スマホひとつで簡単設定!FJD芝刈りロボット[初回設定編]
学校の校庭からこんにちは。セキドの渡会です。

前回開封した芝刈りロボット FJD FR4000。早速じゃんじゃか芝を刈っていただきたいところですが、初回セットアップを済ませないことには、彼も仕事をしてくれません。
前回の開封記事はコチラ
FJDの芝刈りロボットを開封してみた
今回の記事では、FJD FR4000 の初回セットアップの流れをご紹介します!以下の5つのステップで、スマホひとつでセットアップができます。
1.操作するスマホとモーアを接続
2.位置決めモードの設定(今回はNtripの衛星通信を選択)
3.充電ステーションのセット
4.作業エリアの設定
5.進入禁止エリアの設定
どれも操作は簡単で、20~30分程で初期設定は完了します。アプリ設定の前に……まずは充電ステーションを組み立てて、一旦モーアには帰還してもらいましょう。

ここを目指してモーアが帰還するように、初期設定をしていきます。
1.操作するスマホとモーアを接続
専用アプリのインストール
FJD芝刈り機には専用のアプリがありますので、まずはお手持ちのスマホにインストールしましょう。

Android
FJD Landscaping[Google Play]
インストールしたら、まずはアカウントを作成・ログインを。あとは案内に従って設定を進めていきましょう。

芝刈り機(モーア)とコントローラー(スマホ)の接続
基本は、アプリの案内通りに設定を進めていけばOKです。
説明に従って操作しながら次へをタップ。モーア本体とスマホはBluetoohで接続します。接続に成功すると対象のシリアルの機体が登場。該当の端末を選択し、接続。これでスマホと芝刈り機は繋がりました。

続いて、芝刈り機をネットワークに繋げます。
Wi-Fi(テザリングでも可)もしくはSIMカードで通信します。MicroSIMカードをご用意ください。SIMのスロットはモーアの左側頭部にあります。

2.位置決めモードの設定
(Ntripの衛星通信を選択)
FR4000は、IchimillやFJD RTKといった、Ntripの位置情報サービスを用いて位置情報・マッピングを行います。

3.充電ステーションのセット
帰還する充電ステーションの場所は、先ほど登録したNtripの位置情報で記憶します。
“ここをキャンプ地とする” というわけですね。

4.作業エリアの設定
作業エリアは画像のようにコントローラーで操作して境界を作ります。

ただ、このFR4000歩みはかなりゆっくり。最大で時速1.8km/hと、ゾウガメの歩みと大体同じスピードです。
大きい公園やゴルフ場だとエリア設定するだけで日が暮れちゃいます。

ここで、とある代理店のお客様から教えていただいた方法をご紹介します。

それが、モーア on the 台車。
作業エリアの作成モード中に、そのままガラガラと台車を押していけばマップ作成も簡単です。モーアが走れる足場であることや、障害物の有無を確認しながら台車を押してみてください。
5.進入禁止エリアの設定
必要に応じて、進入禁止エリアを作成することもできます(手順は作業エリアと同様)。

これで芝刈りの準備はできました。開始ボタンを押すと、作業中の細かな設定が可能です。

・刃の回転スピード
・モーア本体の移動速度
・芝の仕上げ高さ
などを設定できます。また、境界からの距離や作業の重なり幅も設定することで、好みの仕上がりにすることができます。
以上の手順で初回セットアップは完了!すぐにでも芝刈りがスタートできます。

みどりのパークにも春が訪れ、芝も草もどんどん生い茂ってきました。実際にロボット芝刈機の実力を見るのにちょうどいいフィールドですね。次回の記事では実際に使ってみた感触をご紹介します。
それでは、また次回!