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【事前告知】
11/22よりキャンペーン開始予定!

<着水前の確認事項>
水中ドローンは精密機器となります。本体のメインユニットやバッテリー接続部分など防水性能を持っておりますが、着水前に安全確認を怠ると浸水などの影響により故障や全損の原因となります。また、ご利用による劣化や経年劣化は避けられませんが、お手入れ・適切な管理をいただくことにより劣化を抑えることは可能です。
また、正常に動作するかも着水前に安全のためご確認ください。

※過度な砂や泥などが滞留している環境でのご利用は著しい劣化・破損の原因となります。海水・淡水での利用を前提としております(目安として、河川や海のpH値と同様のpH6〜8の範囲内)。薬品への耐性はないため化学薬品等が混ざった水中でのご利用はいただけませんのでご注意ください。
※ご利用の現場が、製品性能の範疇で利用可能であるかをよく吟味してくからご利用ください。性能を超える現場は製品の破損だけではなく予期せぬ事故につながります。

チェック事項
・バッテリーは正確に取り付けた上で、ロックはかかっていますか?
・接続端子はしっかりとねじ止めで取り付けられていますか?
・各接続端子(バッテリー取り外し式の場合、バッテリー端子を含む)は濡れていませんか?濡れた状態でのご利用は短絡破損の原因となります。
・SDカードスロット/外部インターフェイスキャップの防水キャップはしっかり閉まっていますか?
水中ドローンは水圧がかかるため、少しの隙間でも水が入り込み、浸水し全損につながります。

・起動時は水平な場所で起動してください。(不安定な場所、斜面で起動をするとジャイロセンサーに悪影響が出て水中での動作が不安定になります)
・船の上など不安定な場所でのキャリブレーションを行うと水中での動作が不安定になります。事前に地上の安定した場所で実施してください。
・コントローラー/テザー巻き取り機など、防水でないものは水濡れが無いようにご注意ください。つきまいてはテザー巻き取り機は水辺から最低でも2mは離れた場所においてください。また、テザー巻き取り機はビニール袋を被せるなど工夫いただくと、水濡れを防ぐことができます。巻き取る際は清潔な乾いたタオル等でテザーを拭いながら行ってください)
・操作人員はオペレーター(操縦者)と補助作業員(テザー巻き取り係)の最低でも二名以上の体制で実施しましょう。運用中、補助作業員(テザー巻き取り係)はテザーを機体の動きに支障がでない程度の張り具合に常に調整しましょう。テザーケーブルが出過ぎていると障害物等に絡まる可能性が高まります。操縦者とコミュニケーションを取りながら調整していきましょう。

バッテリーの性能は温度に左右されますので、
特に低温環境下でのご利用および、冬場についてはご利用前はなるべく外気に触れない様に運搬いただき、室温程度に保温することで若干利用時間が伸びる可能性もございます。
下記も合わせてご参照ください。

水中ドローン(ROV) スペック値よりも利用時間が短い時があります。なぜですか?
https://sekido-rc.com/blog/technical/faq_211123_002/

・バッテリー残量は問題ないですか?
・全てのモーターが動きますか?(地上での動作確認は数秒で終了してください。水中ドローンのモーターは、水中での利用を想定して設計されております。地上での長い動作は、発熱等により故障の原因となります。)
・LEDライトは点灯しますか?(地上での点灯確認は数秒(5秒以下)で終了してください。水中ドローンのライトは、水中での利用を想定して設計されております。地上での長い点灯は動作時の発熱等により故障の原因となります。特に屋外の天気の良い日中でのご利用おいて、地上で起動させた際にLEDライトが点灯していても気が付かずに、そのまま放置してしまうケースなどもございますのでご注意ください。ライト内部の止水Oリングが熱で解けて、浸水破損いたします。)

LEDライト浸水破損事例

・SDカードに撮影データは記録さますか?
・映像転送に大幅な遅延はありませんか?
・テザーは機体のバックルブラケットに掛け、テンションをかけて締め付けられていますか?
・バッテリーは正しく取り付けられていますか?(本体中部および後部バッテリーロックがしっかりかかっているか確認してください。)
こちらを行わないと電源端子部分に直接負荷がかかり破損いたします。マニュアルおよび下記写真をご参考ください。
 
・「スピード調節」設定は適切ですか?
CHASING M2 / CHASING M2 PRO スピード調節について
https://sekido-rc.com/blog/technical/faq_220415_001/

