DJI Mini 2/Mavic Mini が遠くまで飛ばない問題を解決!ポイントは “例のアレ” でした
こんにちは。DJIインストラクターの深澤です。
恥の多い生涯を送って来ました。
自分には、DJIの新製品発表スケジュールというものが、見当つかないのです。自分は山梨の田舎に生れましたので、ドローンをはじめて見たのは、よほど大きくなってからでした。
Mavic Mini 飛ばしたとき、困ったことない?
さて、よくお客様から「マビックミニが数十メートルの距離で止まっちゃうんだけど・・・」というお問い合わせをいただくことがございます。
お客様によると「ジオフェンスは広く設定しているから、飛行距離の限界はもっと遠くのはずなのに・・・」とのことで、頭を抱えている様子。今回は、そんな「困った!」を解決するための方法について解説していきます。
その原因、実はコレなんです。
実はそのナゾの飛行距離制限、「ペイロードモード」によるものです。直訳すると「積載物つきモード」ですが、ペイロードモードがオンになっていると一定距離・高さまでしかドローンを動かすことができなくなります。
ペイロードモードになるとどうなるの?
このモードがオンになっているとき、機体は下記のような制限を受けます。
MAVIC MINI
最高速度は 8 m/s に制限され、飛行高度は 120 m に制限。
さらに、飛行距離も 100 m までに制限。
DJI MINI 2
最高速度は 8 m/s に制限され、飛行高度は 30 m に制限。
さらに、飛行距離も 50 m までに制限。
プロペラガードを装着した状態で離陸すると、自動的にその重さを検知し、ペイロードモードに移行するようになっています。
ペイロードモードを解除するには?
解除する方法は2つあります。
ただし、ここから先の手順についてはフライト時の安全性を損なう場合もありますので、ご自身で判断のもと行っていただくようお願いします。
1. プロペラガードを取り外す
ペイロードモードはプロペラガードがついていると自動発動しますので、それを外してしまう方法です。
2. アプリからペイロードモードを切る
プロペラガードを付けたままでも、DJI Fly アプリの設定から解除することができます。
詳細は動画をご覧ください。
実は「ビープ音を鳴らす」なんて機能もついていて、ロストしちゃったときに使える手段となっています。万が一に備えて、コチラも覚えておいてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
プロペラガードのほかにも、DJI認定ストア 東京虎ノ門/福岡博多 では多数ドローンアクセサリを取り扱っております。
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