ミラーレス一眼の 録音問題 はコレで解決!DJI Mic を Canon EOS RP で使ってみた
こんにちは。DJI CAMPインストラクターの池田です。
カメラの買い替えに伴って撮影意欲が高まり、単焦点の明るいマクロレンズを買い増ししました。被写体に対し、数センチの距離まで寄ることができます。コインのような小さなものを画面いっぱいに大きく撮れるのが面白く、身近なものを撮影しまくって遊んでいます。カメラとの距離感も以前より近くなり、触っている時間も増えました。熱が冷める前に、できるだけたくさんの撮影経験を積んでおこうと考えています。
今回の記事では、私物のミラーレス一眼 Canon EOS RP と DJI Mic(マイク) を組み合わせて使ってみた結果をレビューしています。
ミラーレス一眼、一眼レフカメラ、ビデオカメラなどをお持ちの方を対象に書いていますが、これからやってみたいなという方や、DJI Mic を買ったけどセッティングがよく分からなくて困っている方なども新たな発見があるかと思いますので、ぜひ見ていってください。
DJI Mic は DJI認定ストア 東京虎ノ門のほかセキドオンラインストアでも販売しております。ご興味ある方は製品ページもあわせてご覧ください。
DJI Mic (トランスミッター×1 + レシーバー×1)
一眼レフカメラの録音問題
「一眼レフカメラやミラーレス一眼で動画撮ったことあるよ!」って方、どの位いらっしゃるのでしょうか。まだまだ珍しいのではないかなと思います。
一眼レフカメラやミラーレス一眼と言えば、やはりとてもキレイな画が撮れますよね。しかし、録音性能については音が拾いきれなかったり、音割れしてしまったりすることもあります。そこで、活躍するのが外付けマイクです。
今回はその機材選定のお手伝いができればということで、ワイヤレスマイク DJI Mic と、セキドスタッフにもユーザーの多いミラーレス一眼レフカメラ Canon EOS RP の組み合わせで動画を撮影した結果をまとめています。
実際にやってみた
セッティング編
それでは機材セッティングをしていきましょう。
DJI Mic のレシーバーをカメラのホットシュー(外付けのストロボなどを付ける端子)に設置するために、付属のホットシューアダプターをレシーバー本体に取り付けます。
そして、カメラのホットシューにレシーバーを取り付けたところです。3.5mmケーブルが付属していますので、レシーバーの[OUT]ポートとカメラのマイク入力ポートを接続してください。
接続がうまくいくと、レシーバーの画面にプラグの絵が2~3秒ほど表示されます。あとは DJI Mic のトランスミッターを演者さん(しゃべる人)に付けてもらい、カメラのRECボタンを押して撮影をするだけでマイクが音声を拾って収録することができます。
接続自体はケーブルで行っていますので、カメラの取り回しによっては、端子のないアクセサリーシュー = いわゆるコールドシューへの取り付けでも問題ありません。
撮影成果物編
実際に撮影してみました。結果は動画にてご覧ください。
こちらの動画は音が出ますので周囲の環境にご注意くださいね。DJI Mic ありでの撮影が動画前半、DJI Mic なしでの撮影が動画後半です。なんとレシーバーとトランスミッターの間に、壁を1枚挟んでもバッチリ録音されているのが衝撃です。レシーバーの電波、強いですね。さすがDJI、ドローンで通信技術を培ってきただけあります。なお「音質にもこだわりたい!」という方は、イヤホンを使ってディテールまで聞き比べみてください。
DJI Mic を使ってみての感想
想像以上に簡単
セッティングがあまりにも簡単すぎて、「本当にこれで大丈夫?」と不安になるほどでした。DJI Mic をつなぐだけで演者がカメラから離れても声を収録することができ、ビデオを撮るだけなら特別な知識は何も必要ありません。レシーバー接続時に「接続できたよ」とお知らせしてくれる「プラグの絵」が出ることも安心感があり、初心者でも不安なく使うことができました。動画は写真と違って「今撮れてるかな?」という不安があるので、このわかりやすさはありがたいです。
動画撮影を始めてみたくなった
これまで一眼レフカメラを使うときは、ほぼ写真だけを撮ってきた私ですが、DJI Mic そして軽量コンパクトなミラーレス対応スタビライザー DJI RS 3 Mini との出会いにより「動画もやってみようかな?!」という気持ちになりました。
Pocket 2 や Osmo Action 3 での動画撮影もとても楽しいものですが、センサーサイズが大きいことやレンズの解放値を調整できることで、これまでよりキレイな作品が撮れることが分かり、写真しか撮らないのはもったいない、と思うようになりました。一気に動画への距離感が縮まったように感じています。
スタビライザーが欲しくなるかも
先述しましたが、せっかく動画をやるならプロが撮ったようなブレのない映像を残したいものです。新発売のスタビライザー RS 3 Mini は、搭載カメラを限定して手軽に使える軽量化を果たしましたので、DJI Mic とあわせて購入したいですね。
こちらはしばらく社内機で練習してから、社販を検討したいと思います!そのくらい良かったです。
実機展示はどこで見れるの?
いかがでしたでしょうか。DJI Mic と RS 3 Mini さえあれば、アナタの一眼レフカメラ/ミラーレス一眼も今日からビデオ撮影だって完璧にこなせちゃう撮影機材に大変身です。DJI認定ストア 東京虎ノ門 では両機の展示および販売を行っております。この記事を書いたライターも在籍しておりますので、まずはご相談ください。ご自身のカメラに DJI Mic を接続し、音声の入り方を実際に見てみるのも良いかもしれませんね。
どんなカメラがお店に持ち込まれるか今から楽しみでなりません。それでは皆さまのご来店お待ちしております。