陸上の製品と同様に水中ドローンも衝突によって破損いたします。
水中では壁面などへの衝突にご注意ください。機体を衝突させた場合は、破損の原因となりますのでご注意ください(ボディーの傷・破損・LED破損・カメラ破損・メインユニット破損等)

上記ご確認の上、着水をしてください。着水時は、静かに水面に浮かべてください。(投げる、高いところから水面に落とすと破損いたします)
動作異常が確認できた場合はご利用を中止してください。

・端子部分および、バッテリーを交換時の注意事項
端子部分は防水ではございません。本体側・バッテリー側の端子の水濡れにご注意ください。端子が水濡れの状態のままご利用されたり、水濡れのまま放置された場合は数時間で緑青が発生し、劣化・破損いたします。
バッテリー交換について、潜航後に地上・船上にあげて交換する際は、交換の際に海水が付着する場合があります。十分にご注意ください。
バッテリー交換をする際は地上・船上にあげてから、綺麗なタオルなどで十分に水分を拭き取り、できる限り水をきった状態で、交換作業を行ってください。万一、水分が付着した場合は、すぐに綺麗な綿棒などで拭き取り、エアダスターで水気を飛ばしてください。

水濡れのままのご利用やメンテナンス不足による劣化・破損事例

なお、バッテリー取り扱いの注意点については以下をご参照ください。

CHASING M2 / CHASING M2 PRO 本体のバッテリーが動かなくなった。故障ですか?(バッテリー取り扱いの注意点)
https://sekido-rc.com/blog/technical/faq_220415_002/

<クリーニング方法について>
水中ドローンは一般的なダイビング機材と同様に「海水・淡水での使用にかかわらず、真水で洗って十分に乾かす」ことが重要となります。
この工程を怠り、一晩放置した場合でも劣化が進みサビや可動部内の塩の結晶化による固着、汚れや異物の混入により動作不良を起こすことがあります。

よって、海水または沈殿物のある環境の淡水でご利用の際は必ずご利用後に必ず自動洗浄を行ってください。その後、十分な乾燥を行なってください。

前述の通りお手入れをおよび乾燥を怠った場合、利用回数に関係なくモーターの劣化、及びモーター固着、故障の原因となります。

モーターの固着原因については下記をご参照ください。

CHASING M2 / CHASING M2 PRO モーターが固着して動きません
https://sekido-rc.com/blog/technical/faq_210708_001/

次にご利用後の洗浄についてご案内いたします。

(1.)真水での洗浄
ご利用後はすぐに真水で機体全体を洗い流していただき、綺麗な乾いたタオルで拭いてください。
(コントローラー/テザー巻き取り機は防水ではないので水がかからないようにご注意ください。保管時も濡れたものと一緒に保管をしないようにご注意ください)

(2.)真水(ぬるま湯)に浸しての洗浄
 
海水でのご利用後は特に真水に60分程度浸してください。海水を落とすには、ぬるま湯がさらに効果的です。
浸した後に真水の中でモーター内部を洗浄するようにモーターを回転させて洗浄してください。
10分間以上の運転を真水の中で行うことを強くお勧めいたします。
※洗剤や溶剤は使用しないようにお願いいたします。破損原因となります。

アプリ内に自動洗浄機能が搭載されているので、そちらをご利用ください。
ご利用手順は下記の通りとなります。

<自動洗浄手順>
1.機体と「CHASING GO1」アプリと共に起動/接続してください。

2.下記図のように機体を浴槽等の真水に入れ、完全に機体が浴槽に浸るようにします。
※海水でのご利用の場合は特に「ぬるま湯」に浸けていただくとより洗浄効果が高まりますのでおすすめです。
※一度パイロット画面に入っていただき、機体が正常に動作するかモーターを回して確認してください。挙動がおかしい場合は中止してください。

3.「CHASING GO1」アプリより下記の手順でメンテナンス画面へ行きます。

右上の「メニューボタン」をクリック → 「help」をクリック → 「Machine Maintenance」をクリック

4.「To maintain」をクリックすると、機体が再起動後にモーターのクリーニングを開始します。

5.約10分程度で自動洗浄が完了し、自動停止します。

※万一アプリとの連動がうまくできない場合は、手動で機体を動かして洗浄をしてください。その際は機体が浴槽などの内壁に勢いよく衝突しないようにご注意ください。
※海での利用の際は上記の洗浄を水を交換して合計2回繰り返し行ってください。

