DJI Mini 3 Pro 広角レンズをレビュー「実際に撮影してみた!」
こんにちは。DJI CAMPインストラクターの池田です。
寒くなってきましたね。去年も書いたような気がしますが、冬になるとオープンカーでのドライブが特に楽しくなるので、この季節って大好きです。年末が近づくと、大洗のあんこう鍋が恋しくなります。愛車にはシートヒーターがついているので、冬のオープンドライブもコタツのような快適さで最高です。この冬のお出掛けにはどのドローンを持っていこうかと楽しく悩んでいます。
さて、今回は DJI Mini 3 Pro のオーナーさん/これからオーナーになりたい皆さんを中心に、新製品レビューをお届けしたいと思います。今回ご紹介しますのは、 DJI Mini 3 Pro広角レンズ です。
なお、DJI Mavic 3 用にも広角レンズが発売されています。この商品については別記事にてレビューしておりますので、「気になる!」という勉強熱心な方はコチラの記事もご覧ください。
Mavic 3 に DJI純正広角レンズが登場!
実際に撮影してレビューしてみた
DJI Mini 3 Pro広角レンズとは?
まずは商品の紹介です。2022年秋、待ちに待った Mini 3 Pro 専用の広角レンズが発売されました。広角レンズのことは、「ワイコン」(=ワイドコンバーター)とも言いますね。
販売価格は税込3,740円です。装着するとFOV(Field of View=カメラの視野角)が写真撮影では81.5°から114°まで、動画撮影では75°から100°までに広がり、より広い範囲を撮影できるようになります。専用の持ち運び用のケースもついてきます。
実際に取り付けてみた
実際に Mini 3 Pro に取り付けてみましょう。取り付けの手順を説明します。
まずは、何もしていない状態の Mini 3 Pro です。これ、実はレンズカバーがついている状態です。「E24 F1.7」と書かれているのがレンズカバーです。
このままでは広角レンズを取り付けることはできないので、まずはレンズカバーを取り外します。レンズカバーは反時計回りに回転させることで、簡単に外すことができます。手で回すだけで取り外し可能で、工具などは不要です。
カメラと機体をつないでいるジンバル部分はとても繊細なパーツです。ここを傷めないよう、レンズカバー部分を利き手で、カメラ部分を反対の手で軽くつまみ、反時計回りに回転させるのがおすすめです。
こちらがレンズカバーを外したところです。この状態に、広角レンズを被せて時計回りに回すと手ごたえがあり、レンズが固定されます。レンズカバーを外したのと逆の手順ですね。
こちらは広角レンズが装着された状態です。さすが純正品、すごく馴染みますね!
また、広角レンズを装着すると、電源を切った状態ではレンズの重みでカメラは地面側を向きます。これは仕様であり、異常ではありません。機体の電源を入れれば正面を向きますので、ご安心くださいませ。
比較撮影!歪みは出るの?
実際に撮影してみましょう。いわゆる「同ポジ」から撮ってみました。ワイコンの敵、「歪み」はどのくらい出るのでしょうか。今回は、写真と動画での比較です。前述の通り、写真ではFOVが81.5°から114°に広がるとのことです。
結果がこちらです。この写真から分かる通り、かなり広く撮れていますね。画面中央左の窓のサイズなどがかなり変わっています。「引き」のアングルで撮影できている印象です。
「広角レンズあるある」な歪みについても多少は見受けられますが、このくらいなら許容範囲と言えるのではないでしょうか。
次は動画での比較です。Youtube動画をご用意しましたので、こちらもまずはご覧ください。気になる歪みについても注目ですね。
広角レンズを装着することで広い視野で撮影ができ、被写体からより離れた距離から撮影しているように見せることが可能です。使い方によっては、実際の高度よりも高いところから撮影しているように見せることもできるので、夢が広がりますね。
実物はどこで見れるの?
いかがでしたでしょうか。
こちら、実物の展示および在庫の販売を DJI認定ストア 東京虎ノ門 にて開始しております。店舗にて展示している Mini 3 Pro に広角レンズを装着し、実際に撮影したり、歪みの具合を確認したりといったサービスも実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ご来店お待ちしております。
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