世界最先端のドローンテクノロジーがわかる「AIRWORKS 2019」に参加してきました!
こんにちは、セキドの北村です。
今回は先日開催されたDJIが主催する、ドローンテクノロジー発展のためのカンファレンス「AIRWORKS」に参加してきましたので、その様子をご紹介いたします。
AirWorks とは
2019年9月24~26日にアメリカ ロサンゼルスのウェスティン・ボナベンチャー・ホテルで開催された AirWorks 2019 ですが、まずは AirWorks とはどのようなイベントなのかご紹介いたします。
4年連続で開催される AirWorks は、DJIが年に1度開催するドローンカンファレンスで、DJIが実施するイベントの中では最大規模のイベントです。
毎回数百名の産業用・商用ドローンの専門家、技術者、販売店などが一同に集まり、多くの展示ブースやステージでの講演、ディスカッションを通じて様々なアイデア、課題を共有する、ドローンテクノロジーの発展に欠かせないイベントとなっています。
AirWorks 2019 概要
2019年のAirworksでも講演者、参加者ともに各国のドローンをソリューションを使用している人々が参加し、3日間で70ものセッションが行われ、連日DJIのドローンを活用した最先端の技術や実用例などについて講演が行われました。
講演内容も建造物のモデリング、農業、公共安全など多岐にわたり、参加者全員が関心を持ち、活気ある内容となっておりました。

出展企業を紹介するパネルです。30を超えるドローンに関連する企業・ブランドが出展しています。

講演が行われた会場です。
新製品発表
今回の AirWorks 2019 期間中には、DJIの新商品である以下の製品が発表されました。
DJI P4 MULTISPECTRAL
P4 Multispectral は、作物水準での正確なデータを収集し、 農業ミッションや環境モニタリングなどの用途向けに構築された、マルチスペクトル画像システム搭載の高精度ドローンです。
目視では確認することができない植物の育成状況を把握することで、農業を効率化する精密農業だけでなく、生態系の調査・保全、災害対策など幅広い分野での活用が期待されています。

上部に統合されているスペクトル日照センサーが太陽放射照度を捉えて、データ収集の精度を向上させます。
DJI AGRAS T16
Agras T16は薬剤散布専用の AGRAS シリーズの最新機であり、16LタンクやRTK機能が搭載されております。

機体を貫通する形で搭載される16Lの大容量薬剤タンク
FLIR MUVE C360
Flir Muve C360は、「Co」「Cl2」「O2」「No2」「H2S」「SO2」「LEL」といった、可視できない空気中の成分を検知するガス検知器となっております。
リアルタイムに成分を解析することができるため、消防や防災などの用途で活躍が期待されています。
DJI WINGSLAND Z15 SPOTLIGHT
Wingsland Z15は、高出力スポットライトを備えた明るい3軸安定化ジンバルスポットライトです。
最大150 mの照射範囲があり、DJI SkyPortに対応するため DJI Matrice 200シリーズV1 および V2 に簡単に搭載することが可能です。
夜間、または暗闇で消防、緊急対応、法執行機関のユーザーに最適のものとなっております。
各製品の日本での発売時期は?
AirWorks 2019 で発表された新製品のうち、P4 Multispectral はすでに発売中となっており、Wingsland Z15 は近日中に発売予定となります。
各製品の詳細スペックや導入についてのご相談は、お気軽に下記の専用フォームまたはお電話にてお問い合わせください。
セキド虎ノ門本店 産業用ドローン相談窓口
03-5843-7836(月~金 10:00~17:30)
AGRAS T16 と FLIR Muve C360 については、発売に関する詳しい情報が入っておりません。
詳細な情報が入り次第、セキドオンラインストアやSNS等で発信していきますので、ご登録お願いいたします。
また、AirWorks 2019 の講演内容についても、後日コンテンツページを公開していきますので、お楽しみにしてください。