下記は一度現場で真水で洗浄した機体を洗浄した後の様子です。砂や砂利が排出されること解ります。
簡易的な洗浄のみでは不十分なので、必ず浸け置き洗浄を行ってください。

 

(3.)乾燥及び水抜き
機体内側やモーター付近に水を溜めないように拭いていただくか、少し本体を動かして水を抜くようにしてください。
モーターを動作させると内部に溜まった水が放出されます。
(モーターを摩耗させないように、5秒以上空気中でモーター動作をさせないようご注意ください)
テザー接続部分は乾いた清潔な布で拭いてから取り外してください。水分を拭き取った後にエアダスターなどで残った水分を飛ばすとより安全に取り外しいただけます。
バッテリーやオプション品も取り外してください。
乾燥方法については浴室での乾燥の際は浴室乾燥機などを動作させての乾燥をお勧めいたします。
直射日光下での乾燥は劣化の原因となりますのでおやめください。

(4.)保管方法
保管方法については上記にも記載がある通り、十分に乾かした上で保管をしてください。
外装が乾いていてもモーター内部に水分が残っている場合がございます。本体を振ったり、モーターを少し動作させて水分が残っていないか確認をしてください。
濡れたケースや、湿ったケースなどに保管してしまうと劣化の促進と故障の原因となります。また、コントローラーなど一緒に同封している機器が破損する場合がございます。
下記写真のようにモーターの隙間にスプレー「WD-40」を少量吹きかけていただくことでサビを抑制することができます。※KURE 5-56は絶対に使用しないでください。
保管時は乾燥剤などを入れていただくことをお勧めいたします。

バッテリー保管については以下をご確認ください。

CHASING M2 / CHASING M2 PRO 本体のバッテリーが動かなくなった。故障ですか?(バッテリー取り扱いの注意点)
https://sekido-rc.com/blog/technical/faq_220415_002/

水中製品については、メンテナンス後の保管をしていた場合でもパーツの経年劣化そのものを完全に抑えることができません。(特にパッキンなどのシリコンパーツやモーター内部など)
つきましては、機材確認・機器内部にカビ発生防止、またバッテリーの動作及び残量確認のため1ヶ月に1回は起動いただき、モーターが動作するか確認をしてください。(地上でのモーター回転は5秒以内に留めてください)
ご利用予定がない場合でも、定期的に接続してモーターを動作させることで固着を防ぐことができます。

<プロペラ部分を入念にクリーニングしたい場合>
プロペラについては、水中ので高速回転しているため、砂や砂利などを巻き込みに内部に砂などが入り込みます。
プロペラを取り外してクリーニングいただくとより劣化進行を抑えることができます。詳しくは下記をご参照ください。

CHASING M2 / CHASING M2 PRO スラスターの取り外し、お手入れは可能ですか?
https://sekido-rc.com/blog/technical/faq_211222_001/

各端子のOリングについては定期的にグリースメンテナンスを行っておください。グリースについては以下にご案内がございます。

水中ドローン(ROV)接続端子のOリングに塗るグリースは何が良いですか?
https://sekido-rc.com/blog/technical/faq_221213_067/

<付録>
水中ドローン(ROV)の利用前・利用後チェックシートを用意いたしました。
ご利用時にご持参いただき安全なご利用をいただければ幸いです。

水中ドローン利用前・利用後チェックシート(PDFファイル・転載・再配布禁止)

<水中ドローン保険 加入のおすすめ>
安心して水中ドローンをご利用いただくために、ご利用の皆様には保険加入(有償)をお勧めいたします。
対人対物等に対応した「賠償責任保険」と、操作ミスによる破損等に対応した「機体保険」がございます。
詳しい保険の内容・お問い合わせにつきましては、損害保険代理店「エアロエントリー株式会社」様のページをご確認ください。

エアロエントリー株式会社 水中ドローン保険

https://rov.aeroentry.jp

<参考リンク>
CHASING M2 / CHASING M2 PRO ファームウェアアップデート手順のご案内
https://sekido-rc.com/blog/technical/faq_210607_002/

その他 CHASING M2 / CHASING M2 PRO に関するよくあるご質問はこちら
https://sekido-rc.com/blog/maker/faq_chasing/

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