DJI ドローン|PGYTECH SUBLUE HOBBYWING 総代理店 セキドオンラインストア

こんにちは、セキドの北村です。今回は加速度的に導入が進んでいるドローン測量について、そのメリットと最新機器を使った精度や手順の進化を説明いたします。

ドローン測量_01
まず、すでにご存知の方も多いかと思いますが、ドローン測量が建設業界に導入されるきっかけとなったのが「i-Construction(アイ・コンストラクション)」です。i-Construction とは、国土交通省が人手不足等の問題がある建設業界で生産性向上を目的とし、事業プロセスにICTを導入することを進めている取り組みとなります。この取り組みにおいて、現在もっとも活発に取り入れられているのが「ドローン測量」となります。

それでは i-Construction を牽引する技術となったドローン測量のメリットを紹介いたします。

 

ドローン測量が取り入れられる理由

ドローン測量の最大のメリットとして、トータルステーションや航空機測量などの既存の測量方法に比べて短時間かつ低コストで行えるケースが多く、精度も大幅に向上することが挙げられます。既存の測量方法のように、重たい機材を運びながら人が移動することや飛行機をチャーターする必要はなく、現場で自動飛行プログラムを実行するだけで、ドローンが自動で必要なデータを取得することが可能となります。

また、i-Construction に対応したドローン測量は、国からの指針に対して、具体的な使用機材・飛行方法・データ加工ソフトウェアの指定がありませんので、初期費用が抑えられ導入時のハードルが低いことも理由に挙げられます。

ドローン測量_01_ss

 

ドローン測量の一般的なフロー

ドローン測量_流れ
上記がドローン測量での一般的な流れとなります。撮影とデータ処理に関してはソフト等が自動で実行してくれるため、仕事の8割ほどは事前準備で完了します。

 

空中写真測量に適したお勧めドローン

現在様々な種類のドローンが販売されておりますが、私が空中写真測量用としてお勧めするドローンは、RTK機能が搭載されている以下2つのモデルとなります。

・DJI Mavic 3 Enterprise(マビック スリー エンタープライズ)

DJI Mavic 3 Enterprise + DJI Care Enterprise BasicDJI Mavic 3 Enterprise 詳細

 

・DJI MATRICE 300 RTK+DJI Zenmuse P1(マトリス 300 RTK+ゼンミューズ P1)

DJI MATRICE 300 RTK + DJI Care Enterprise BasicDJI MATRICE 300 RTK 詳細

DJI Zenmuse P1
DJI Zenmuse P1 詳細

 
通常のドローンの場合は GPS精度となるため、位置情報にメートル単位で誤差が発生する可能性がありますが、上記2機種に搭載された RTK機能を使用すると誤差はセンチ単位まで向上します。現場の環境によりブレはありますが、概ね下記のような精度となります。

※弊社調べ

「RTK」とは、「Real-Time Kinematics(リアルタイム・キネマティック)」の略であり、簡単に説明すると位置情報をセンチ単位で正確に捕捉し、飛行時の姿勢を安定させたり、画像に高精度の位置情報を保存することができる機能となります。詳しくは RTK機能を説明したこちらの記事をご確認ください。

ドローンの高精度位置情報を取得!
RTK機能の疑問に答えます!

 

ドローン測量を仕上げるデータ処理用ソフト

活用が進むドローン測量について実際には認知が低い場面もあり、中には勘違いされている方もいらっしゃいますが、ドローンを飛ばして写真を撮るだけでは点群データを取得することはできません。点群データを生成するには SfMソフトと言われるソフトを使用し、位置情報を含む写真から点群を作成する必要があります。代表的なSfMソフトとしては Pix4Dmapper や DJI Terra が挙げられます。詳しくは商品ページをご確認ください。

Pix4Dmapper ライセンスPix4Dmapper ライセンス 詳細

DJI TERRA ライセンスDJI TERRA ライセンス ​詳細

Pix4Dmapper や DJI Terra は簡単な面積や体積の計算などが可能ですが、あくまでも点群を作成するソフトとなります。そのため、出来高管理や等高線を引くなどの点群編集が必要な場合は TREND-POINT や ScanX などのソフトが別途必要となります。

 

ドローン測量のまとめ

以下、ドローンを使った写真測量の各作業に必要な機材をまとめた表となります。


表からわかるように、ドローン測量を実施するためには「機体」と「SfMソフト」が絶対に必要になります。生成したモデルから面積や体積計算ができれば良いという際は SfMソフトまでで十分となりますが、点群の編集を実施したい場合は追加で編集用のソフトが必要となりますので、必要に応じて購入をご検討ください。

セキドでは、今回ご紹介した空中写真測量を含む様々な業務で利用されるドローンについて、無料で参加いただけるWEBセミナーや体験会を開催しています。まずはドローンでどんな業務ができるのか?そんな疑問を解消していただくため、ぜひお気軽にご参加ください。

無料セミナー無料WEBセミナー・体験会 一覧

 
ドローンを使った測量をご検討中の方や、コストや精度を確認したい方、実際に撮影したサンプルデータが欲しい方は、下記のフォームよりお気軽にお問い合わせください。ご要望に応じて個別にご案内させていただきます。お電話でのお問い合わせ、ご相談もお待ちしております。

お問い合わせフォーム

セキド虎ノ門本店 産業用ドローン相談窓口
03-5843-7836(月~金 10:00~17:30)

セキドのメルマガを購読しませんか

セキドオンラインストアでは、新製品や機能紹介、キャンペーン、
イベントなどの最新情報を毎週お届けしています。

       お問い合わせメルマガ登録はこちらから

Follow Me

  • facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • instagram
開始まであと

2

【事前告知】
11/22よりキャンペーン開始予定!

取扱メーカー

HOBBYWING SAVOX DJI pgy propeller
CCROV BlueRobotics SUBLUE VUFINE AMIMON

このページの先頭へ

閉じる

セキドのメルマガを購読しませんか

新製品や機能紹介、キャンペーン、
イベントなどの最新情報を毎週お届けしています。

お問い合わせメルマガ登録はこちらから

Follow Me

  • facebook
  • Twitter
  • YouTube
  • instagram
セキドのメルマガを購読しませんか?