測量用ドローン Phantom 4 RTK を使った災害調査方法について実地講義を行いました!
こんにちは、セキドの北村です。
今回は、先日行った写真測量専用ドローン Phantom 4 RTK を使った災害調査方法の実地講義について、概要をご紹介いたします。
災害対策におけるドローン活用
今回の講座は千葉県庁からの要請を受けたもので、災害対策におけるドローン活用の実証実験及び講義を実施してまいりました。
要請の内容としては、台風の影響で倒れた木の状態の確認、及び体積量を算出する方法というテーマとなっておりました。
災害調査のための講義内容
講義の内容としては以下となります。
●飛行デモンストレーション
●講義
・Phantom 4 RTK の特性
・ドローンを使った測量とは
・点群ソフトの使用方法
・デモで撮影したデータの確認
・質疑応答
フライトデモンストレーション
デモンストレーションでは、Phantom 4 RTK のネットワークRTK機能を使用して実施いたしました。
選定の理由は、体積や表面積などを計算するうえで、精度の高い点群を作る必要があり、高い位置精度が取得できることから Phantom 4 RTK を使用しました。
参加者の方々は、初めて見る Phantom 4 RTK ということもあり、設定画面などを真剣に確認されておりました。
座学講義
講義内容としては以下となります。
1. Phantom 4 RTK の特性
2. ドローンを使った測量とは
3. 点群ソフトの使用方法
4. デモで撮影したデータの確認
5. 質疑応答
皆さん終始集中しており、真剣に講義を聞いてくださっておりました。
講義の後半では、デモフライトで撮影した写真から SfMソフト「Pix4Dmapper」で点群化処理を行った結果をお見せしました。
千葉県庁が希望されていた体積の算出方法など、今後の展望にお役立て頂けるのではないかと考えております。
実際のデータをご紹介いたしますので、ご覧ください。
ドローンを使った災害調査をご検討なら?
調査対象に近づけない場合でも、遠隔地から災害の状況が確認できるドローンを使った災害調査。
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