DJI ドローン|PGYTECH SUBLUE HOBBYWING 総代理店 セキドオンラインストア

こんにちは。セキドの池田です。

今回は2024年9月5日(木)22時に発表されたばかりの新作ドローン、 DJI Neo の速報レビューコンテンツです。みなさん、覚悟はいいですか?新時代の幕開けです。完全に新しいジャンルのスペシャルなドローンがお目見えですよ!

「DJIの新製品情報をいち早く得たい!」「DJI Neo について今すぐ知りたい!」「とりあえず写真だけでも見たい!」という方はぜひお読みください。

「売り切れる前に買う!レビューは後から読めばいい!」という方は、今すぐこちらからご購入ください。初めてのドローンでも安心の初心者向け飛行ガイド付です。初回入荷分は数量限定ですのでお早めにどうぞ。

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DJI Neo のスペック

それでは毎度お決まりですが、まずは数字の面から攻めてみましょう。DJI Neo は9月5日に発表・発売された、手のひらサイズのVlogドローンです。メーカーの担当者さんに直接お話を伺ったところ、今作は「壮大な空撮をとらえるためというよりは、低空からの“ハイアングル自撮り” に特化した、まったく新しいジャンルのドローン」として誕生したとのこと。

価格と基本性能は?

販売価格は DJI Neo 単品 が税込33,000円、 Fly More Combo が税込57,200円です。最大飛行時間はバッテリー1本あたり18分で、SDカードはスロットそのものがないため使えませんが、22GBの内部ストレージを有しています。4K/30fpsなら40分ほど記録できる容量です。またフルカバープロペラガード込みでもわずか135gという機体重量に反し、耐風性能は8m/秒とズバ抜けた数値を叩き出しています。秒速8mの風というと、砂埃が立ち、小枝が揺れるくらいの強さです。普段使いするドローンとしては十分な数値と言えるでしょう。

気になる重量と申請関係は?

ちなみに、実測値は機体が134.4g、バッテリーが45.2gでした。「Mavic Mini のときみたいに日本仕様の軽いバッテリーが出て、どうにか99g以下にならないかな~」なんて考えてましたが、それには10g未満のリポバッテリーを開発する必要があるってことです。うーん、天下のDJIとは言え、すぐには厳しいでしょうね。でも大丈夫。とりあえず、オズポケ3と Neo を両方持てば解決しますから。パンがなければケーキとプリンを食べればいいじゃない。


100gを超過したドローンなので、屋外で飛行させる場合は国土交通省への機体登録を、特定飛行を行いたい場合は加えて飛行申請を行って許可・承認を得る必要があります。Neo はリモートID搭載済みの機体で、どちらもさほど難しくはない手続きですが、初心者さんにはハードルが高く感じられるかもしれませんので、この辺りは後日スペシャルコンテンツで解説します。ご期待ください。

サイズを考えれば衝撃のカメラ性能

お次はカメラスペックにいきましょう。Mavic Air 2 と同じサイズの1/2インチCMOSセンサーを搭載したカメラは絞りf2.8固定、FOV117°、静止画では1200万画素でのJPEG撮影が可能です。Tello は500万画素でガラケーのカメラみたいな写りでしたけど、Neo は一般的なスマホと同じくらいの画素数なので、スマートフォンやタブレットで見る分には十分な画質ですね!動画は、解像度1080pで30/50/60fpsに、4Kでは30fpsに対応しています。カラープロファイルはノーマルのみです。

今作は、残念ながらRAW写真やD-log動画といった、超・こだわりたい方向けの撮影設定は仕様上選べません。ですがDJI独自の電子手ブレ補正機能である“RockSteady“と“HorizonBalancing“を搭載しており、誰でもプロのような滑らかな映像が撮れる!という点は健在です。実際に撮影してみた動画を記事中盤で公開していますので、ぜひあわせてご覧くださいませ。

とことん楽しむならフライモアコンボ 一択!

