ドローン用マッピングソフト DJI Terra のアップデートで追加された機能とは?
こんにちは。セキドの平井です。
先日、DJIよりリリースされているドローン測量マッピングソフトウェア「DJI Terra(ディージェイアイ テラ)」の新ファームウェア[V3.3.0]が公開されました。
今回は、2D/3Dのリアルタイムマッピングや3Dモデル再構築、LiDARデータ処理、各種データ分析に対応し、ドローンを使った測量や点検など様々な現場で活用される DJI Terra の更新で追加された機能をいくつかご紹介していきたいと思います。
アップデートで追加された機能は?
それでは、追加された機能から特徴的なものを見ていきましょう。
アプリのUIが刷新
可視光での構築ミッション画面で、「空中三角測量」「2Dモデル」「3Dモデル」3つのカテゴリに分けて設定が行える様になりました。
1. 空中三角測量設定画面
2. 2Dマップ設定画面
3. 3Dマップ設定画面
ミッションチェックリストが表示
ミッション構築画面にチェックリストが表示されるようになりました。
3Dモデリングが高速化
3Dモデリング作成時の構築スピードが約25%向上しました。
ミッションリストが使いやすく
ミッションライブラリリストにソート機能とフィルター機能が追加されました。
ソート機能
フィルター機能
基地局座標のオフセットに対応
Zenmuse L1 の点群処理で、D-RTK2 を利用した場合の基地局座標のオフセットに対応しました。
オルソ分割機能が追加
2Dマップ再構築モードに「オルソ分割」機能が新規追加されました。2Dモデル構築時に辺の長さを設定することにより、オルソ画像の分割出力に対応しました。最小で 1000pxから指定することができます。
アップデートで追加された特徴的な機能は以上です。
ドローンを使った点検・測量の実演会も開催
今回のアップデートはいかがでしたでしょうか。更新された DJI Terra でどんなことができるのかをお試ししてみたいという方は、メーカーサイトより1ヶ月の無料体験版を申し込むことが可能ですのでお試しください。
セキドでは、今回紹介した DJI Terra のほか、産業用ドローン DJI Matrice 300 RTK やドローン搭載LiDARモジュール DJI Zenmuse L1 など実機を使って測量や構造物点検の現場を想定したデモを行う無料実演会や、最新事例や撮影データ紹介する無料WEBセミナーなどを定期開催しております。横浜市金沢区の セキド DJI 横浜ドローントレーニングセンターで開催する実演会は、撮影データを持ち帰ることもできる、導入検討中の事業者様に最適なイベントになっておりますので、ぜひお気軽にご参加ください。
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