ドローン飛ばすならこの場所だ！Webサイト〈Flyers〉で空撮スポットを調べてみた。

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CATEGORY : ドローンのルール・許可申請

UPDATE : 2024/01/15（月）

TAG : DJI Air 3

こんにちは。株式会社セキドの池田です。

1月は年の始まりということもあり、新しいことを始める方が増えるそうです。すでに去年の正月に立てた目標がまったく思い出せない私ですが、今年は「出し惜しみしないスペシャルコンテンツ」をハイペースで書いていこうと考えています。私の文章が読者の方の心に届き、新たな行動を起こすきっかけになりましたら幸いです。

今回紹介するのは〈Flyers（フライヤーズ）〉という、ドローンを飛ばしても良い場所がまとめられている超便利なWebサイトと、その使い方です。DJI認定ストア東京虎ノ門で接客をしていると、「ドローンを買ったはいいけど、飛ばしていい場所が分からなくて不安」というお客様からのご相談が時々あります。そんな疑問を解決できるのがFlyersです。ぜひフライトスポットの検索だけでも試してみてください。

外部サイトに移動します
Flyers

Flyersって何？

Flyersはドローンユーザー向けに日本全国のフライトスポットをまとめているWebサイトです。具体的には、日本全国でドローンのフライトが可能な場所を掲載しているほか、フライト時に欠かせない土地管理者への連絡の代行サービス等を行っています。運営は北海道札幌市の株式会社Flyersが担っています。

土地管理者への連絡代行サービスを利用する場合、基本的には1枚1800円のチケットが必要です。しかし一部エリアは無料となっており、「まずは試してみたい」というユーザーさんにも優しいつくりになっています。ちなみにチケットはまとめ買いすると割引があるみたいですよ。

Flyersの大まかな使い方

それでは使い方を見てみましょう。FlyersのWebサイトにアクセスし、トップページを下にスクロールするとこちらの画面があります。「地図から探す」をクリックしてください。

画面が切り替わり、日本地図が表示されます。左上〈エリア〉のプルダウンから、より詳しく見たい地域を選んでください。今回は〈東北・関東〉を選択してみましょう。

地図上に打たれているピンの説明です。ピンは2種類あり、青色と緑色があります。青色の場所をフライトスポットとして利用したい場合は、先述の1枚1800円のチケットが必要になります。緑色はチケット不要でサービスが利用できます。

今回は緑色のチケット不要で利用できるフライトスポット、神奈川県三浦市の城ヶ島公園を選択してみました。画面の左側にはフライトスポット利用申し込みのための入力欄、右側には地図が表示されます。地図には飛行しても良い範囲、離発着場所、駐車場などのエリアが表示されています。利用当日までにこのページはよく確認しておきましょう。

利用予定日・時間帯を入力して〈手続きサポートを申し込む〉をクリックすると次の画面に進みます。今回は〈ゲストとして利用する〉を選択してみます。

情報入力の画面に進みます。利用目的と機体を選び、〈続ける〉をクリックで次の画面に進みます。使用機体はDJI製とHoly Stone製の数十種類から選ぶことができます。Mavic 3シリーズやAir 3、Miniシリーズはもちろん、Phantomシリーズも選ぶことができました。

次の画面では、連絡先として個人情報の入力が必要です。氏名とふりがな、住所、電話番号、メールアドレス、年齢、性別の入力欄があります。記入後、画面下部〈続ける〉をクリックすると情報確認画面に移ります。入力情報と必要事項の確認し、申し込みを確定するとWebサイトからの申し込みは完了です。

関東エリアの無料フライトスポット

先述の城ヶ島公園のほかにも、チケットなしで利用できるフライトスポットがありましたので2か所紹介いたします。2か所とも人口集中地区ではありません。しかしドローン飛行時に人や物件との距離が30m未満になる可能性がありますので、事前に国土交通省に申請して飛行の許可・承認を得ることを強くおすすめいたします。

富津岬（千葉県）

変わった形の展望台が特徴の富津岬です。南房総国定公園にも指定され、日本の白砂青松100選、関東の富士見百景にも選ばれています。なお、展望台はそれなりの高さがありますので高所恐怖症の方はご注意ください。（笑）

公園内には駐車場やトイレもあり、近くに磯料理が楽しめるレストランもありますので休日のおでかけにいかがでしょうか。

碓氷湖（群馬県）

「めがね橋」で有名な碓氷峠の近くにある人工湖で、特に湖面に映る秋の紅葉は素晴らしい眺望が楽しめます。駐車場と、近くに公衆トイレも完備されています。

近隣には「峠の釜めし」で有名な「おぎのや」や碓氷峠鉄道文化むらがあり、家族連れやカメラ好きの方におすすめです。当日行けばその場でできる！というものではないのですが、ここは日本で唯一本物の電気機関車運転体験ができる施設でもあります。鉄道好きの方にはたまらないですね。

ここから軽井沢方面に抜ける碓氷峠旧道（国道18号線）はおよそ180のカーブがあります。碓氷湖から軽井沢方面に行く場合、よほどのクルマ好きでない限りは「碓氷バイパス」を迂回することをおすすめします。

余談ですが碓氷峠はしげの秀一の人気マンガ「頭文字D」に登場する場所ということもあり、スポーツカー好きの間ではとても人気のある場所です。中でも121番目のカーブが最難関と言われています。ここは広い入り口から始まるものの約180°旋回のコーナーと極端に狭い出口が待ち受けるためです。どなた様も安全運転でお願いします。