最新清掃ロボットで清掃業務を効率化!PUDU製品実演会を開催
こんにちは。セキド広報担当の藤井です。
今回は、2025年3月に取り扱いを始めたAIや自動走行技術を活用した業務用清掃ロボットについて、実際に清掃デモンストレーションをしながらご紹介する「PUDU 清掃ロボット 製品説明会」の様子をレポートします。

人手不足や清掃の質向上といった課題に応える PUDU(プードゥー)の次世代ロボットたちの“実力”を、参加者の皆さまに実際に体感していただきました。
清掃業務の課題に、ロボットがどう応えるのか?
埼玉県春日部市の春日部 みどりのパーク[体育館]で実施した今回の実演会には、商業施設・病院・宿泊施設・工場・物流施設など多様な現場の管理に関わる方や、ドローンや農機自動操舵システムといった先進技術で業務効率の改善を提供する企業の方などに参加いただきました。

特に
「人手不足が深刻で、現場任せの運用を見直したい」
「ベテランに頼らずとも一定の清掃品質を維持したい」
「施設の衛生基準を満たす非接触清掃の方法を探している」
「夜間や営業時間外に自動で稼働できる機器を導入したい」
といった、実運用・管理目線の具体的な課題をお持ちの参加者もおり、実演会ではこれらのニーズに清掃ロボットがどう応えられるかを確認する場となりました。参加者の皆さまからは導入後の活用シーンや運用コストに関する質問も数多く寄せられました。
実演機種紹介と注目ポイント
予定の時刻を迎え始まった製品説明会。ビジネス向け製品の責任者よりご来場のお礼と開会のご挨拶に続いて、PUDU清掃ロボットを担当する槇島が製品説明と実演デモを行いまいました。
今回ご紹介したのは、PUDU Robotics社の業務用清掃ロボット3機種。なかでも CC1 と MT1 は、自律走行と最適な清掃判断機能を備えたスマート清掃ロボットです。障害物を避けながらフロアマップに沿って自動で稼働し、無人かつ効率的な清掃業務を実現します。
一方、SH1 は手動操作をベースにした立型スクラバーで、狭い場所や目視確認が必要な現場で活躍するモデルです。

なお、清掃ロボットの開発元 PUDU Robotics(プードゥロボティクス)社は、国内でも大手飲食チェーンなどで採用されている猫型配膳ロボット「BellaBot(ベラボット)」を手がけていて、世界60か国以上でサービスロボットを展開するグローバル企業です。多くの方がご存知の大手飲食チェーンでのロボット運用で培われた空間把握・自律走行能力を活かして、清掃ロボットもすでに高い評価を得ています。
PUDU CC1
インテリジェント商用清掃ロボット
「掃く・吸う・洗う・拭く」の4機能を1台でこなす万能タイプ。マッピング機能による正確なルート清掃と、回収水の自動排水など完全無人での運用も可能です。実演では濡れ拭きから拭き上げを同時に行う清掃性能と障害物へのスムーズな対応力が高評価でした。

PUDU MT1
AI搭載商用清掃ロボット
フロアの状態や人の動きに応じて最適な清掃モードを自動で判断するAI清掃ロボットで、広い工場や物流施設の複雑な通路にも対応します。実演では障害物や人を避けながら自然に清掃を続け、綿埃から土・砂、満タンの500mlペットボトルまで飲み込む姿に、多くの来場者が驚きの声をあげていました。

PUDU SH1
スマート立型スクラバードライヤー
手押し式ながらセミ自動走行機能を備えた、立型の高効率床洗浄機。コンパクトながら洗浄・吸引・乾燥を同時にこなし、病院や厨房、狭い通路でも抜群の機動力を発揮します。簡単な操作で自在に安定した清掃ができるため、多くの方が実際に操作して高い清掃性能を実感されていました。

実演会ではこんな内容をご紹介しました
当日は、ロボットの実力だけでなく、「実際に導入したらどうなるか?」までしっかりイメージできるよう、以下のような内容をお伝えしました。
・ロボットの走行・清掃デモンストレーション
障害物を避けながらフロアを自動で清掃する様子や、複数フロアに対応した動き方をご覧いただきました。
・3機種の特徴と比較紹介
それぞれのロボットが「どんな現場に向いているか」「できること・難しいこと」をわかりやすく比較してご説明しました。

・自律清掃の効果を実感
CC1とMT1による自律走行でのスムーズな清掃効率や、SH1の力強い洗浄力を、実機を通じて体感いただきました。
・活用事例のご紹介
ホテルや工場、介護施設、スーパーマーケットなど、実際に活用されている現場をご紹介しながら、それぞれの業界での使い方をご紹介しました。
・清掃体制の見直しにもつながるヒント
ロボットを活用して、夜間の無人清掃や、少人数での運用を可能にする方法についてもご紹介しました。

・導入までの流れもわかりやすく解説
試験導入(POC)から本格導入までの一般的なステップや、補助金・リースの活用方法など、検討の際に役立つ情報をお伝えしました。

・導入後の安心サポートについて
導入後も安心してご利用いただけるよう、セキドとホークスビジョンが連携した保守・サポート体制についてもご案内しました。
一連のデモンストレーション・説明のあとは、セキドの営業担当とメーカーの担当者による個別の質疑応答や具体的な清掃機能の検証などを実施。思った以上に多くの方が熱心に質問や動作を確認される状況に、清掃ロボットに対する期待の高さを感じました。

参加された方からは、
「想像以上に綺麗になり、既存の人員体制を変えるイメージが湧いた」
「導入時のコストと保守体制、サポートの範囲を具体的に知れて良かった」
「配膳ロボでの実績があるPUDU社製だから安心して検討できる」
「夜間の無人清掃や、オペレーター1~2名体制での省人化に本気で使えそう」
といった導入を前提とした前向きな声が多数寄せられました。
ロボット清掃の“現実解”を見た一日
清掃の自動化は「遠い未来の話」ではなく、すでに多くの施設で稼働が始まっています。
今回の実演会を通して、「人の手が足りない今だからこそ、ロボットの力を借りるべき」というメッセージが確実に伝わったと感じました。
導入検討中の皆さまにとって、機能・操作性・清掃品質を“実際に見る”ことは何よりの判断材料になるはずです。今後も各地で実演会を予定しておりますので、ご興味のある方はぜひお気軽にご参加ください。