【速報】DJI Dock 4発表!Dock 3との違い・バッテリー自動交換・Matrice 5TDの進化を解説
こんにちは、DJI 産業用ドローン担当の奥です。
2026年10月14日(水)21:00、DJIから最新の全自動ドローンステーション「DJI DOCK 4」および専用機体「DJI MATRICE 5TD」が全世界同時に発表されました!
DJI Dock 4は、ドローンの遠隔運用・自動飛行を行うDJI Dockシリーズの最新モデルです。最大の進化ポイントは『バッテリー自動交換システム』で、従来必要だった充電待ち時間を大幅に短縮し、無人での連続運用を強化しています。さらに、Dockに搭載する機体のスペックも大幅に向上しております。
本記事では、どこよりも早い製品速報として、DJI Dock 4とDJI Matrice 5TDの進化ポイントや前モデル DJI Dock 3との違い、業務用途に応じた選び方まで詳しく解説いたします!

目次
1.そもそもDJI Dockシリーズとは?
2.DJI Dock 4のスペックと進化ポイント|Dock 3から何が変わった?
3.大幅アップグレードされた「DJI Matrice 5TD」
4.【徹底比較】DJI Dock 3とDock 4の違いを比較|用途別の選び方
5.まとめ・導入のご相談
1. そもそもDJI Dockシリーズとは?

DJI Dockシリーズは、現場に置くことでドローンの離着陸・格納・充電・データ管理までの全工程を自動化する「ドローンステーション(ドローンポート)」です。 クラウド型ドローン運用管理システム DJI FlightHub 2 と組み合わせることで、離れた事務所や本部からブラウザ越しにドローンの遠隔操作ができます。
Dock運用がドローン業務を変えたポイント
現場に行く手間を削減
事務所や自宅から1クリックで自動飛行を開始できます。緊急時に「すぐ飛ばせる」ため、平常時も現場へ「移動する労力・時間」を削減できます。省人化・省力化の具体的な解決策として、現場業務の効率化が望めます。
データ共有の自動化
撮影データ(画像・動画)のほか、それをもとに構築した3Dモデル、測量レポートがクラウドに保存され、関係者にQRコードやURLリンクなどで容易に共有することができます。参考までデータとして、AWS(Amazon Web Services)を用いたクラウド版のほか、セキュリティに配慮したオンプレミス版の提供もございます。
過酷な環境での巡回
警備・セキュリティ、夜間の鳥獣害調査、発災直後における現場確認など、現場の負担とリスクを大幅に削減します。鳥獣害調査の現場では「調査中に獣に襲われない」、冬の警備では「寒さに耐えながら巡回しなくてよい」といったメリットがあります。

2. DJI Dock 4のスペックと進化ポイント|Dock 3から何が変わった?

DJI Dock 4は、DJI Dock 3の優れた耐久性・基本スペック(IP56防塵防滴、過酷な動作温度対応など)を継承しつつ、運用効率を最大化する新機能を搭載しています。

バッテリー自動交換で「充電待ち時間」からの解放
従来のDock 3では飛行後に約27分の急速充電を待つ必要がありましたが、Dock 4では、わずか25秒でバッテリーの自動交換が完了します。そのため、着陸からわずか45秒で再離陸が可能となりました。
ドック内部には満充電バッテリー3本+機体装着用1本の計4本が格納されており、広大な敷地の連続監視や災害時における長時間の連続運用で、大きなメリットとなります。
通信アンテナの外部化(DJI O4 グラウンドステーション)
通信アンテナが外付けのモジュール「DJI O4 グラウンドステーション」として独立しました。
これまでDock本体の上部20°に障害物がない開けた場所への設置が必須でしたが、Dock 4では建物の軒下や遮蔽物のある場所への設置が可能となり、現場での設置ハードルが大幅に下がりました。
※ DJI Dock 4 を購入するとDJI O4 グラウンドステーションが付属いたします。
DJI O4 グラウンドステーションの現場検証についてはこちら
3.大幅アップグレードされた「DJI MATRICE 5TD」

DJI Dock 4の専用ドローンとして新たに登場したのが「DJI MATRICE 5TD」です。カメラ性能と安全装備が格段に強化されました。最大飛行時間も59分と大幅に伸びていることが特徴です。
また、今回の機種からはスピーカー・スポットライトのほかに、新たに「パラシュート」の装備が可能になりました。
赤外線(サーマル)カメラ解像度が4倍に!
解像度が 1280 × 1024 と前モデル(640 ×512)から4倍になり、赤外線映像を可視光映像にレイヤーとして重ね掛け表示できるようになりました。点検業務や夜間捜索の精度が飛躍的に向上します。

