DJI Power 1000 を早分かりレビュー!ポータブル電源 ×ドローンの可能性を探ってみた
はじめまして。今年6月からセキドに入社しました、平田です。
先日公開されたスペシャルコンテンツ、「セキドスタッフがDJIドローンで空撮してみた![第2弾]DJI Mavic 3 Pro で撮る碓氷湖編」はご覧になりましたか?そこで登場した新人とは、私のことです。(笑)
セキドスタッフがDJIドローンで空撮してみた!
[第2弾]DJI Mavic 3 Pro で撮る碓氷湖編
「ドローンがこれからの未来、どのように活躍していくのか知りたい!」と興味を持ったことが入社したきっかけで、ドローンだけではなくカメラのことも知識がついてきたことで、日々の楽しみが増えてきています。現在、新人の私はDJI認定ストア 東京虎ノ門にて、お客様と接しながらさまざまなことを学んでいます。
今回は DJI初のポータブル電源である DJI Power 1000 を、家電やドローン空撮、産業用ドローン実演会などで使ってみたリアルな使用感をお伝えできればと思います。アウトドアが好きな方や、防災用のポータブル電源を探している方、また産業用ドローンとあわせた運用を検討中の方向けの内容となっています。
ポータブル電源 “DJI Power 1000“ とは
ズバリ、DJI初のポータブル電源です!1024Whの大容量かつ最大2600Wの瞬間最大出力電力に対応しています。
ご覧の通り見た目の高級感があり、がっしりとした堅牢性の高いつくりも魅力です。約13Kgと重さはありますが、しっかりしたグリップがついているので運搬に不安はほとんどありません。大きさは448×225×230 mm(長さ×幅×高さ)となっており、決して小さくはありませんが、緊急時やアウトドアでは大活躍間違いなしの大容量となっています。販売価格は税込114,400円で、8月20日まではセール価格の税込99,990円で購入可能です。ぜひこの機会をお見逃しなく。
ドライヤーも余裕で使える最大出力
先述の「最大2600Wの瞬間最大出力」がどのくらいのパワーなのか分かりやすく説明したのがこちらの動画です。なんと家庭用のヘアドライヤーも動かすことができます。実験してみましたので、ご興味のある方はあわせてご覧ください。
本命のドローン急速充電は?
さて、こちらはドローンで有名なDJIの製品ですから、現行機種のドローンに使うバッテリーの充電所要時間も確認してみましょう。
この情報を見た私の率直な感想は、「充電がこんなに早く終わるのであれば、ぜひ使ってみたい!」というものです。もうすでに実際の空撮現場での運用を想像して、ワクワクしてきました。
機種名 / 充電方法 |
Mavic 3 シリーズ |
DJI Air 3 | Inspire 3 (TB 51) |
Matrice 30 シリーズ (TB 30) |
DJI Power 1000 SDCポート使用 (0→100%) |
約58分 | 約44分 | 約44分 | 約47分 |
DJI Power 1000 SDCポート使用 (10→95%) |
約32分 | 約30分 | 約28分 | 約32分 |
また、DJI Power 1000 の出力端子はこちらの3種類に対応しています。
・USBポート:Type-AおよびType-C。ノートパソコン、スマートフォンなどのデジタル機器を給電するもの
・SDCポート/SDC Liteポート:専用アクセサリーを使用してさまざまな給電方法に対応しているもの
DJI Power 1000 × Mavic 3バッテリーで検証
さて、みなさんの中にも同様の感想を抱いた方がいらっしゃるかと思いますので、「本当にスペック通りに充電できるのか?!」を検証いたしました。動画に登場しているのは DJI Power 1000 と DJI Mavic 3 インテリジェント フライトバッテリー 、そして DJI Power SDC – DJI Mavic 3シリーズ 急速充電ケーブル です。Type-A端子やType-C端子からの出力も可能ですが、今回は「SDCポート対応の急速充電ケーブルならではのスピード感」について検証を行いたかったため、一番右のポートを使用しています。
実際に充電してみましたが、150Wでの出力電力に対応しているだけあり、残量1/4以下の Mavic 3用バッテリーがわずか37分ほどで満充電になりました。カタログスペックでは「0%から100%まで充電するには約58分、10%から95%まで充電するには約32分」という触れ込みでしたので、後者に近い結果となりました。 DJI 100W USB-C 電源アダプター を使った場合は満充電までに約1時間10分かかるはずなので、およそ1/2という驚異の数字を叩き出しています。
また、Mavic 3バッテリーを1本充電したところで DJI Power 1000 の蓄電残量は91%も残っていました。つまり、Mavic 3バッテリーだけなら11本くらいは充電できるということです。専用ポートならではの充電速度で、たくさんフライトしたいときにも重宝しそうですね!
DJI Power 1000 × 産業用ドローンで検証
続けて、産業用ドローンでも検証してみました。結論、相性はバッチリでした。
オプションで Matrice 30シリーズ用バッテリーのケーブル も販売されていますから、屋外の現場で運用することが多い産業機も充電可能です。互換性の高さもDJI製品ならではの特長ですね!
ただバッテリーを充電するだけでは新鮮さに欠けますので、今回は変わり種を用意しました。遠隔での全自動ドローン業務に対応したドローンポート DJI Dock 2 です。電源供給が困難な現場を想定して検証した結果、DJI Power 1000 で2時間以上動作可能であることが分かりました。DJI Dock 2 の製品についてはスペシャルコンテンツでも取り上げていますので、ご興味のある方はあわせてお読みください。
全自動ドローンの時代に!
DJI Dock 2 の特徴や機能を詳しく解説します
オススメの DJI Power 1000オプション
Power 1000 を単体で購入するのが心配なそこのあなた!ご安心ください。私からオススメのアイテムをピックアップしました。
DJI Power 1000 保護収納ケース
本体を傷つけてしまうのは心配ですよね。そのような心配はこれで解決!片手で持ち運び可能になります。
Zignes 120W ソーラーパネル
屋外で Power 1000 の充電がなくなってしまった!そんなときにあると便利なアクセサリーです。災害時に停電が起きて、電気が使えない時などに備えてあると安心ですね。
DJI Power 自動車電源コンセント – SDC 電源ケーブル (12V/24V)
車内電源ソケットにこのアクセサリーを組み合わせることで車のエンジンをかけると本体の充電ができます。助手席において話しかけるのもありです。(笑)
DJI Power 自動車電源コンセント – SDC
電源ケーブル(12V/24V)
悩んだらセキドにご相談を
いかがでしたでしょうか。DJI Power 1000 について、お分かりいただけましたか?
様々な現場で使われているドローンのお供に、ぜひ DJI Power 1000 の導入をご検討ください。
セキドオンラインストアでは8月20日までの期間限定で、セール価格で販売中です。DJI認定ストア 東京虎ノ門 では実機もご用意しており、実際に性能もお試しいただけます。フライト現場での運用のため持ち出し中の場合もございますので、ご来店の際は事前にご連絡いただけるとスムーズに対応できます。ご予約は下記のフォームからお願いします。
皆さまのご来店をお待ちしております!
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