Fly More Comboの同梱品で、目立ったものを並べてみました。ドローン本体、フライトバッテリー3本、送信機、プロペラガード(本体へ取付け済み)、充電ハブです。写真にはありませんが、USB Type-Cケーブル、予備プロペラ、プロペラ交換用ドライバー、簡易マニュアルも入っています。なお注意点としては“電源アダプタ“と“収納用バッグ“は同梱されていませんので、必要に応じて別途購入する必要があります。USB Type-C端子のスマホを使う場合は、送信機にあらかじめ取り付けられているケーブルを使ってください。Lightning端子用のケーブルは同梱されていますので、箱の中を確認してみてくださいね。

こちらは充電ハブです。バッテリー残量がLEDで表示されるので、ひと目で確認できるのが便利ですね。3本までのバッテリー収納ケースとしても使うことができ、ハブ側面のType-C端子から入出力が可能です。フライトで使い終わったバッテリーをさしておけば、モバイルバッテリーのようにも使えるということです。細かい部分ですが、ユーザー目線での「便利!」が揃っていますね。

 

さっそく DJI Neo を飛ばしてみた

今回も発売前から特別に、メーカーさんから実機を提供してもらいました!さっそく、触り倒していきます。これはワクワクしますね!

なお、後日広い場所で飛ばした様子を別記事にて公開予定です。楽しみにしていてください!

電源を入れる

まずは電源を入れてみましょう。機体後方のあるDJIロゴ近くのボタンを2回押し(2回目は長押)しすると、DJI Neo が目覚めます。起動音は聞きなれた、いつものアレですね!

離陸・フライトのようす

さっそくフライトさせてみましょう。今回は Neo とスマートフォンをWi-fiモードで接続して、制御しています。エアコンの風を受けても、安定したホバリングを見せてくれますね!

ちなみに、RC-N3送信機を使った場合のカメラビュー画面はこのように表示されます。残りバッテリーの残量(右上)や、現在の飛行高度およびホームポイントからの距離(左下)、カメラ情報(右下)も確認が可能です。

コンパクトで簡単を求めてたどり着いた Neo だけの特徴

おそらく業者さんから質問が来るであろう項目について、先回りしてお答えしましょう。「狭い場所って入れるの?」についてテーブルの下をくぐって飛んでみました。天板に吸い寄せられることもなく、プロペラガードもしっかりついていたので安心してテストできました。なお動画18秒あたりから確認できますが、ジンバル可動域については、水平を0°としたときに+60°~ー90°まで1°単位でチルト(縦に動かすこと)が可能です。これなら狭所点検とかにも使えそうですね。

”フォローモード”を試してみました。こちらの動画では、コントローラーはスマートフォンを使っています。動画の前半はフライトのようすを、後半は実際にDJI Neoのカメラで撮影した映像を載せています。Neoがついてくる様子、とても可愛らしいのでぜひご覧ください。

ほかにも5種類のクイックショット(ドローニー、サークル、ロケット、ブーメラン、ヘリックス)も搭載されています。なお現時点の検証では、フォローモードの際にドローンがバックしながら飛ぶということはできないようです。Neo は水平方向の障害物センサーがないので、安全のためではないかと思われます。この辺りを細かくテストした映像は後日公開予定ですので、楽しみにお待ちください。

ペットみたいでカワイイ”手のひら着陸”をテスト

着陸の様子です。スマホやRC-N3送信機を使って、いつも通り床に着陸させることも可能ですが、今回は新機能”手のひら着陸”を試してみましょう。機体の下に手を差し出すと、すぐ検知して手に降りてきます。まるで手乗り文鳥のような可愛らしさ。文鳥ですよ、文鳥。もうみんな DJI Neo にメロメロになっちゃいますね。機体重量的には文鳥というより、小柄なシロハラインコくらいの重さですが、ごく一部の方にしか伝わらなさそうなネタなのでこのくらいにしておきます。

 

DJI Neo の長所と短所

実際に使ってみて感じた Neo の特徴について、長所・短所という面からまとめてみました。

DJI Neo の長所

1. お手軽な価格設定

2. コンパクトなのに安心・安全な機体設計

3. 多機能で幅広いユーザーにオススメできる

[1]まずユーザーさんを引き付けたポイントは、何と言ってもお財布にやさしいお手軽価格ではないでしょうか。これまでよりさらに幅広い人々が、それもドローン未経験の層までもが DJI Neo を手に取ることが予想されます。税込33,000円でこれだけ高機能な”空飛ぶカメラ”が買える時代が、ついに来たんですね。

[2]手のひらサイズでありながら、Mavic 3 シリーズなどと同様にRTH(リターン・トゥ・ホーム。GNSSを受信し、離陸地点に自動帰還させる)機能や、フェイルセーフ(送信機ー機体間の電波ロスト時に発動する墜落防止用のコマンド。事前に設定しておくと、有事の際に自動で発動する)機能が備えられています。ありていに言わせていただくと、これには驚きました。プロペラをしっかり覆っているプロペラガードも、オプションではなくはじめから備え付けられています。これなら室内ではもちろん、屋外でも安心してフライトできますね!

