていきます。
もう一つは災害分野でのドローン活用への挑戦です。もともとドローンは兵器として開発されましたが、人を傷付けるものではなく、人を救う、助けるものとして使われるべきだと思うからです。2025年に会社としても災害分野に挑戦する予定です。
藤本さんからのメッセージ
‐「これからドローンをやってみたい!」という方に向けてメッセージをお願いします。
ドローンは本当に魅力があるロボットだと思います。
旅行にドローンを持っていけば空から思い出を残すこともできますし、ドローンさえあればどんな場所からでも絶景が見れます。
また、産業としても成長が期待される分野でもあるので、幅広い魅力があると思っています。
まずはTelloみたいな小さなドローンを自宅で飛ばすことから始めて、ドローンの楽しさを感じて欲しいです!
‐藤本さん、ありがとうございました!
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いかがでしたでしょうか。
藤本さん、取材へのご協力ありがとうございました!藤本さんへのお仕事の依頼は、下記リンクボタンよりご相談くださいませ。
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それではまた次回のスペシャルコンテンツでお会いしましょう。