ラジコン用Li-Poバッテリーなら SUNPADOW がおすすめ！最適な種類と特徴を紹介します

k.akimoto

CATEGORY : ラジコン（RC）

UPDATE : 2021/08/30（月）

TAG : SUNPADOW

こんにちは！セキドラジコン担当の秋元です。

今回のラジコン関連記事は、セキドが日本総代理店を務めるRCブランドの1つであるバッテリーブランド「SUNPADOW（サンパドウ）」と、同ブランドの人気商品について紹介させて頂きます。

RC用Li-Poバッテリーのトップブランド
SUNPADOWとは？

SUNPADOW は中国・厦門市にある XIAMEN 3-CIRCLES BATTERY.,LTD が製造するRC用バッテリーブランドです。同社は、高出力リチウム電池の研究開発、設計、製造販売、技術サービスを統合したリチウム電池自動製造ラインを進化させ、様々な分野のバッテリー製造に特化した工場を所有し、常に時代の最先端を担うバッテリーを製造しています。

大規模な工場と共に、社内には 1/8サイズまで走行可能なオンロードとオフロードのコースを併設し、新製品の開発テスト環境を含む最高の設備を兼ね備えている施設となっています。

2017年に開催された IFMAR EPオフロード世界選手権では全世界からトップドライバーが集い、盛大なレースが開催されたサーキットでもあります。
当時私も参戦し、大会期間中に行われたバッテリー工場見学ツアーに参加しましたが、非常に清潔感の有る工場で様々な種類のバッテリーが製造されており、とても素晴らしい生産環境であった印象が強く残っています。

世界中で多くのラジコンユーザーに愛用されている SUNPADOW は、数多くのビッグタイトルも獲得しており、1/10EPツーリング、1/10EPオフロード、1/12EPレーシングで世界チャンピオンを獲得し、全日本選手権、ヨーロッパ選手権でもチャンピオンを獲得しているRCカーバッテリーのトップブランドです。

バッテリーの種類は？

一般的にラジコンカー用バッテリーとして、Li-Po（リチウムポリマー）・Li-Fe（リチウムフェライト）・Ni-MH（ニッケル水素）、Ni-Cd（ニッケルカドミウム、ニッカド）の4種類が主に流通しておりますが、SUNPADOW は4種の中で最も高出力でポピュラーと言える Li-Po（リチウムポリマー）バッテリーに特化したブランドです。

ハードケースタイプがメインとなっており、リーズナブルな ERCシリーズ、ミドルユーザー向けの Blueシリーズ、上級者向けの Goldシリーズと Platinシリーズをラインナップしています。
（Blueシリーズは近日取扱い開始予定！）

シリーズは、ERC → Blue → Gold → Platin の順番で価格と性能が上がっていき、上位シリーズではより厳選された材料を使用しており、放電効率の向上や寿命も長くなってくる傾向にあります。エンジョイスタイルの方はリーズナブルな ERCや Blueシリーズ、レースに参戦したりタイムUPを求める方は Goldシリーズや Platinシリーズがオススメです！

SUNPADOW バッテリー一覧

車種ごとの使い分けは？

メインのラインナップは、1/10ツーリングカー用の標準的な厚さである 23mmと薄型の 18.5mm、1/10オフロード・F1・FWD で使われるショートタイプの標準的な厚さ 25mmと薄型の 18.5mmとなっています。

サイズや厚みに様々なラインナップがある SUNPADOW ですので、車種に合わせた使い分けに関して簡単に紹介させていただきます。

1/10ツーリングカー用は？

全長 139mmの一般的なサイズは、主に1/10EPツーリングカーに使用します。ロール感を出しやすい一般的な厚みの 25mmと、低重心でロールを最小限に抑え、より軽快な動きとなる薄型の 18.5mmをラインナップしています。

1/10オフロードやF1、FWD用は？

全長96mmの「ショート」といわれるサイズを使用する事が一般的な1/10オフロードやF1、FWD用は、標準的な厚さの 25mmと薄型の 18.5mmをラインナップしています。25mmの方が重心が高く重量も重いため、マシンのロールを生み出したい時や重量でグリップを稼ぎたい時に有効です。薄型は低重心且つ軽量で、軽快な動きを求めるお客様にオススメですが、サイズが小さい分容量も少なくなっているので走行時間には注意が必要です。

少し重量が足りない時は、バッテリーの下にバッテリーと同サイズの真鍮プレート等を敷くと更なる低重心化となり、重量も得られる様になります。

初・中級者にオススメのバッテリーは！？

初心者～中級者の方に圧倒的な人気を誇っているツーリングカー用バッテリーはコチラ！

・SUNPADOW 7.4V / 5300mAh / 100C ERC リポバッテリー
　税込 5,280円

5300mAhという十分な容量とパワーを兼ね備え、270gというスタンダードな重量でお手頃な価格かつハードケース仕様である事から、多くのユーザーにお使いいただいている人気バッテリーです！

SUNPADOW 7.4V / 5300mAh / 100C
ERC リポバッテリー詳細

オフロードやFWD、F1で人気のショートサイズはコチラ！

・SUNPADOW 7.4V / 4500mAh / 100C ERC リポバッテリー
　税込 4,840円

スタンダードな225ｇ、4mmプラグのショートタイプです！

SUNPADOW 7.4V / 4500mAh / 100C
ERC リポバッテリー詳細

バッテリー管理に大切は3つのポイントとは

バッテリーの性能を最大限に活かすため、保管時に欠かせない3つのポイントを、基本的な2SLi-Poバッテリーを例に紹介いたします。

1. 過放電の防止

Li-Poバッテリーは過放電によるダメージを非常に受けやすく、長時間走行による発熱や電圧の極端な低下によって、膨らみや劣化の原因となってしまう事があります。走行時間の管理やESC側の低電圧カットを有効利用する事をオススメします。

走行させるマシンの種類、路面グリップによる負荷、ESCの設定、モーターのターン数、ギヤ比など無限ともいえる状況が存在するため、具体的な参考値を示す事は難しいですが、電圧だけで見れば 7.3～7.6Ｖ付近で走行を終えることが比較的安全な範囲として推奨いたします。

2. バランス充電

2S以上のバッテリーでは、充電・放電・ストレージ全ての充放電作業時にバランス充電を行ってください。2Sの場合、バランス充電を行い各セルのバッテリーのコンディションを合わせる事で放電効率も高まります。仮にバランス充電をせずに使用し続け、バランスが崩れてくると、「片方のセルは4000mAh充電できても、片方は3800mAhで止まってしまう」といった症状に繋がり、劣化も進んでしまいますので、安全管理上も必ずバランス充電を行ってください。

3. ストレージ充放電

ストレージ充放電とは、保管に適切な電圧に揃えてくれる便利な機能となります。充電器によって機能が異なる場合がありますので十分ご注意ください。2Sの場合、ストレージ完了電圧は 7.6Vで、1セル 3.8Vが推奨されています。

バッテリーを保管する際は、満充電状態でも過放電状態でも必ずストレージを行い適正電圧に揃えてからの保管する事で性能を保ちやすくなります。

その他の注意点は？

温度変化によって劣化が進行する場合があるため、高温多湿を避け、日差しなどによる温度変化が少ない場所にて保管してください。プラグ部分にも注意で必要で、電気を通す物を近くに置かず、ショートする可能性が有る物からは絶対に離して保管してください。
管理方法を誤ると予期せぬトラブルの原因となってしまうので、十分にご注意ください！