[3]DJI Neo は初心者だけに向けて設計されたわけではありません。確かに先述[2]の通り安全のための機能や、セルフィー撮影向け自動飛行機能はビギナー向けに感じられるかもしれませんが、実は DJI Goggles 3・FPV送信機 3 とリンクさせてFPV飛行といった楽しみ方も可能です。「もうMiniシリーズやMavicシリーズを持ってて、空撮はやったことある」という経験者の方も、この機会にFPVデビューしてみてはいかがでしょう?

DJI Neo の短所

1. フライト可能時間が18分と短め

2. 撮影にこだわる方には物足りないかも

3. SDカードは非対応

[1]DJI Neo は、バッテリー1本あたり18分のフライトが可能です。これはフライト時間40分越えのドローンがもはや当たり前になった近年では、かなり短く感じられるかもしれません。ですが、Neoは室内で遊んだり、”ハイアングル自撮り”をするためのドローンですので、目視ギリギリまで飛んで行って壮大な空撮をするためのMavic 3シリーズとは根本的な設計がそもそも違います。ですので、用途に合ったドローンを使ったり、予備バッテリーを買い足したりして、そこは対応していきましょう。

[2]スペック欄にも記載の通り、静止画ではJPEGのみ、動画でもD-log対応はなくノーマルカラーのみという、すこし限定的にも感じられるカメラですよね。センサーサイズも1/2インチCMOS、1200万画素。4K対応とはいえども…というご意見もあるかもしれません。でもみなさんお待ちください。スペック厨になっていませんか?たった135gしかないのに、あの Mavic Air 2(570g)と同サイズのセンサーを積んでいるんですよ。それって、決してショボいカメラということはないはずです。スマホでSNS投稿をするのに使うためのカメラが、Neo なんです。高画質を求めるなら Inspire 3 と Ronin 4D を買いましょう。用途に合った機材を選ぶのも、プロに必要なスキルですよ。

[3]Neo は22GBの内部ストレージを備えており、SDカードを入れるためのスロットはそもそもありません。22GBというと、4K30fpsなら40分程度の撮影が可能です。12MPのJPEG写真なら数千枚は撮れますね。でも、それで十分じゃないですか?繰り返しになりますが、Neo は「スマホでSNS投稿をするのに使うためのカメラ」として生まれました。なので「今日はRAWやD-logでもしっかり撮影したい!」という日は、Mavic 3 Pro や Mini 4 Pro をオトモに連れて行ってください。目的に合わせて、ドローンも複数台揃える時代がついに来たというわけです。

 

DJI Neo を買うべき人って?

実際に使ってみて「こういう人は買ったら満足できそうだな」と思った人物像は以下の通りです。

・人とは違うVlogを撮りたい人

・室内撮影用のドローンが欲しい人

・SparkやMavic Mini、Mini 2などからの買い替えを検討している人

・組み立て済み機体でFPVデビューしたい人

逆に「映画に入れるためのカットをガッツリ空撮したい」とか「どうせなら高性能な機体が欲しい」という方は、体験会で触ってからNeo購入について判断したほうがよいと思います。本当は両方揃えるのが良いと思いますが、一度に複数台のドローンを買う人は限られると思います。「いま自分がやりたい撮影はどんなものなのか」をよく考えて、判断してくださいね。ご購入はもちろん、セキドにてお願いします。(笑)

 

DJI Neo を誰よりも早く体験しよう!

いかがでしたでしょうか。2000文字くらいでコンパクトにまとめるつもりが、つい熱が入って、およそ5000文字の大ボリューム記事になってしまいました。でも製品の魅力はお伝えできたのではないかと思います。なお、安全に飛ばすための具体的な法律まわりの手続きなどについては、また後日発信して参ります。

運営のDJI認定ストア 東京虎ノ門 では、DJI Neo 最速タッチ&トライ体験会を9月6日(金)10:30より行います!どなた様も無料でご参加いただけますので、ぜひお越しください。もちろん販売用の在庫も準備しております。

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イベント開催日以外も体験フライトや機体販売を行っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。みなさまからのお問い合わせ、お待ちしております!

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