こんにちは。セキドの池田です。
セキドでは今、社内で”マイ・DJI Neo”を購入することが大流行しています。私自身も流行に乗り遅れまいと、さっそく発売日に購入しました!サイズ感、そして何よりもフライト中の機体の下に手を差し出すと手乗り文鳥のように降りてくるところが可愛くて仕方ありません。
今回は DJI Neo の機体登録関係について解説いたします。具体的にはDIPS 2.0のフォーム入力、手数料支払い、登録記号の確認、機体へのリモートID書き込み、登録記号表示シールの作成まで5個のフローを具体的に紹介します。「これから機体登録をする」とか、「登録の手順が分からなくて困っていた」という方はぜひお読みください。
DJI Neo の機体レビューについても、下記にて公開しています。必要に応じてお読みください。
DJI Neo 最速実機レビュー!
AIで撮る空飛ぶVlogカメラを飛ばしてみた
また、これまでDIPS 2.0で機体登録や飛行申請を行ったことがないという方はアカウントの新規開設が必要です。以下Webページから、まずはアカウントの作成をお願いします。
1.DIPS 2.0のフォーム入力
まずは最も質問頻度が高い「DIPS 2.0でのフォーム入力」です。”STEP 03 機体情報入力”という項目があるのですが、このページで入力する項目について説明します。
「メーカーの機体・改造した機体」を選び、製造者名は「DJI」、型式名は「DJI Neo」をプルダウンから選択します。製造番号は機体本体などに記載されている「1581F」から始まる英数字の文字列ですが、確認方法の詳細については後述します。またリモートIDについては「あり(内蔵型)」を選んでください。ここを選ぶとリモートIDの機器製造者名や型式はグレーアウトし、入力できなくなりますが、これは仕様ですので心配ありません。
製造番号の確認方法についてはいくつかありますが、具体的な方法を以下の記事で紹介しています。あわせてお読みくださいませ。
Webでの登録手続きをSTEP 06まで完了すると、”【ドローン登録システム】申請受付完了のお知らせ(新規登録) [DIPS-REG] Notification of the completion of application reception (registration)”というタイトルのEメールが送られてきます。もし手続きを完了して数時間経ってもメールが届かない、という場合は迷惑メールフォルダに振り分けられていることもありますので一度ご確認ください。
2.手数料支払い
DIPS 2.0で機体登録の申請が正常に完了すると、数日以内に”【ドローン登録システム】手数料の納付のお知らせ [DIPS-REG] Notification of fee payment”というメールが届きます。このメールには手数料の納付番号や、支払い方法選択のためのURLが記載されています。画面の指示に従って手数料を納付してください。
なお手数料の納付について、口座振り込みには対応していないのでご注意ください。オンライン申請の場合はクレジットカード払い、ATM 払い、インターネットバンキング払いを、書面申請の場合はPay-easy対応のATM等で支払いを行ってください。
3.登録記号の確認
手数料の納付が確認され、登録が完了すると、”【ドローン登録システム】新規登録完了のお知らせ [DIPS-REG] Notification of the completion of a new registration application.”というメールが届きます。ここで注意点ですが、このメールには機体に表示すべき登録記号は記載されていません。DIPS 2.0 にログインして「JU」から始まる登録記号を確認する必要があります。
実際の確認方法ですが、DIPS 2.0にログインした状態で「無人航空機の登録手続き」の「無人航空機の登録申請へ」を選択し、「無人航空機登録申請メインメニュー」から「申請状況確認/取下げ/支払い」から照会することができます。このページでは所有者と機体の情報および機体登録の申請状況などを確認することができます。
4.機体へのリモートID書き込み
登録記号が発行されたら、DJI Neo にインポートを行います。スマートフォンもしくは送信機を DJI Neo と接続し、DJI FLYアプリを起動してドローンのカメラ映像が映る状態にしてください。
カメラビュー画面右上の「・・・」から「安全」を選びます。最も下の項目まで画面をスワイプすると、「無人航空機システム リモートID」という項目があります。青色の「インポート」を選ぶとDIPS 2.0でログインするように求められますので、画面の指示に従ってログインを行ってください。インポート作業が完了すると、緑色で「インポート済み」と表示されます。ここまでできればリモートIDの書き込み作業は完了です。
送信機を使わず、スマートフォンのみを使って作業を行う場合もDJI FLYアプリを使用します。「設定」タブの「その他の設定」から「無人航空機システム リモートID」を選択し、画面の指示に従って書き込み作業を行ってください。
5.登録記号表示シールの作成
最後に、登録記号を確認できるように機体に表示します。DJI Neo などの25㎏未満の機体は、表示する文字列の高さが3㎜以上である必要があります。また表示場所は機体の胴体など、墜落などによる衝撃を受けた時にも外れにくいパーツを選ぶ必要があります。プロペラガードやバッテリーに表示するのはNGですので、お気を付けください。今回はラベルライター「テプラ」で作ったステッカーを機体側面に貼り付けて表示しました。
※写真は著者個人の機体のため、画像加工をしてJU以降の文字列を分からなくしています。
「家にラベルライターなんてないよ!」というそこのあなた、ご安心ください。コンビニで簡単に印刷できます。手順はこちらをご覧くださいませ。
「ドローン登録記号ステッカー」を自作してみた。テプラがなくても200円でステッカーを作る方法、教えます。
DJI Neoのアクセサリ購入もご相談ください
いかがでしたでしょうか。手続きは無事に完了できましたか?
弊社セキドでは DJI Neo の機体本体はもちろん、バッテリーや予備プロペラなどのアクセサリ類も幅広く取り扱っております。東京都西新橋にありますDJI認定ストア 東京虎ノ門でも、セキドオンラインストアと同じ商品のご購入相談が可能ですのでぜひご来店くださいませ。
みなさまのご来店、お待ちしております!