DJI ドローン|PGYTECH SUBLUE HOBBYWING 総代理店 セキドオンラインストア

こんにちは。セキド産業用ドローン担当の奥です。
日々新製品が発表され、更新の早いドローン業界ではありますが、今回は、2023年最新版のインフラ点検・防災モデルとして発表されているDJI産業用ドローンの「ズームカメラ性能」について、検証用の動画を交えた徹底比較でご紹介いたします。

DJI産業用ドローン_サイズ比較_s

 

ズーム機能を比較するドローンは?

まずは今回のズーム機能の比較に使用した、産業用ドローン3機種を導入コストが低い順にご紹介します。

1. DJI Mavic 3 Thermal(Mavic 3T)

軽量コンパクトなカメラドローン Mavic 3 をベースにした Mavic 3 Enterpriseシリーズの1台で、2つの可視光カメラとサーマルカメラを搭載し、消防活動、捜索救助活動、点検、夜間業務などで活躍するモデルです。今回は35mm判換算で162mm、7倍の望遠カメラで検証しました。

DJI Mavic 3 ThermalDJI Mavic 3 Thermal

 

2. DJI Matrice 30T

バックパックに収まるサイズの業務用ドローンで、次に紹介する Matrice 300 RTK よりも約25%小型化され取り回しが良くなった一方で、小型産業機 Mavic 3 Enterpriseシリーズには無い防塵防滴性能を備えた、悪天候での災害対応、捜索・救助、夜間の調査業務などに適したモデルです。搭載する2つの可視光カメラとサーマルカメラ、レーザー距離計から、最大16倍の光学ズーム対応のズームカメラで検証しました。

DJI Matrice 30TDJI Matrice 30T

 

3. DJI Matrice 350 RTK(M350 RTK)+Zenmuse H20T(H20T)

M350 RTK は、現代の航空システムから着想を得て設計されたDJIの業務用フラッグシップドローンで、最大飛行時間55分、最先端のAI性能、6方向検知&測位技術といった多くの機能搭載し、高いパフォーマンス性と抜群の信頼性に知性が加わった、全く新しい業界標準を確立するモデルです。M350 RTK に搭載可能な H20T は、2つの可視光カメラとレーザー距離計、サーマルカメラを備えており、今回は23倍光学ズーム対応のズームカメラで検証しました。

DJI Matrice 350 RTKDJI Matrice 350 RTK

DJI Zenmuse H20TDJI Zenmuse H20T

 

各機種のズームカメラのスペック比較表

3モデルのズームカメラのスペックはこちらです。導入コストに応じてスペックが上がる傾向ですが、後発で画素数の高い M30T がハイブリッドズームで200倍に対応しているが注目のポイントです。

 

ズーム機能の検証

今回の検証は、ドローン国家資格やSUSCなどの民間講習、様々なドローンの体験会・実演会を行う、セキド DJI 横浜ドローントレーニングセンターで実施しました。メイングラウンドの照明設備を撮影対象として、距離20m、高度22m(±20cm)から撮影、ズーム性能の検証を行いました。

Mavic 3T のズーム性能

Mavic 3T のズーム性能は光学7倍・最大倍率56倍と、倍率だけを見るとほかの2機種と比べてやや劣ります。それでも56倍ズームにした時に多少の劣化はあるものの、電球のフィラメントの状態が確認できています。また、今回の趣旨とはズレますが、機体の小ささゆえ対象物に「寄っていく」ことが容易なドローンでもあります。

Matrice 30T のズーム性能

光学16倍、最大倍率200倍ということもあり、Mavic 3T よりも鮮明に映っていることが見受けられます。

M350 RTK+H20T のズーム性能

最後にH20Tです。光学20倍、最大倍率200倍もさることながら、M30Tよりもセンサーサイズが大きくなっており、より鮮明な映像が得られていることが動画より確認することができます。

 

ズーム機能で選ぶ産業用ドローンのポイントは?

インフラ点検を行うためのズーム機能を比較してきましたがいかがでしたでしょうか。どちらのモデルも高いズーム性能を有していますが、業務への導入に必要な産業用ドローンの選び方として、最後に以下の基準で用途に応じた最適なをご提案いたします。

1. 純粋なズーム性能だけ比較して選ぶ
Matrice 350 RTK+Zenmuse H20T > Matrice 30T > Mavic 3T

2. 導入コストで選ぶ
Mavic 3T > Matrice 30T > Matrice 350 RTK+Zenmuse H20T

3. 業務内容で選ぶ
点検・捜索・調査の業務のみをお考えであれば Matrice 30T がベストバランスです。
測量などドローンを使ったほかの業務もお考えであれば、用途に合わせてカメラ/センサーが付け替えできる Matrice 350 RTK がオススメです。

いずれのモデルもすでに多くの現場に導入され、日々お客様の業務の効率化を実現していますが、やはり導入には業務の規模感にあった機種選定が重要となってきます。セキドでは、今回ご紹介した構造物点検や調査、捜索を含む様々な業務で利用されるドローンについてご紹介する、無料のWEBセミナーや体験会を開催しています。まずは「ドローンでどんな業務ができるのか?」そんな疑問を解消していただくため、ぜひお気軽にご参加ください。

無料セミナー無料WEBセミナー・体験会 一覧

また、ドローンの業務利用について個別相談も承っております。用途やご要望を伺って、お客様の業務にマッチした最適な機材や補助金を使った導入プランなどを提案させていただきますので、ぜひお気軽にご相談ください。

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セキド虎ノ門本店 産業用ドローン相談窓口
03-5843-7836(月~金 10:00~17:30)

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