DJI Assistant 2 の使い方!ログの出力やキャリブレーションを実際に使ってみた!【後編】
こんにちは。DJI認定ストア 東京虎ノ門の深澤です。
今回は、前回のセットアップ編に続いて、ストアでもよく使うDJI製品のパソコン用設定ソフト「DJI Assistant 2」について、代表的な機能をピックアップして使用方法をご説明いたします。
インストール方法はコチラの記事をご覧ください!
パソコンを使ってドローンをアップグレード!
DJI Assistant 2 のセットアップ手順をご紹介!【前編】
Assistant 2 ってどうやって使うの?
それでは、さっそく DJI Assistant 2 を起動してみましょう。
この画面が表示されたら、ドローン本体やスマート送信機の電源を入れ、USBケーブルを使ってPCと接続します。
接続の際は、機体購入時に同梱されているメーカー純正のケーブルがおすすめです。
特にスマート送信機については、純正の USB Type-Cケーブル が最も認識しやすいです。ぜひ、DJI の刻印が入った純正のケーブルをお使いください。
USBケーブルで機体と接続
機種ごとの USBケーブル を接続する端子は下記の通りです。
▽ Mavic 2 シリーズ(USB Type-C):機体右側面
▽ スマート送信機(USB Type-C):正面底部
▽Phantom 4 Pro シリーズ(micro USB Type-B):機体左側面
機体の接続確認
機体とPCの接続に成功すると、画面が切り替わり、接続した機種のアイコンが表示されます。
このあとの説明は、Mavic 2 Pro を例に挙げてご説明いたします。
各種アップデートについて
接続した機種を選択すると、ソフトの操作画面が切り替わります。
一般的にはスマートフォンやタブレット経由で行う、ファームウェアや飛行制限データベースのアップデート、実は DJI Assistant 2 でできちゃうんです。
特に スマート送信機 では、アップデートのファイル容量が大きいためか、Wi-Fi経由でのアップデートに失敗する事例が多く報告されていますので、スマート送信機に対応した「DJI Assistant 2 For Mavic」を使うと成功しやすいです。
ファームウェアのアップデート方法については、DJIから機種別のチュートリアル動画が公開されていますのでご覧ください。
Mavic 2 シリーズ ファームウェアアップデート方法
スマート送信機 ファームウェアアップデート方法
フライトログのエクスポート
ドローンが故障した際、DJI JAPAN にフライトログを提出する場合などに使う項目です。
ドローン内部に保存されている「DAT.」ファイル形式でのフライトログを取り出すことができます。
こちらも DJI から詳細な手順を紹介した動画が公開されていますので確認してください。
なお、このファイルは暗号化されているので、ユーザーが中を見ることはできません。
ビジョンセンサーのキャリブレーション
ドローンを使っていると「ビジョンシステムのエラー」が起きることがあります。
メールや電話でもこのお問い合わせをいただくことは多いのですが、実は結構カンタンに復旧できます。
キャリブレーションを選択すると簡単な説明が流れ、「開始」するとこんな水玉模様の画面が表示されます。
下の動画を参考に、引き続きビジョンセンサーのキャリブレーションを行ってください。
DJI MAVIC 2 ビジョンキャリブレーション方法
なお、ビジョンキャリブレーションは一度で完了しないこともあり、機体ステータス一覧画面に再度同じエラーが表示されることがあります。
その場合は、もう一度同じ手順にて行ってみてくださいね。
ここまでマスターしたら、かなりのドローン通を名乗っても良いかもしれませんね。
それでもうまくいかない、、、
そんなときは?!
いかがでしたでしょうか。
もし、「同じようにやってみても、どうしてもうまくいかない、、、」なんてことがありましたら、DJI認定ストア 東京虎ノ門では店頭サービスを有償にて行っております。
他店舗でご購入された機体でも対応していますので、お気軽にご相談ください。