物流ドローンと全自動ドローンのデモイベントに参加!魅力と期待を取材しました
こんにちは。セキドの池田です。今回は、2024年7月12日に春日部みどりのPARKで開催されたドローン実演会の様子を報告するイベントレポートです。
物流ドローン DJI FlyCart 30 と、測量・点検・調査などの業務を遠隔かつ全自動で行う DJI Dock 2 について取り上げますので、これらのモデルを扱う実演会への参加や製品の導入を検討されている方はぜひお読みください。
また実演会の開催場所で、セキドの物流/農業ドローン本部となっている「春日部みどりのPARK」について詳しく知りたい方は、こちらの記事もあわせてご覧くださいませ。
春日部みどりのPARKを見学してきました!
施設見学の概要と申込み方法を紹介します
FlyCart 30 実演会のようす
それでは実演会当日の様子を写真と動画を交えながら紹介していきます。まずは FlyCart 30編から。
座学形式の製品説明
FlyCart 30 の実演会は、スライドを使った座学形式の説明と実機を用いたフライト実演の2部編成です。担当は DJI Deliveryチームの田丸です。
当日は開始時間のだいぶ前からお客様がいらしており、FlyCart 30 への強い関心がうかがえました。この日は機体の基本スペックや搭載している機能に加えて、あらゆる環境で実際に使ってみたからこそ分かる FlyCart 30 の強みなどについて、1時間弱の説明を行いました。
雨天決行のデモフライト
説明の後は屋外に移動して、フライト実演に移ります。あいにくの雨天でしたが、FlyCart 30 はこの程度の水濡れなどものともせず飛ぶことができます。さすが保護等級IP55ですね。
こちらは DJI Deliveryチームに配属されたばかりの新入社員、金子です。もともとドローン関係の仕事をしていたこともあり、あっという間にセキドに馴染みました。この日は先輩社員である田丸のサポートを中心に、お客様対応も最前線で行いました。頼もしい後輩が次々に入ってきて、セキド6年生の私は謎の焦りを感じています。(笑)
せっかくなので、フライトの様子も見てみましょう。特に、動画の1分10秒あたりで紹介している「振り子抑制」機能は一見の価値ありです。自動で荷物の揺れを抑止してくれる機能がついており、機体のバランスを崩しにくい設計になっています。ドローンを長く開発してきたDJIだからこそ可能な技術ではないかと考えます。
なかなか聞けない具体的な相談にも対応
フライト実演を見学して実演会は一旦終了ですが、セミナールームに戻って商談を進めているお客様がいらっしゃいました。「こんな条件の場所で導入したいんだけど、今考えている計画は実現できると思いますか?」といった具体的な質問にも、現場での運用経験が豊富な田丸が回答しています。
全自動ドローンポート Dock 2 実演会
続いてはDJI Dock 2編です。
課題解決に迫る事例説明
ここからは DJI Enterpriseチームの Dockエンジニア、奥が担当します。
熱のこもった奥の説明に、お客様もメモを取ったり、頷いて反応を示したりと活発な意思疎通が見て取れました。「ただ聞いているだけのセミナー」ではなく、「やり取りのあるセッション」という雰囲気で進んでいたのが印象的でした。
業務の自動化をデモフライトで確認
フライト実演のため、屋外に移動したところです。写真右が実物の DJI Dock 2 です。ドローンポートとしては小型の長さ1228mm✕幅583mm✕高さ412mm(展開時)で、人と並ぶと実際のサイズ感が分かりやすいですね。重さも34kg(ドローン除く)と、初代 DJI Dock の約100kgに比べると、だいぶコンパクトに進化しました。
デモフライトの様子を一部動画で紹介します。DJI Dock 2 はドローンポートのため、搭載する専用ドローン DJI Matrice 3D/3TD を含めスティック付き送信機で操縦するよりも、PCからクラウドサービス DJI FlightHub 2 を使ってフライトプランをアップロードして行う自動航行に特化しています。また離陸もさることながら着陸時の位置精度が素晴らしく、ドローンはポート中央の接続部にピッタリと降りて、自動で格納されていきます。ポートの保護等級はIP55で、機体を乾燥させるためのエアコンも内蔵されているため、この日のような雨天でも不安なく運用することができます。
着陸のためにドローンが戻ってきたところをカメラに収めました。ポートをよく見るとドローンの着陸部にはV字型の溝があり、機体が定位置に入るように設計されています。単純なつくりですが、確実に狙った場所に収まるようになっていて驚きました。
今回は雨天ということもあり、デモフライト時の様子を充分に撮影することができませんでしたので、Dock 2 による自動飛行でのドローン業務については改めて別の記事でご紹介させていただきます。建設現場での工程管理や敷地内の巡視・パトロール、施設の定期点検、防災対応など、これまでは都度フライトのための準備が煩雑だった場面で、遠隔での全自動ドローン業務を実現する Dock 2。今後のコンテンツや開催予定の実演会で、ぜひその性能をご確認ください。
DJIドローンならセキドにおまかせください
いかがでしたでしょうか。実演会当日の流れや、製品の特徴は把握できましたか?ご紹介した製品の基本スペックや機能は、商品ページをご覧ください。
セキドでは初心者向けの体験会はもちろん、各種ドローンのフライト実演会を定期的に開催しています。全国各地での開催がありますので、日程や内容は以下のページよりご確認ください。
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