ドローンで建物点検を始めるには?おすすめのドローンと注意点を紹介します
こんにちは。DJIインストラクターの池田です。
先日仕事終わりに銀座三越に足を運んだところ、猫の絵が描かれた缶入りチョコレートがあったので自分用に買いました。最近は毎朝1粒ずつそれを食べることを[ログインボーナス]と呼んでいます。
さて、今回は下記のような方を対象に「ドローンの選び方のポイント」をお伝えしたいと思います。
・建物修繕を生業とするリフォーム業者さん
・自宅の屋根などをドローンで見てみたい方
なお、今回の記事で使っているドローンは 重量199gで有名な DJI Mini 2 です。DJI Mini 2 をお持ちの方にも面白く読んで頂ける記事かなと思いますので、ぜひ目を通してみてください。
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DJI Mini 2 詳細
DJI Mini 2 で屋根を撮影してみた
さっそくですが、撮影した成果物をご覧ください。日本某所の一軒家を DJI Mini 2 を使って撮影してみました。
動画編
まずは動画です。DJI Mini 2 の持つデジタルズーム機能と、DJIインストラクター試験に向けて磨いた繊細なスティックワークを駆使して、できるだけゆっくりフライトさせ、見やすい動画になるように気を付けてみました。
実際にやってみて思いましたが、[Nモード]ではドローンの動きが速すぎて映像がブレるため、[Cモード(トライポッドモ―ド)]などゆっくりと機体を動かせるフライトモードが準備されたドローンが必要です。また、映像のブレを少しでも抑えるためジンバルの搭載も必須ですね。「真下に向けて撮影できる」「角度が自由に変えられる」というのは点検用ドローンとして必要不可欠な装備であると感じました。
写真編
お客様にデータを納品するときは、写真が必要なこともありますよね。弊社のお客様の中には、「顧客にデータを渡すときはSDカードごとお渡ししている」と話されている方もいらっしゃいましたので、予備のSDカードもあると安心です。
DJI Mini 2 は 1200万画素で写真を撮ることができます。数カット撮影してみましたので、コチラもあわせてご覧ください。いわゆる「近代的な家」を撮影しているので「あ!ここの瓦が割れてる!」みたいなことはありませんが、イメージとしてご確認ください。撮影高度はいずれも25m未満です。
真上からざっくりとアタリを付けます。
やや斜めからも撮影してみました。
もう少し近づいてみます。障害物センサーのついているモデルの場合、必要に応じてセンサーのON/OFFを切り替えるとよいですね。
DJI Mavic シリーズを選ぶメリットとは?
それでは続いて、ドローンで屋根点検をする際に DJI の空撮用ドローン Mavic シリーズをおすすめするポイントを確認してみましょう!
1. 飛行安定性が高い
DJI Mavic 3 をはじめとした DJI製ドローンには、「ビジョン・ポジショニング・システム(VPS)」と呼ばれるカメラを使ったセンサーがついています。
写真中央の2箇所が VPSのセンサー(カメラ)です
これにより、機体は常に真下の地面の模様を監視しており、そこから動かないように自動でホバリングを行います。屋外ですと GPSアンテナにより自分自身の位置を把握するため、さらにホバリング精度が向上します。建物点検を行う際は、安全のため機体が安定するのは必要不可欠な条件ですよね。DJIの機体なら大丈夫です。
2. ズーム機能が付いている
フラックシップ機の DJI Mavic 3 なら、ここまでのズームが可能です。
なお、DJI Mini 2 および DJI Air 2S でズーム可能なのは、動画モードのみです。写真ではズームができませんのでご注意ください。写真でズームができるのは2022年3月現在 DJI Mavic 3 のみですので、写真で確認したいという方は Mavic 3 をご検討ください。
3. 安定した映像が撮影できる
屋外では風が吹いているため、ドローンは常に揺れています。ドローン本体が揺れると当然カメラも揺れますが、ブレている映像では使い物になりませんよね。それを防ぐために DJI のドローンには「ジンバル」が搭載されています。ジンバルはカメラとドローン本体を繋いでいるモーター入りのパーツで、「機体が傾いてもカメラは水平を保つ」というスゴい機能を持っています。
4. 折りたたみ式で持ち運びも便利
左からA4コピー用紙、畳んだ DJI Mavic 3、展開した DJI Mavic 3 です。
折りたたみ式のドローンはとにかく携帯性がよく、現場までの持ち運びもラクラクです。展開するだけで使えるので、難しい操作は一切不要です。
DJI Mavicシリーズを購入するなら
いかがでしたでしょうか。まだまだお伝えしたい DJIドローンの魅力があるのですが、文字数の関係上、今回は控えめに留めておきました。続きはストアにて熱弁いたします。DJI認定ストア 東京虎ノ門/福岡博多 では、 今回紹介した DJI Mini 2 や DJI Mavic 3 をはじめとしたドローンを広く取り扱っております。まずはお電話やメールフォームよりお気軽にご相談ください。
ご来店お待ちしております!
また、セキドではさまざまな用途で活用されているドローンについて、導入をご検討中の方や情報収集されている方に向けて、無料の実演会やオンラインセミナーを開催していますので、ご希望の内容に合わせてぜひお気軽にご参加ください。
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