【2021年12月最新版】100g以上のドローンが登録義務化!登録制度についてまとめました
こんにちは。DJIインストラクターの深澤です。
今回は、巷で噂になっているドローン(無人航空機)登録制度についての概要をまとめてみました。
3行で分かるドローン登録の結論
忙しい人のために3行でまとめてみました!
・ドローンの登録が2021年12月20日から開始される
・対象となるドローンは100g以上の機体
・登録は有料である
以上です。
ついに事前登録の受付が開始されたドローン(無人航空機)の登録制度ですが、事前に出ている情報が少なく、どんな内容か良くわかりませんでした。12月20日の制度開始を受けて詳細が明らかになりましたので、そちらをご紹介いたします。
今回の無人航空機登録では100g以上のドローンが対象となることから、Mavic Mini や DJI Mini 2 オーナー様も登録が必要になりますね。
ドローンの登録が義務化されるって本当?
本当です。
まずはコチラの動画をご覧ください。
なぜ登録が必要なの?
今回ドローンの登録が必要になったのは、無人航空機による事故や、安全性の審査を経ずに無許可飛行をさせた事案などが多くなってしまったためです。今後より一層発展が期待されるドローンについて、事故の原因究明などを行うため、誰が使っているドローンなのかを確実に把握することになりました。
制度化の背景についても動画で紹介されています。
無人航空機の登録が義務化される2022年6月20日以降は未登録の機体をフライトさせることはできなくなり、未登録の機体をフライトさせると「1年以下の懲役又は50万円以下の罰金」が科されることになります。さらに2022年6月20日以降はリモートIDの搭載が必要となるため、リモートIDの対応が未確定なこれまでのDJI製ドローンをお持ちで来年6月20日以降もフライトさせる場合は、事前登録が必須ということです。ここは押さえておきたいポイントですね。
リモートIDへの対応が確認できないドローンをお持ちの方は、2022年6月19日までに事前登録を済ませることで少なくとも3年間の有効期間内はフライトが可能となりますので、まずは一安心です。
登録制度の対象は?
重量100g以上のドローンが対象となります。これまでは重量200g以上のドローンが航空法でいうところの「無人航空機」に該当するとされていましたが、今回は重量規制の下限が厳しくなり199gの DJI Mini 2 などをお使いの方も登録をする必要があります。
登録に料金はかかるの?
はい。登録費用が発生します。
1機目については、紙の書類で申請する場合は2,400円、免許証やパスポートによるオンライン申請の場合は1,450円、個人番号カード(マイナンバーカード)かgBizID(法人・個人事業主向け共通認証システム)による申請は900円が掛かります。
それぞれ同時に申請した際の2機目以降は、2,000円/機、1,050円/機、890円/機となります。
個人番号カードかgBizIDによる申請が最も安く登録でき、その他オンライン申請、紙媒体での申請の順に費用が高くなりますね。また、複数の機体をお持ちで個人番号カード/gBizID以外の申請を予定されている方は、一度にまとめることで、費用を抑えることができるのでオススメです。
登録の有効期間は3年間で、更新時には登録時と同じ費用が掛かります。
ドローン登録の申請方法は?
無人航空機の登録義務化については、国交省の「無人航空機登録ポータルサイト」にとてもわかり易く記載されていいます。オンライン申請のリンク先や書類申請に必要な書類のダウンロード先もありますので、流れに沿って申請を進めることができますのでご覧ください。
製造番号(シリアルナンバー)の確認方法はこちらのQ&Aも合わせてご確認ください。DJI製品のシリアルナンバー(製造番号)の確認方法は?
ドローンの購入相談は?
「登録制度」と聞くと面倒な印象かもしれませんが、これにより法整備がよりしっかり進んできて、ドローンがさらに市民権を得てくれたらいいなぁと思います。機体についてはセキドオンラインストアのほか、DJI認定ストア 東京虎ノ門/福岡博多でも取り扱っておりますので、お気軽にご相談ください。みなさまのご来店、お待ちしております!
DJIドローンのリモートID対応が気になっていた方も、まずは事前登録を済ませることで3年間はフライトが可能ということですので、くれぐれも登録をお忘れなく!
登録についての新しい情報や気になるリモートIDの搭載など、引き続きセキドの公式SNSやスペシャルコンテンツにてご紹介いたしますので、お楽しみに!