DJIドローンは危険なのか?データセキュリティについて真実を徹底解説
こんにちは、株式会社セキドの奥です。ドローンの社会実装が進む中で、シェア率の観点でもDJI製ドローンが代表的に活用されています。一部では「データが外部に送信されるのではないか」といったセキュティリスクの懸念も示されていますが、今回はドローンの導入・運用支援を行う立場から、技術的な仕組みと実際の運用の観点を整理し、データセキュティについて誤解されやすいポイントを明確にします 。
データは「どこに保存されるのか」
まず前提として、DJIドローンにおけるデータの扱いは非常にシンプルです 。
・写真や動画:機体に挿入されたSDカードに保存されます 。
・飛行ログ :機体または操作端末の内部に保存されるのが基本です 。
この段階では、外部サーバーへの自動的な送信は一切行われません。言い換えてしまえば、ドローンというのは「空飛ぶカメラ」だと考えていただいても問題ございません。
「送信される可能性」という表現について
懸念としてよく見られる「データが外部に送信される可能性がある」という表現には語弊があり、少なくとも「ユーザーが関与しなくても自動的に送信される」ということはございません。
実際には、DJIのシステムには「クラウド連携」や「ログ共有」といった機能が用意されていますが、これらはユーザーが意図的に選択した場合に限り実行される設計になっています 。つまり、「送信される可能性」よりも「送信する機能(選択肢)を持っている」とするのが、より正確な理解です 。
通信を遮断するという選択肢
さらに、通信そのものをユーザー側で厳格に制御できる点も重要です 。DJI産業用ドローン(操縦アプリ DJI Pilot 2)では「Local Data Mode(ローカルデータモード)」が搭載されており、これを有効にすることで、インターネット接続や外部サーバーとの通信を完全に遮断できます 。

クラウド利用について
クラウドについても同様で、DJIが提供するクラウドサービスはあくまでデータ共有や遠隔管理の利便性を高めるための「任意」の機能です 。
さらに、企業や官公庁向けには、自社専用の環境でデータを管理する「オンプレミス構成」も用意されており、自社ネットワークやサーバー内のみでの通信が可能です。したがって、「クラウドに保存される」のではなく「保存するかどうかをユーザーが決定できる」のが実態です 。
ファームウェア更新の時にデータが盗まれる?
ファームウェアの更新にあたっては、手軽で便利なオンラインアップデートがございますが、一方で「その通信中にデータのやりとりがあるのでは?」といった懸念を持たれる方もいらっしゃいます。その点については「オフラインアップデート」というものもあり、事前にアップデート用のデータをPCにダウンロードし、そのデータから更新を行うことも可能です。そのためインターネットに繋がずに対応いただけます。
まとめ:内容の整理
下記の通り、内容を整理しました。弊社といたしましては「使えるドローンを使うべきタイミングで提供し、世の中を良くしていく」ことを大切にしています。お客様の体験や業務における「1台」の選定で懸念点の払拭となれば幸いです。

エビデンス:第三者機関の監査証明書
DJI は世界でトップシェアを誇るメーカーということもあり、データセキュリティに関しては自社からの開示の他に、第三者機関からの監査も受けており公開をしております。以下に開示資料をまとめましたので、ご参照ください。
▶DJI FLIGHTHUB 2 の ISO 27701 認証[英語版PDF]

お問い合わせ
お買い物ガイド
ドローンガイド










