カメラスタビライザー DJI RS 3 の初期設定って?初心者向けにアクティベーション方法を伝授します
こんにちは。DJI認定ストア 東京虎ノ門の池田です。
最近、「チェキ」にハマっています。といってもつっかえて抜けなくなっているわけではなく、私がチェキカメラを使って頻繁に写真を撮っているという意味です。チェキと言えば、「撮影した写真をすぐその場で印刷できる」というのが特徴ですが、最近の製品だとスマホからデータを送って写真プリンターとして使うこともできるので便利です。意外とフィルム代が高額なので、うまく撮れた写真だけを印刷して小さめのアルバムにコレクションしています。
今回は、お気に入りのチェキで撮った我が家のかわいいインコたちの写真を自慢したい気持ちをグッと抑えて、最新の一眼/シネマカメラ対応ジンバルスタビライザー DJI RS 3/RS 3 Pro の初期設定ことアクティベーション方法を紹介したいと思います。
DJI RS 3シリーズのオーナーさんや、これからオーナーになりたい方向けに、できるだけやさしい言葉を使って説明していきたいと思いますので、しっかりついてきてください。
復習:アクティベーションって何?
アクティベーション(英:activation)とは、
「ある機能をアクティブ(有効)にするという意味である。有効化、活動化、活性化、賦活化などと訳される。」(Wikipediaより引用)
とされています。要は「初期設定」が一番近いイメージなのかなと思います。DJIの製品はすべてこのアクティベーションが必須であり、済ませないと使うことができません。
まずは充電をしよう
アクティベーション前に、RS 3/RS 3 Pro を充電します。工場出荷時はバッテリーがスリープ状態になっている機種もありますので、必ず通電・充電をしてください。
充電はUSB Type-C端子から行います。電源を入れる前に充電して、準備しておきましょう。
アプリを準備しよう
続いてはアプリです。アクティベートには、専用のRONINアプリが必要です。お手持ちのスマートフォンやタブレットに最新版のRONINアプリをインストールしておきましょう。
アプリはこちらからダウンロードすることができ、アプリの利用は無料です。
RS 3/RS 3 Pro を組み立てよう
次は組み立てをします。ここでは3つのパーツを組み合わせて作業を進めます。
下記の写真の通り、パーツは簡単に取り付けることができます。三脚は取り付けなくてもいいですが、あった方がこの後の作業が楽なので取り付けておくのがおすすめです。
アクティベートをしよう
いよいよ本題のアクティベート方法です。
1. 言語を選択します
電源ボタンを長押しして、RS 3/RS 3 Pro の電源を入れます。電源はディスプレイのすぐ横にあります。
初回起動時には言語選択画面が表示されますので、タッチスクリーンを上下にスワイプして「日本語」を探します。ちなみに、わりと下の方にあります。
2. アクティベートします
言語を選択したら、次は RONINアプリとリンクさせてみましょう。
Wi-fiとBluetoothをONにした状態のスマートフォン/タブレットでRONINアプリを起動し、DJI RS 3/RS 3 Proの電源を入れます。この時点では、カメラを載せていなくても問題ありません。
ここから先は、アプリ画面の操作を説明します。
機器リストから該当のジンバルを選ぶと、パスワードを要求されます。初期パスワードは「12345678」です。「接続」をタップすると次に進みます。
「機器アクティベーション」で「同意してアクティベート」をタップすれば、自動でDJI RS 3シリーズのアクティベートが行われます。
3. ファームウェア更新
基本的には上記の項目まで実施できれば問題ありません。場合によっては新しいファームウェアが配布されていることがありますので、アプリ画面右上に表示される「更新」をタップして、更新してください。
アクティベーション、ファームウェアの更新方法は以上の通りです。ひとまずはこれで使えるようになります。
バランス調整は動画で確認!
ジンバル使用時には別途、バランス調整も必要です。DJI RS 3のバランス調整方法については下記動画にて解説していますので、お時間のある時にご覧ください。
バランス調整の方法はこちらの記事でも紹介していますので、合わせてご確認ください。
DJI RS 3の使い方講座、その1。
「バランス調整」をマスターせよ。
おわりに
いかがでしたでしょうか。
アクティベーションは難しい作業ではありませんが、知らないと「あれ?なんで使えないの?!初期不良品?!」と慌てることもあるかと思います。近年はずいぶんユーザーに優しくなった DJI製品ですが、まだまだ専門的でややこしいところもあるので、これからも使い方の説明コンテンツなどを定期的にアップしていきたいと思います。
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DJI RS 3シリーズについては、セキドオンラインストアはもちろん、DJI認定ストア東京虎ノ門/福岡博多でも取り扱っています。ストアではお気に入りのカメラを搭載して、最新スタビライザーの性能を確認することもできるので、皆さまのご来店お待ちしております!
ドローンだけでなく、ジンバルの導入もぜひセキドにお任せください。