Phantom 4 Pro Plus × DJI Terra でできるドローンの自動飛行とは
こんにちは、セキドの越村です。
今回はロングセラーの定番ドローン DJI Phantom 4 Pro Plus V2.0 とDJI製マッピングアプリの DJI Terra(テラ)を使った自動操縦の方法をご紹介いたします。2021年7月現在、次回入荷が未定の DJI Phantom 4 Pro V2.0 と DJI GS PRO を使った自動飛行を検討中で、入荷をお待ちの方もお使いいただける方法ですのでぜひご覧ください。
Phantom 4 Pro Plus V2.0 の詳細はコチラ
DJI Terra とは
空中写真測量などを行うための自動操縦アプリケーションと言えば、iPad専用アプリの「GS PRO」や、産業機専用アプリ「DJI PILOT」の自動飛行機能がありますが、Windows PCを利用しての自動飛行が可能であることをご存知でしょうか。
「DJI Terra」というソフトウエアの無料機能を使用することによって、自動飛行が可能となります。DJI Terra は、ドローンで撮影した周辺環境のデータを取り込んで、分析、可視化できる簡単操作のマッピングソフトウェアで、本来は建設・インフラ・エネルギーなど産業分野の現場で、様々なデータをデジタル資産へ変換するために開発されました。
自動飛行を始めるにはどうすればいい?
ドローンの自動飛行を行うには、Windows PC と DJI Terra、DJI Terra に対応したドローンの準備が必要です。詳細は以下を参考にしてください。
自動飛行に必要なPCは?
自動飛行のみであれば、Officeが問題なく動作するような Windows PC で問題ありません。
* 自動飛行で収集したデータを、DJI Terra で3Dデータ構築などを行うのに必要なPCのスペックはコチラです。
OS :Windows 7以降(64ビット)
CPU:intel CORE i5 以降
RAM:32GB以上
GPU:NVIDIA 1050Ti以上
DJI Terra のダウンロード
下記のリンクからアプリケーションをダウンロードして、インストールしてください。
DJI Terra ユーザーマニュアル[PDF](DJIサイト)
自動飛行対応ドローン
Phantom 4 シリーズ
Phantom 4 シリーズは最初期のモデルから対応しています。今回紹介しているモニター付き送信機が付属する Pro Plusモデルに関しては、iPad が装着できないためこれまで自動飛行を目的とした方からは敬遠されていました。DJI Terra を使った自動飛行が可能となったことで、高輝度モニターの恩恵を受けつつ自動飛行による写真測量に対応しました。
自動飛行の設定方法は?
DJI Terra の設定については、こちらの「Preparation Before
Using DJI Terra(説明書)」を一読されることをお勧めします。英語ではありますがGoogle翻訳などの自動翻訳でも充分に理解できる内容ですので、ぜひお試しください。
Preparation Before
Using DJI Terra[PDF](DJIサイト)
DJIアカウントでログインすると DJI Terra が Google MAP などの地図を読み込みます。そのデータを元に実際のフライト前にあらかじめアプリ上でフライトプランを設定します。
現場では写真のようにPCと送信機を接続することで、自動飛行が可能となります。
DJI Terra を使った3Dモデル作成方法や、ドローンを使った空中写真測量の方法については、以下の記事も合わせてご覧ください。
DJI Terra を使ったドローン空撮写真での
3Dモデル作成方法をご紹介!
DJI Mavic 2 Pro をドローン写真測量に使う方法とは?
今回ご紹介した DJI Terra を使った自動飛行におすすめのドローンはコチラ
自動飛行でのデータ収集から3Dモデル化などが可能な DJI Terra の詳細はコチラ
ドローンの業務利用について知りたい方は
セキドでは、今回ご紹介した自動飛行や空中写真測量を含む様々な業務で利用されるドローンについて、無料で参加いただけるWEBセミナーや体験会を開催しています。まずはドローンでどんな業務ができるのか?そんな疑問を解消していただくため、ぜひお気軽にご参加ください。
ドローンを使った空中写真測量をご検討中の方や、コストや精度を確認したい方、実際に撮影したサンプルデータが欲しい方は、ぜひ下記のフォームよりお気軽にお問い合わせください。
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