ROBOMASTER S1で作曲っ!?プログラミング学習からホビーまで対応の最強戦車!!
こんにちは、DJI認定ストア虎ノ門の吉田です。
DJIのプログラミング学習可能型戦車RoboMaster S1に新機能が追加されました。
なんと…音楽を奏でるようになったんです…
正確に言えば、プログラミングによって機体のスピーカーから流れる音の音階を自由に設定出来るようになったんですが。
正直この機能を聞かされた時は半分バカにしていたのですが、やってみたら非常に面白かったので、今回はこの機能について紹介していきたいと思います。
音のインプット手順
プログラミングというと難しく感じる方もいらっしゃると思いますが、実は簡単です。
正直、小学生くらいの子でも出来ると思います!
某土管屋的なのも作れます。
アプリとの接続
まずRoboMaster S1アプリをスマホ・タブレットにインストールします。
次に機体の電源を入れ、スマートフォン・タブレットのWi-Fi設定を開きます。
通信可能なWi-Fiの一覧に『RMS1〜〜』というのが表示されますのでそちらを選択、先程のアプリを開きます。
これで機体とモバイル端末を接続出来ます。
モード選択
アプリと接続出来たらスタート画面から『ラボ』を選択します。
3つのプログラミングメニューから1つ選べと言われるのでオーキド博士みたいだな…と思いながら中央の『DIYプログラミング』を押してください。
次の画面ではScratchかPythonの選択、新規プログラミングフォルダの作成画面が出来ます。
デフォルトでプログラミング済みのフォルダも用意されていますので、それらを活用するのもいいと思います。
今回は新規フォルダにて作業を進めていくので画面左側の『青い➕』を選択してください。
プログラミング手順
新規フォルダを作成したら、実際にプログラミング作業を始めていきましょう。
『DIYプログラミング』モードではジグゾーパズルのように様々なピースを組み合わせていきます。
このピース1つ1つに動作が記録されているので、繋げていく事で、移動→回避→攻撃→勝利音などの行動を続けて行うことが出来るという訳です。
色々な動作を組み合わせていっても良いのですが、今回は音楽を奏でる設定だけ紹介していきます、手抜きではないです。
音の入力
プログラミング画面左側にメディアという項目があるのでそちらを開いてください。
めちゃめちゃ分かりづらいんですが、「音符1C⬇️を再生」というブロックがあるので選択してください。
画面が切り替わりますので、「先程の音符1C⬇️を再生」の「1C」部分を押します。
するとですね…なんと…ピアノ弾く画面に切り替わるんです。
何をするかというと、このピアノを一音一音鳴らして音をプログラミングしていくわけです。
正気の沙汰とは思えませんね!根気強く参りましょう!!
実はこれで終了じゃないっ?!
The NeverEnding Storyですね!!
和音化 防止
この状態で演奏を開始すると、全ての音がほぼ同時に鳴り和音になってしまうんですね。
ROBOMASTERに演奏をさせるには、音色と音色の間に0.1秒間待機などのコマンドを入れるなどして、音を1つずつ鳴らす必要があります。
待機の項目は画面左側の『コマンド』にあります。
先程音階を選んでいった時と同様に項目を選択、待機時間を変更します。
それらを1つずつ音符同士の間に挟んでいきます。
遂に完成っ!あなただけの行進曲っ!!
ここまで出来たら完成です。
一度手順を覚えてしまえば、次の曲を作るのは簡単だと思います。
今回ご紹介した音のインプット以外にも、様々なプログラミングが用意されています。
それらの動作を組み合わせていけば、確実にRoboMaster S1の操作技術もレベルアップするはずです。
是非トライしてみて下さい。
レベルアップ!!
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