初心者さん集合!DJIドローンって何ができるの?DJIインストラクターが解説!
こんにちは。セキド DJIインストラクターの深澤です。
今回は ”ドローンは本当に初めてです!” って方に向けて、浅く広く「ドローンを買ったらこんなことができるよ」ということをお伝えしたいと思います。
目次
1. まず、「DJI」って何?
2. ドローンでできることって?
3. DJI ドローンの特徴って?
4. 免許がないと飛ばせないって本当?
5. 操縦は難しいの?
6. 故障したときはどうしたらいいの?
7. どこで買ったらいいの?
8. で、結局どうすればいいの?
まず、DJIって何?
現在世界シェア1位のドローンメーカーの会社名です。
読み方はそのまま「ディージェーアイ」。
たまに”JDI”と呼んでいるお客様がいらっしゃるのですが、それは株式会社ジャパンディスプレイさんですね。
本社は中国・深圳にあり、日本の窓口は品川シーズンテラスにオフィスを構える DJI JAPAN と、その販売代理店が担っています。
もともと DJI はドローンの頭脳に当たるフライトコントローラー(FC:パソコンでいうCPUのようなパーツ)の製造を行っていた会社ですが、現在は設計・組み立て済みの ”箱を開ければ誰でも簡単に飛ばせるドローン” を作る世界的なリーディングカンパニーとなっています。
クルマ好きの方にはぜひ知っておいて欲しいのですが、公道爆走レースこと ”WRC” のスポンサーにもなっており、迫力ある空撮動画を多数発信しています。あ、GR YARIS カッコいいですよね。好きです。推しです。
映画では、新田真剣佑主演 ”OVER DRIVE” や鈴木 拡樹主演 ”刀剣乱舞 -継承-” の撮影にも関わっています。
ドローンでできることって?
基本的には「空を飛んで、写真と動画を撮影できるガジェット」だと思ってください。
逆に言うと、それ以上のことはドローンだけではできないことが多いです。
たとえば、動画編集や測量3Dモデリングといった作業はドローンで撮影した後、別途パソコンやスマートフォン、専用のソフトウェアが必要です。
産業用の特別な機体を除いて、ほとんどの機体において防水性は備えられていませんので、晴れた穏やかな日に楽しんでくださいませ。
DJIドローンの特徴って?
さて、次はDJIドローンが他メーカーと一線を画す理由を説明します。
1. VPS
Vision-Positioning-Sensor(ビジョン・ポジショニング・センサー)の略称で、ドローンの腹側についているカメラ型のセンサーです。
下の写真では赤マルの部分です。
このセンサーにより、機体は飛びながら自身の真下の地面の模様を監視しているため、安定したホバリングを実現してくれます。
送信機スティックから手を放していても、ドローン自身が考えながら飛ぶので、初心者さんにも安心です。
この通り、突風が吹いたとしてもがんばってその場に留まろうとします。
2. ジンバル
カメラとドローン本体をつないでいる部分のパーツのことです。ジンバルの搭載により、機体が揺れてもカメラは常に水平を保つようにできています。
これにより、誰か操縦してもブレのない滑らかな映像が得られます。
3. フェイルセーフ
もともとフェイルセーフと言えば、石油ストーブや信号機にも搭載されている”故障時に発動する安全のための機能”のことを指しますよね。
万が一、”送信機-ドローン間”の通信が切れてしまった際に発動する安全機構です。
自作機のドローンでは、送信機とドローンの接続が切れると、その場で機体が墜落するような作りになっているものがほとんどです。
「しかし、DJI製ドローンは違います」
電波が切れても「いきなり墜落」ということはなく、万が一に備え、下記の3つから事前に選んで設定しておくことができます。
(1)リターン・トゥ・ホーム(RTH、カーナビの「自宅に帰る」ような機能)
(2)ホバー(その場に浮かび続け、バッテリーが切れるとゆっくり着陸)
(3)ランディング(その場に着陸)
最悪のパターンまで想定し設計されていますので、安全への配慮もバッチリですね。
免許がないと飛ばせないって本当?
ウソです。誰ですか、そんなこと言ったのは。
2021年5月現在、DJI製のドローンを飛ばすのに特別な免許は不要です。
自作機でのFPVレース活動などをされているドローンレーサーさんは、アマチュア無線や陸上特殊無線技士などの免許をお持ちの方が多いようですが、繰り返しますが2.4GHz帯を使ってフライトするDJI製ドローンを飛ばすだけであれば、現時点で特別な免許は不要です。
ただし、免許は不要ですがフライトする場所や方法によっては申請や許可が必要な場合があります。詳しくはこちらの記事をご覧ください。
操縦は難しいの?
実はカンタンです。でも新しいことを始めるのって不安ですよね、分かりますよその気持ち。
「誰だってできますよ。そう、DJIのドローンならね(キメ顔)」
セキドのYoutubeでは、ドローンの基本的な操作方法を紹介する動画も公開していますので、不安な方はまずコチラをご覧ください。
故障したときはどうしたらいいの?
DJI が用意する専用フォームから24時間365日、修理の申し込みができます。
中国のメーカーですが、埼玉県の修理工場にて修理対応を行っているため、わざわざ海外まで送る必要はありません。
また、セキドではご購入後の使い方や「故障かな?」といった疑問にもお答えしておりますので、アフターサポートもお任せください。
どこで買ったらいいの?
DJI正規代理店の看板を出している店舗で買ってください!
というのも、実はこれには私が自社の宣伝をしたいだけではない、ちゃんとした理由があります。
それは ”技適マーク” のついたドローンを確実に入手できるからです。
詳細は総務省のページやネット検索で確認できますが、電波法令で定めている基準に達している機器であることを示す ”技適マーク” がついていないドローンを日本国内で使うと、電波法違反となるおそれがあります。
フリマアプリやオークション、海外で買ってきたドローンの場合、この技適マークがついていないことがあります。
そのため、DJI正規代理店での購入が絶対にオススメです!
地下鉄 虎ノ門ヒルズ駅A1出口から徒歩4分とアクセスのいい DJI認定ストア 東京虎ノ門 ですが、店舗から徒歩1分以内にコインパーキングや1時間300円のパーキングメーターもございまので、お車でのご来店も可能です。
で、結局どうすればいいの?
はじめてのドローンを悩む気持ちも分かりますが、まずは1台、自分用のドローンをお迎えすることがオススメです。
特に初めての方には、今回ご紹介した VPS や RTH も使える DJI Mini 2 や DJI Air 2S がオススメです。
いずれの機種もDJI認定ストア 東京虎ノ門/福岡博多にて、展示・販売を行っており、法人の方の御見積書作成もお任せください。皆さんのご来店お待ちしております!