望遠性能と暗所撮影能力の強化
望遠性能が7倍から11倍(焦点距離 252mm)へと伸長。さらに高感度センサー採用で光の取り込み量が30%向上し、ノイズの少ない鮮明な夜間撮影が可能です。詳細なカメラスペックの比較は、以下をご確認ください。

AI識別機能が17種類に対応
従来の3種(人・車・船)から17種類に拡張されました。例えば、消防分野での活用が見込まれる「炎・煙」などが追加され、高度なマルチモーダル認識や現場での異常検知に対応できるようになっています。
全周LiDAR + 3方向ミリ波レーダー標準装備
高精度な障害物回避システムとして、全周LiDARシステムと3方向のミリ波レーダーを搭載し、昼夜を問わず直径11mmの電線やワイヤー類を検知・自動回避します。前モデルのMatrice 4TDではアクセサリーとしての取り付けが必要でしたが、本機体では機体に標準装備しているため、重量による飛行時間の減少がございません。

リモートID受信機能で周囲のDJI製ドローンを捕捉
DJI Matrice 5TDではRID(リモートID)受信機を搭載しており、200m範囲内にいる他のDJIドローンの位置をリアルタイムでマップ上に表示することができます。空の状況を把握し、より安全な飛行をサポートします。

※なお、Matrice 5TDは単体での販売・運用はありません。Dock 4専用機体としてのラインナップとなります。また、測量用途には適しておらず、測量モデルのリリースも現時点では予定はございません。
4.【徹底比較】DJI Dock 3とDock 4の違いを比較|用途別の選び方
DJI Dock 4はDockシリーズにおける「ハイエンドモデル」となり、DJI Dock 3 も「エントリーモデル」として継続して取り扱いとなります。「Dock 3とDock 4、自社にはどちらが最適だろう?」とお悩みの方へ、用途ごとの選び方をまとめました。

▼ DJI Dock 4 / Matrice 5TDがおすすめなケース
【災害対応・緊急点検・夜間警備】
発災直後など、30分の充電待ちをせず「とにかく連続して飛ばし続けたい」現場。
【高品質な点検・調査】
解像度4倍のサーマルカメラや11倍ズームなど、圧倒的なカメラスペックを活用したい場合。
【設置場所に制限がある現場】
どうしても建屋の横しか置き場所がない、豪雪地帯などで軒下に置きたい、といった要望がある場合。
▼ DJI Dock 3 / Matrice 4Dシリーズ がおすすめなケース
【建設現場などの「測量(体積計算・出来高管理)」用途】
メカニカルシャッター搭載のMatrice 4Dが選択できるDock 3が必須となります。
※DJI Dock 4 / Matrice 5TDは測量用途ではありません。
【公共機関・自治体での巡視運用】
国土交通省による第二種型式認証を取得しているため、「国の認可を受けている機体」を求める場合や、「飛行許可・承認手続きの負担軽減」を行いたい場合。
【コストパフォーマンス優先】
30分程度の充電待ち時間が許容でき、導入コスト(初期費用)をできる限り抑えたい場合。そこまでハイスペックな機体を求めなくても運用ができる見込みがある場合。
Dock 3とDock 4、どちらが自社に適しているか相談する
参考までに
DJI DOCK 4 のサイズは、DJI DOCK 3 と比較して幅と長さはほぼ同等、高さは約6cm高くなっています。また、重量は55kgから66kgとなっていますが、設置運用が前提のため、重量の増加はあまり気にする必要はありません。

5.まとめ・導入のご相談
新たに発表された「DJI DOCK 4」は、バッテリー自動交換による無人・連続運用と設置場所の柔軟性により、ドローン活用の可能性をさらに広げる革新的な製品です。 一方、既存の「DJI DOCK 3」も測量用途や型式認証を活用した運用において引き続き有力な選択肢となります。
セキドでは、北海道から沖縄まで全国のDock取り扱い販売店と協力しながら販売・サポート体制を整えております。運用現場や目的に合わせて、最適な機種の選定から設置環境のご相談、飛行許可申請まで、遠慮なくご相談ください。
製品の詳細、お見積り、デモフライトのご要望は、下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。
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